北陸新幹線の環境調査員”立ち入り禁止” 「自然や観光に影響」京都の「奥座敷」美山の集落が決議
【京都新聞】2020年10月8日 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/376114

> 北陸新幹線の敦賀−新大阪間の延伸計画で、ルートに想定されている京都府南丹市美山町田歌(とうた)区が7日までに、
> 建設の前提となる環境影響評価(アセスメント)の本調査の受け入れを当面見合わせることを決議した。
> 長期間の工事は美山の自然環境や観光産業に影響を及ぼすためとしている。

> 同区は28世帯約70人が暮らす。決議書では、受け入れを当面拒否する理由について
> 「長期にわたる建設工事は京都丹波高原国定公園を台無しにし、美山町の観光産業を脅かす可能性が大きい」とした。
> 北海道新幹線の工事で発生している有害残土の処分問題が、同町で起きかねないとも指摘。
> その上で、アセス関係者が同区住民の土地に入るのを禁じるとした。
> 長野宇規(たかのり)区長は「示した点について、きちんとした説明を求めていく」とした。