>>610
静岡は先ず請願駅で懲りている。
仮に妥結した後にも二段値切りが当然の名古屋文化を知る機会にはなったが。
新幹線駅設置は先ず、運行するJR東海が必要性を良く認識した上でなければ上手くいかない。
例えば南アルプスルートの交換条件になどと言う設置理由が馴染まない。
これまでの請願駅について、設置段階では旧国鉄との協議でも必要性などを踏まえて検討され設計されている。掛川駅の例では静岡浜松間は駅間距離が長い等。
JR東海になって一転厄介者にされてしまったが、これまでの東海道新幹線の収益効果に照らせば、静岡空港駅にせよ全額JR負担により設置されるべき性格であって、南アルプスの水と交換となる筋ではない。
リニア開通後の東海道新幹線は請願駅を含む静岡県で利用者を掻き集めるしか方法がなく、静岡空港駅はその意味で検討されることになる。
大井川の水と静岡空港駅では取引にならない。
ともあれ、JR東海は静岡県の利便性を後回しにし、全額地元負担の請願駅を値切りすぎである。
これまでの経緯もあれば、県民、利用者にはJR東海の手形ではなく、実際の列車ダイヤ、運賃料金での判断になるのは仕方ないのではないか。