北陸特急は新幹線敦賀開業でW7系の編成定員924名に近付けるため
サンダーバード12両(728名)の毎時2往復体制+αに増強され、
大幅に座席供給が増えるだろう。

また2023年には梅北新駅開業で、はるかが梅田から利用できるようになる。
はるかを全列車草津まで延長すれば、サンダーバードとはるかで
大阪/梅北─近江今津・草津間は毎時1〜2往復の特急ネットワークが完成する。
琵琶湖線・湖西線方面の着席需要はせいぜい毎時片道2〜3両あれば満たせるだろうから
既存特急への増結で消化し、e5489チケットレスでの販売推進を図る。

問題は神戸線方面だ。はくと・はまかぜは運転本数が少なく、
長距離列車なので京阪神間のために増結するのは不経済。
北陸特急の神戸延伸はスーパー雷鳥の時代に実験して失敗している。