まぁラーショなんて平成令和と時代遅れすぎたオヤジラーメンなんだよ
未だに昭和の臭いから抜け出せないどうしようもなくくたびれた連中の最期のオアシスなわけだ
厨房でラーメン作ってる親父もセピア色に色褪せた眼でジーと麺茹でしてるよ
俺はこんな所で何をしているだろう?と何度も思った
けどな、出来上がったラーメン啜ってると不思議とあの頃に戻ってきたみたいな錯覚がするんだよ
にんにく、豆板醤をバカみたいに入れて、顔真っ赤にしながらズルズルすするんだよ
もちろん臭え息で嫁に邪険にされるけどよ、ラーショが俺達昭和生まれの故郷なんだよな