香港取引所株の21日の終値は前日比9.8%高の380HKドルとなり、2000年に上場して以来の高値を更新した。
12億6,783万株余りの発行済み株式で算出した時価総額は4,817億HKドルとなり、米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の約4,630億HKドルを抜いて、世界トップとなった。
香港取引所が首位を奪還するのは15年8月以来、ほぼ5年ぶりだ。

21日には、香港の代表的な株価指数を算出する恒生指数公司(ハンセン・インデクシズ)が、ハイテク関連銘柄の新株価指数を27日から算出・公表すると発表したことも追い風になり、香港取引所の株価は一時388HKドルまで跳ね上がった。

同紙によると、香港取引所の時価総額は15年4〜8月の約5カ月間にもCMEを上回っていたことがある。米金融大手シティグループは、香港取引所の首位奪還について「複数の好材料がそろっており、一定期間は首位を維持しそうだ」との見方を示した。

ソースはアジア経済ニュース
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