>>137
日本酒の酵母はアルコール濃度が高まると不活化が進むので発酵が弱っていきます。
また、糖度が高い状態でも発酵は遅くなるので、そのくらいの時期であれば発酵が旺盛に行われていると思われます。
噴き出す原因はアルコール発酵をする際に酵母が生産する二酸化炭素(炭酸)によるものですが、活性酒の多くには穴開きキャップが使われているので炭酸が抜けます。
ただし、最近のキャップは一定の内圧がかかるまでは弁が開かないようになっているので、炭酸が残っていて噴き出すのです。
炭酸は温度が低ければ低いほど液体への溶け込みが良くなるので、栓を開ける少し前に冷凍庫でキンキンに冷やすと噴き出しを軽減できます。
すぐには飲めなくなりますが、完全に凍らせてしまってその隙に栓を開け、自然解凍させるという荒技もアリです。※ただしキャップの穴から漏れる可能性大なのと、瓶が割れる可能性が若干あります