>相鉄10000系は最近内装更新にはそこまで金をかけなくなり
そりゃ機器更新込で寿命30年、経年15年以上の車両にカネかけたらおかしい

東急7000系や南海6000系や京王3000系の重量ステンレスの時代は100年持つ電車ってのが謳い文句だったが
209系以降の2シート工法じゃ使ってくるうちに外板やシールの劣化が生じるので30〜40年が関の山

JR東日本が総合車両製作所を買収する前に205系・209系・E217系の延命を図ったことがあったが
車体・窓・ドアのガタツキと隙間風に悩まされた乗務員(労働組合)からの抗議により使用継続を断念、
東急から東急車輛を買収して自社傘下に置くことで低コストで新車を調達する方針に転換

相鉄・京急・都営・阪神・大阪メトロも相鉄8000系・京急1500形・10-000形・阪神新5000形・10系/20系を
見てりゃわかるように経年40年までにきちんと新車へ取り替える会社なので問題ないが

万年財政難で7100系や103系を50年以上使うような南海とJR西日本までも条件を無視して選んでしまった
それでも修繕体制が整っているJR西日本はまだしも南海は20年後が楽しみだ
特に安物8000系・12000系はきっと泉北7020系との老朽度の差に驚くだろう

ちなみに阪急2000系(まだ高張力鋼板=ハイテンが実用化される前の鋼製車)も
1960年の導入時は後の209系と同じく13年持てばいい設計だったらしいが
実際は50〜60年も持たせた阪急とアルナ工機の腕はそうとう優秀だといえる

ただし事業規模が大きい阪急や近鉄でも鋼製車の技術者を確保するのは困難なので
途中で大規模リニュをはさみつつ50年以上車両を持たせたいならアルミダブルスキン一択
車両を40年以上使うことが多い京阪や西武や東武
西日本の市営地下鉄各社もそれを選んでいることを見れば分かる
総車が1円でデザインを落札したのに辞退され
結局近車が提案したアルミ車となった京都市交通局はラッキーだった