コロナ禍でリモート化が浸透し、北陸新幹線は長期的な見込み利用客数が減ってしまいました。

さらに建設費も、直近の北陸新幹線は4割増、リニアは3割増の大幅増となることが判明いたしました。

また熱海の土砂崩れで、土砂処分には規制が強化されることとなりました。当然ながら処分にはコスト増が見込まれます。

これらに鑑み、B/C1.05とギリギリであった小浜京都ルートは、既にB/Cを大きく割り込み、B/C条件を満たすことはできません。

またコロナで東日本大震災を超える大規模財政支出を行なった我が国の厳しい財政状況は、まさに財政破綻の危機が近づいております。

世論も小浜京都ルートへの反対、見直しの声が大きく、ここに及んでルート選定を見直さざるを得ません。