>>386続き
中村圭一議員
勉強になりました。ただ、お尋ねしたのは、日本での耐久試験をする前だったのか、後だったのかというお尋ねでございます。

高塚地域交流部副部長
アメリカのプエブロで走行試験をして、それは試験車両でございました。その後、国内で山陽新幹線区間でも試験走行をされていると。で、ある程度の高速走行試験とか台車試験とか、そういうのを繰り返されているという情報は聞いておりました。
ですので、そういう状況も踏まえまして単にアメリカのプエブロだけで判断されたという話ではなくて、国内での軌間可変、その当時、下関に軌間可変の試験場もございました。
そういったところでの試験走行を繰り返して、国として実用化のめどが立ったという形で県のほうにも説明があったものというふうに理解しているところでございます。
以上でございます。

中村圭一議員
一問一答なので質問に答えていただけるので質問できるんですけれども、日本でのちゃんとした耐久試験はその当時やられているのかというお尋ねなんですけれども、資料を出されているじゃないですか。御答弁ください。

高塚地域交流部副部長
その当時、国内での耐久走行試験ができているのかどうかということでございますけれども、第六回のほうで県のほうから配りました資料を見ながら御説明しますが、その時点では耐久走行試験というものは実施されてないという状況でございます。
以上でございます。

中村圭一議員
そうなんです。日本での対策試験をする前の、あくまでも走行試験の結果を受けての発言でございます。
実際には、この見解が示されてから実に九年後の平成二十六年十月から耐久走行試験が開始をされています。そして、直後の同年十一月に車軸に磨耗が確認されたため、耐久走行試験を休止されている。
この車軸の磨耗は、関係者にとって、まさに青天のへきれきだったのではと思います。
国交省の既に時速220km/hから240km/hの実用化のめどは立っているという発言は、このへきれきによって真っ黒焦げになっているんです。
その黒焦げになった発言を引っ張り出してきて、だからできるはずだと主張するのは、余りにも理不尽でございます。ですので、一つ目の理由は理由にならない、こう申し上げておきたいと思います。

(国交省が信用不可能であると自爆証明)