フランスワインが有利なワケ?【ワインTV】9の極意その4 気候編
https://www.youtube.com/watch?v=x6FnNQbMMak

皆様、YOUTUBERのとある5:01の時間で「ワインTV講師」が噴飯ものの解説をしております
なんと、大陸性気候のワイン産地は「引き締まった酸度の強い」ワインが出来るというのです!

これはフランスの特徴で、「引き締まった酸度の強い」ワインとは別名未熟です

実はこのように「ワインの講師」を自任する方が間違った知識と渋くて酸っぱい酒に馴染み過ぎて、その結果として
「生徒」に間違った情報を与えてしまうケースが多いのです
フランスはワイン葡萄産地としては寒冷地の方に属する地域が多く、YOUTUBEでも出てきたシャブリは
ワイン葡萄栽培地としては北限になる、と言われています
そのために「引き締まった酸度の強い」ワインになるのなら分かるのですが


地中海性気候については私が言い続けるように、「常夏(は大げさだが)」夜も温かいというのは正しい
しかしながら北部フランスが大陸性気候の特徴が顕著に出る産地、というのも実は間違っています
フランスは北部〜中部に至るまで「西岸海洋性気候」の支配地域であり、その中で海洋性や内陸性や高山性の
気候がある、と考えるべきです
そしてその特徴を知れば何故「引き締まった酸度の強い」ワインが出来やすいのか、その理由が良く分かります