>>599
リニア建設計画とJR東海の幹部が東海道新幹線と一体的と明言している。
東海道新幹線は東京大阪間を結ぶ国民的資産としての性格に対して、東京大阪の利便性を建前に、名古屋側の地域利権特化の意図が鮮明になっている。
仮に国鉄の分割民営化が、資産や権益の地域分与である場合にも、長期債務返済の分割経緯や全幹法を踏まえた取扱を原則とするならば、JR東海のリニア建設では一体的な経営を明言した時点で、鉄道局の認可に遡って、国民に対する背任性が生じているのではないか。
東京大阪間の鉄道権益が国民の権益から、実態として地域利権に置き換わる場合にも、それが全幹法、分割民営化の経緯が由来であることを無視できるだろうか。
リニア中央新幹線の目的を東京大阪間の短絡とした上で国鉄時代に建設された東海道新幹線を同じ目的とした上での経営一体化は全幹法に抵触しているのではないか。