>>148
立憲君主制は古代ギリシャ人の発想の外だろーな。
ただ結局民主政だ寡頭政だってのが政治的意思決定プロセス、即ち「権力」に着目するものならば、
大別すりゃ民主政の範疇だろうさ。

衆愚を完全克服した国家の実例ねぇ……その問いに意味はないな。
ある政治家への支持が熟慮か煽動か、ある政策が問題点の克服策か単なるルサンチマンか、一体誰が決める?
(パヨクにとっちゃ、安倍総理支持ってだけで「煽動に乗せられた馬鹿」だろうよ)

衆愚との決別は内心の理想であるべきで、外部的評価ではあるまい。
そしてそのことと寡頭政への移行は決して繋がるものではあるまい。

何が真理と認識するかは、個人のバイアスが物凄くかかるものだ。
ニヒリズムに傾倒しやすい青春時代には、人間への諦観と自虐がまさに真理のように見えるものだが
成長すればそれは人間という存在の一側面に過ぎないことが自ずと理解できるものだ。
過去の先人たちの回答はその時代の彼らの環境では驚嘆すべき偉業だが
以て今日の政治における真理と置くことは、先人たちからしても間違いだろう。

……ついでに言うと、だ。
「2300年間、人間の本質は一切進歩しませんでした」
「貴方たちのお言葉を真理と崇めて生きてます」だなんて
過去の偉人たちが聞いてみろ。
それこそアリストテレスあたりは真の絶望に泣き崩れると思うがね。