素材のコストに関しては情勢変動があるため一概に言えないが、素材としてはAlの方が高くなりがち。
しかし鉄道車両の車体を構成するという意味では、製品段階で原材価格の差を吸収できる程度のもの。

リサイクル性のコストも、Alは分があると思われがちだが電解精錬があるため、SUSと比較すれば高い。
しかも鉄道車両の車体で使える品質へ再編するのはまだ現状困難で、車体からの素材リサイクルは別用途向けとなる。
SUSは鋼であり、鉄の普通鋼と同じ処理が可能なため、リサイクルしやすい。