駅の店舗跡を無償貸与、市が利用者公募へ 休憩スペースの新設も 丹波篠山・JR篠山口
https://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/202206/0015392173.shtml

兵庫県丹波篠山市は、JR篠山口駅(同市大沢)の活性化プランを打ち出した。
コンビニ店が撤退した空きスペースをJR西日本から借り受け、希望者に来年3月末まで無償で貸し出すほか、休憩スペースの新設などに取り組む。
JR西日本によると、篠山口駅の1日の平均乗降客数は4890人(2020年度)。
同駅改札前にはコンビニ店(約12平方メートル)があったが、採算が合わず、昨年9月に閉店。
跡地に自動販売機が設置された。
市は跡地活用のため、21日から利用希望者の公募を始める。
利用期間は10月1日〜来年3月末で、時間帯は原則午前10時〜午後5時。
物販や市民活動のPRなどが対象で、収益性の有無は問わない。
期間や日程に応じ、複数の組み合わせも検討する。
1日単位でも可能だが、定期利用を優先する。
申し込みは7月28日まで。
また、駅東口にある「神戸大学・丹波篠山市農村イノベーションラボ」を6月下旬から、空き時間にオープンスペースとして開放する。
待合、学習、コワーキングなどの利用を見込む。
開放は平日正午〜午後7時、土日は午前10時〜午後5時。