ホテル交付金に反発 宿泊客数報告を拒否 江差旅館組合の一部
北海道新聞 2018/12/26
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/262012
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181226-00010001-doshin-hok

「見捨てるのか」役場前に抗議看板
【江差】江差旅館組合(檜山管内江差町)に加盟する一部の宿泊施設が、任意で行っている町への宿泊客数の報告を拒否していたことが25日分かった。
組合はホテル新築に最大1億円を交付する町の事業に反発しており「抗議の意思をあらためて示した」(増永一彦組合長)としている。

江差旅館組合は10月、町の交付金を活用して新たにホテルが進出すれば「既存施設にとっては死活問題だ」と猛反発。役場前に「江差町は私達(わたしたち)を 見捨てるのか!」と書かれた抗議看板を設置した経緯がある。

宿泊客数の報告拒否も抗議の一環という。増永組合長は「宿泊客に迷惑がかからないやり方で町に抗議することにした」と話す。ただ、北海道新聞の取材では、加盟5施設のうち一部の施設は町に報告した。