もともと8300はなにわ筋線に対応できる見こみだったし、モーターの過負荷も余裕、という条件ですんなり話が進んでいた。
案の定、安全性や機器寿命とかの見地で改めて検証すると、緊急時の推進牽引や繰り返しの過負荷に対する評価も楽勝、ってことになってきてる。
そのへん、30000の脱線事故もあって、社内外の目が厳しくなってるので、あまり運用上の制限をしたくないってことや、あと経営上でなるべく汎用性を高めて仕様を揃えていきたいこととか、改めて尋ねられると、ああするのがベストだったってところ。
どっちにしろ、なにわ筋線用の車両更新では新形式を用意しないから、結果として性能に余裕を持たせた8300系でそろえていくし、高野線や泉北の置き換えもあって、うまく整理できるわけでさ。