そもそも遠近分離以前に、朝8時台に大阪駅に発着する新快速・快速は
12両編成約26本をフル動員して、3扉転換クロスの限界乗車率100%を超えていて
ラッシュピーク時に輸送力の小さな有料座席車は入れられないのが通勤路線の常識。

東の中電のように定員90名のグリーン車を全列車に2両ねじ込むために
普通車を混雑率200%もOKな4扉ロングにするというのは新快速の商品性に逆行するし、
今後の人口減を考えれば巨額投資をして13両や14両に増結するなんてあり得ない。

どのみち朝の再混雑時間帯に入れられないのなら、
敦賀開業を機に在来線特急の編成や本数を今より多くめの座席供給となるよう再編し、
チケレス+ICOCA+クレジット払いで特急を遠近とも利用しやすい体系にするのが
西にはマッチするのではないか。