8300系を設計していた2012年頃の情勢だと、なにわ筋線に45‰勾配が出来るのは社内的にほぼ決めていたはず。
しかしなにわ筋線に必要な車両を新製するのは精々開業の5年前ぐらいから=2020年代後半とかなり先の話であって、8000系から8300系へモデルチェンジにあたっては東洋電機がいち早くもってきた省保守化の提案に魅力を感じて全閉内扇モーターに切り替え、狭軌の狭いバックゲージに収めるため駆動装置を長年続いた三菱WNから東洋TDに切り替えることになった。

来年度で6000系を8300系で置き換え終わり、その次になにわ筋線対応の新車を設計するときに東洋か三菱かを選び直して1000系の電装更新もそれ次第だろうな。