だいたい断酒だから一滴飲んだらもう断酒じゃないとか、その白黒思考こそが依存性や神経症になりやすい性格の要因なのだからそれを改善しなきゃ。

もともと白黒思考で物事を捉えるからこそ、人間関係もうまくいきづらい、失敗を過剰に受け止め過ぎる、ヤケになりやすい、だから酒に逃げる。

断酒は自分の心構え、姿勢であって、たとえどれだけ頑張っても一生一滴も飲まずに過ごせることはないと思っている。ならば飲んでしまった時もその失敗にいちいち固執しないことが大事。

それはそれ、今上手くいっていることだけに焦点を合わせて、ステージごとに徐々に断酒をマスターしていくこと、そんな自分と付き合って行くことのほうが大切なのではないかと私は思う。

もちろん飲んでいいと言っているわけではない、仮に飲んでしまった日があったとしても、本人が断酒を志しているならそれはあくまで断酒だということ。