花邑の生シリーズBY2017を飲むと、そのライバルが花陽浴であること、感じられ
ます。師匠筋の十四代とは、品質的にかけ離れてるんじゃないかな、すでに。
 
純吟雄町と純米陸羽田と飲み比べると、陸羽田(りくうでん)のほうがさっぱりして
て、好感が持てます。十四代クローンと呼ばれる雄町は、くどい。昨年はもすこし、
あっさりしてたんだけどね。花陽浴の魅力は「動的」で「全感覚に訴える」とこだ
と思ってて、対する花邑は「静的」で「絵画的」な訴求力があるのだと思う。それは
どちらが優れているということではなくて、今年は花陽浴の圧勝だけど、来年以降、
どうなるかはわかりません、毎年是々非々ですので、ということなのだと思います。