実際にVVVFをSiC-MOSFETやハイブリットIGBT、モーターをPMSMに交換しているところって、大体はもともとVVVF車の割合が高いところ。
なんでそうなったかといえば「鉄道運行に伴う2030年の消費電力量を10年比で2割削減へ」と国土交通省が言い出したからだ。
これはつまり、いくら省エネ対策をしていたとしても消費電力量を10年比で2割削減しなきゃいけないので、
もとから省エネ化を進めているところは不利になってしまうのだ。

その分京成は抵抗制御車が存在するのでIGBT-VVVF車でも十分に達成できる可能性はある。
だから無理にSiC-MOSFET-VVVFを導入する可能性は低い。
あと、同じような理由でGTO-VVVF車をIGBT-VVVFやSiC-MOSFET-VVVFに更新するのはもっと先(10年後?)だろうね。