地下鉄は騒音や軌道破壊といった面やランニングコストを追い求めたら、地上を走る鉄道以上にアルミが理想なんだよ。
60年代から70年代にかけてスキンステンレス車との比較検討の結果、アルミ車を本採用した営団地下鉄はもちろん、国鉄も大阪市交通局もよく理解していた。
だから301系や203系、10系や旧20系が生まれたわけ。

だが80年代後半の国鉄破綻時の縮減ムードはそれを許さず、1円でもイニシャルコストを追い求めて、安いけど重いステンレス車に切り替えた所が生じてしまった。国鉄→JR東日本や大阪市交通局→大阪メトロがその流れに乗ってしまったと言える。