危険時、車両ドア開放し救出指示 国交省、京王線刺傷事件受け
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国土交通省は2日、京王線特急の乗客刺傷事件を受け、危険が迫っている場合に列車が本来の位置からずれて停車した場合は車両のドアとホームドアを開けて乗客を救出するのを基本とするよう鉄道各社に指示した。
同日開いたJR各社や大手私鉄の安全統括管理者との緊急会議で再発防止策を話し合い、見解をまとめた。

会議はオンラインで行われ、国交省の上原淳鉄道局長は「警備の強化や事件発生時の情報共有、乗客の安全確保などについて、さらなる再発防止策を検討してもらいたい」とあいさつした。

国交省は8月の小田急線乗客刺傷事件でも同様の会議で鉄道事業者と意見交換し対策をまとめていた。