知事記者会見
2022年2月22日(火)
http://www2.pref.shizuoka.jp/all/kishakaiken.nsf/WebDateView/117605A1E7357518492587EF008060CC#jump5

(記者)
テレビ静岡です。リニアの話題が出ましたので、ちょっと関連して議会の方でも、昨日集中審議された後期アクションプランの中の県の玄関口の強化の中に、リニア開業を見据え静岡空港と直結した新駅の実現に向けた環境づくりを進めるとの記載があります。
新駅をめぐっては、かねてから、知事が訴えてましたし、2014年に当時の議連の要望を受ける形で9月補正で初めて調査費を計上して、その後、毎年関連予算を計上したと記憶している一方で、16年の9月定例会でJRに協力するのは新幹線新駅の見通しがあるからという趣旨の答弁が波紋を呼んで、リニアの取引材料と見られることを嫌ってか、20年度の当初予算以降は調査費等を計上していないわけですが、なので、すっかり、私もそんな話もあったなぐらいにしか思ってなかったんですけれども、知事の中では、まだ、新幹線新駅は諦めていない、今後も機を見て、関連経費を計上するという方針での理解でよろしいんでしょうか。

(知事)
これは、相手さんのあることでありますのでね。
そもそも、牧之原の台地は、その水は、すべて大井川の水によっているわけですね。
従って、大井川の水が枯渇したりですね、流量が不安定になったり、水質が荒れたりいたしますと、そもそも、空港自体がですね、機能不全になるわけです。
ですから、トンネルを掘っていいよと、その代わり新幹線の新駅をつくってくださいと言っても、トンネルを掘って、結果的に、水が、枯渇したりですね、水質が悪化したり、その周りの人たちが生きていけなくなったらですね、空港としての機能を持てないのでですね、こんなもの取引材料になるわけがないわけです。