「傘」の忘れ物 近鉄が保管を2週間に
5月31日(木) 19時25分

 雨の季節が近づいてきましたが、傘を電車の車内や駅に忘れたことはありませんか。近鉄はあすから持ち主が特定できない傘を保管する期間を、3カ月から2週間に短くします。

伊藤リポーター
「近鉄奈良駅の事務室に入ってきました 傘がありますね これから梅雨に入りますと傘の忘れ物、さらに増えるんでしょうね」

 近鉄に聞いたところ、駅や車内での忘れ物は昨年度でおよそ38万件あるんです。
そのうち傘は8万件あまりですが、持ち主が現れるのは2割程度にとどまっています。
傘の忘れ物は、駅から最寄りの警察署に移されて3カ月間保管されますが、増えるばかり。
そこで、法律に基づいて持ち主が特定できない傘については2週間駅で保管したあと処分することにしたもので、近鉄は忘れ物への注意を呼びかけています。

「忘れ物をされるとお客様自身がお困りになるので、ご利用の際は降りる時に一度、お荷物を確認いただいて忘れ物のないように気をつけてご利用ください」http://youtu.be/P1NMM9_cMbQ
http://www.naratv.co.jp/news/20180531/20180531-01.html