三村申吾知事は5日、JR東日本の本社を訪れ、8月の大雨で甚大な被害を受けた五能線・津軽線の早期復旧を要望しました。

※三村申吾知事
「何よりも復旧をどういうふうに進めていくかということを一緒に調査して進めていけるということなので、非常にJR東日本の公共交通機関を維持してきている方々の思いとしてありがたく受け止めた」

三村知事や県議会による要望は5日、JR東日本の本社で非公開で行われました。8月の大雨で県内のJR各線のうち、五能線は、線路設備におよそ70か所の被害が確認され、鰺ヶ沢駅と秋田県八峰町の岩館駅の間は、まだ復旧の見通しがたっていません。また、津軽線は、線路を支える盛り土の流出や線路への土砂の流れ込みで13か所の被害が確認され、外ヶ浜町の大平駅と三厩駅の間は、現在も復旧の見通しがたっていません。
県によりますと、県側が2つの路線の1日も早い復旧を求めたのに対し、喜勢陽一副社長から、復旧時期は示されなかったものの、早期復旧に向けて取り組むとの回答があったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/753c83ce3d7147bddcc30d997306389f0bc26455