>>220
>>現代戦で孫子の兵法をそのまま使ったら敗北必至なのは、君も容易に想像がつくだろう。

あまりご存知ないのですね。あなたは、想像ではなく事実を見るクセをつけた方が良い。
いくら科学技術は進歩しても、それを使うのは「本質の変わっていない人間」です。わたしはそこまで言い切れることに強い違和感を覚えます。

ナポレオン、東郷平八郎、秋山真之など近代に入っても実際に使われていたという記録もありますし、
ビル・ゲイツは、若いころから愛読し、事業躍進の基本戦略に役立ててきました。

また、ベトナム戦争後の米軍は、戦略を取り入れるために孫子の兵法に注目し、実際に湾岸戦争では軍関係者に孫子の兵法を配布しました。
そして、軍事学校では孫子の兵法を必読教材、必修科目に設定しています。
その結果、ベトナム戦争では見られなかった戦略、例えば正面攻撃と見せかけ別動隊による奇襲などを行い
地上戦を100時間で終了させています。

>>つまり先人たちの遺産は、彼らの生きた時代の諸事情を考慮し、
>>現代に適合させて初めて意味をなすものだと言うことだ。

おっしゃる通りです。むしろそのような見方以外で
捉えていたのかと驚いています。
まさか政体循環論も当時の時代とは変わっているから違うんじゃないだろうか、というようなスタンスで評価しているのですか?