>>247
>物価を上げるのは個々人の価格を上げるという判断の総合知
No
ケインズ・マクロ経済学ではそのように考えない

貨幣量は流動資産の供給を決定し、したがって利子率を決定し、他の諸要因(とくに確信の要因)とあいまって、投資誘因を決定する。
投資誘因は、さらに所得、産出量、および雇用の均衡水準を決定し、
(各段階において他の諸要因とあいまって)以上のようにして確定きれた供給と需要の影響のもとで、全体としての物価水準を決定するのである

個々人の判断というミクロ的な視点を振りかざすのは、マクロ的な議論からの逃避である

>政府が民間の価格決定プロセスに介入するわけでもない
No
政府は財政支出を通じて、価格決定プロセスに介入する


民間の判断なるものを過大評価していないだろうか?
民間の判断など、政府がその強大な力を発揮しさえすれば、吹けば飛ぶようなものに過ぎない
大恐慌は民間の判断によって発生し悪化し維持されたが、最終的には総力戦への参戦という政府の判断によって消滅した