この委員は良いことを言った
結局、JR東海の説明で不本意なデータが示されると、静岡県は感情論で反対を押し切ろうとする
JR東海の言葉尻を捕まえて、影響ゼロの科学的データを強く求める

第1回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議議事録より
http://www.mlit.go.jp/tetudo/content/001343678.pdf
本日はJR東海の話を一方的に聞いたが、それに対してなぜ静岡県、関連市町村、住民の方が
心配がとれないのかということが分からないことがもどかしい感じがする。
そのうえで、例えば今回はJR東海の計算結果についてコメントしたわけだが、県なり流域
住民の方はJR東海の結果を100%信じるのか、そこは中立性がないと言って、本気になれ
ば反対する側は自分たちで計算することもありうる。
そうではなくて、一応、JR東海の手法が正しければ正しそうであれば、皆さん納得する
ものなのか、ということが私は気になる。
どういう計算結果が出れば皆さん納得するのか、例えば自分にとって不本意な計算結果が示され
たときに、科学的に正しいというんだったら信じるというのか、そう言われてもきっと違うに違
いないと思うのか、これは科学の限界というか、科学は多くの前提条件があり適用範囲があって
やるわけですから、そこのところが分からないと、どれだけここで議論しても、影響ゼロという
ことはなくて、私が少し動くだけで、重力場は宇宙の彼方まで変化するわけで、全ての行いには
何らかの影響がある。それに対してどの程度の影響であれば納得し、信用するのかということが
分からないので、双方の立場の方がいた方が、議論はある意味で建設的に進むのではないかと感じ
たので、是非何らかのご配慮を頂ければと思う。