リニア騒動の真相21 正々堂々の「ちゃぶ台返し」 2019.11.11
https://shizuokakeizaishimbun.com/2019/11/11/rinia21/
>知事の「ちゃぶ台返し」は、「暗闘」を仕掛けた国交省鉄道局の思惑すべてをコナゴナに
くだけ散らせたようだ。国、静岡県、JR東海による三者協議は続けられるが、国の論理を
一方的に押し付けることなど川勝知事に通用しないことがはっきりとした。
「敬愛する職員が罵倒、叱責された」として、鉄道局長を名指しで強い不信感を示した。
鉄道局が調整役(行司役)として積極的に静岡県、JR東海との協議に介入することを
受け入れたそれまでの姿勢を一変させ、「鉄道局だけでは仕事の整理ができない。
(国交省)河川局、環境省が加わった上で国が関与すべき」と国の新たな体制を断固として求めた。
「鉄道局長が(副知事、担当局長を)罵倒し続けた。彼らは個人ではない。
(大井川流域)62万人、静岡県民370万人を代表している。
極めてささいなことで、(担当局長に)土下座をさせるような言動まであった。
国交省(鉄道局)の仕切りでは器に欠ける。(鉄道局への)信頼は失われた」など
厳しい知事のことばが続いた。
「絶対にわたしは許さない」。知事の怒りは頂点に達した。国交省は川勝知事から送られた強烈な
シグナルに困惑するしかなかっただろう。<
>調整中の情報が漏れたことで、国交省は静岡県の「公文書管理」を厳しく批判、
「静岡県は信頼できない」として、31日の会議は、鉄道局長による副知事、担当局長への
「叱責」「罵倒」に終始したようだ。<
続く