更新工事とかで、界磁チョッパ制御からインバータ制御に、たくさん改造しているのは、京王線(7000系)と小田急線(8000形)と京急線(アルミ車体の1500形)や、南海電車(旧8200系と9000系)と阪急電車(7000系と7300系)かな。
界磁チョッパ制御装置の部品を確保するためとか、試作的・試験的のためなどで、すこしの両数しか改造されていないのは、東武線(10030系)と京成線(3600形)と東急線(8500系)くらい。西武線の新2000系にインバータ制御の車両もあったけど、これは新しくつくられたぶんだしね。
西武線の新2000系もそうだし、名鉄電車・阪神電車では、界磁チョッパ制御の系式は更新工事のあとも、そのまんまつかわれてる。東武線・東急線もふくめて、共通してるのは、たわみ継手が中空軸カルダン方式だってことさ。京阪電車の6000系・8000系もおんなじで、インバータ制御へ改造をしにくくさせる、足かせになってるんだよ。