近鉄や阪急のように保有車両が1000両を大きく超え、JRなどと共通化したり、
無理に標準設計を採用しなくてもそれなりの規模のメリットを見いだせていて、

しかもどっちも子会社がかつてアルミ車の製造やアルミの建材事業に乗り出していて、
アルミのノウハウをふんだんに持っている鉄道会社が、
わざわざステンレス車に鞍替えするってのは考えにくいけどな・・・

西武・名鉄・阪神・西鉄のように、国鉄205系をきっかけに軽量SUS車が普及した
1985年〜1989年当時でも、鋼製車だけしか採用しなかった所ならまだしも。

ステン←→アルミの乗り換えはメンテ体制やメンテに必要な道具・薬品も変えなきゃならないが、
阪急や近鉄(通勤車)のように1300〜1400両も必要な大規模な会社と、
阪神や相鉄のように300〜400両程度で済む小規模な会社では大きく変わってくる。

それを考えると、保有車両数で近鉄と大差ない東武はよくぞステンからアルミに乗り換えたもんだ。