「大日本帝国は〇万人の臣民を殺した!」はパヨクの常套句のようだが、
果たしてコレ、どうなんだろうね?

例えば失政を責めるための表現としても
「ゼレンスキーは〇万人のウクライナ人を殺した!」と言ったり
「プーチンがモスクワを撃沈させた!」と言ったりすれば、
眉をひそめられようし、比喩ではなく本気でそう考えてるなら論外も良いところだ。

そもそも自国民を能動的に殺したと言えるのはどういう状況かってのも問題なわけで。
例えば特攻はあくまで敵兵殺害が目的であって、自国兵の死は付随する損害だし、
ノルマンディーやらスターリングラードやらも自国兵の死は覚悟の上で動いていたわけで
仮にそれらを「(戦勝ではなく)自国民殺戮を目的とする行為」「自国兵の殺戮依頼」とするなら、
軍事行動は大なり小なり被害を生む以上、およそ侵略に対する屈服以外は能動的な殺人となっちまうわな。


……まぁ、穿った見方をするならば、パヨクさんたちが「大日本帝国は臣民をわざと殺した!」と言い張る理由はそこなのかもね。
だって本当の意味で《自国民の死そのものを目的とした殺戮行為》に手をつけたのって、
近代では、中華人民共和国やらカンボジアやらの所謂、旧共産圏ぐらいだもの。

廃止派の論理じゃ、王族・皇族なるものが排斥され、ついでに宗教も否定された、廃止派の理想郷で、
《権力者の権力闘争としての純粋な自国民殺戮》という惨状が起きたのは、
さぞ目を背けたかろうよ。

出兵を戦勝ではなく自国兵自滅を目的とした行為と位置づけるようなトンチキを犯してでも
文革やクメールルージュを正当化したい気分までは……かどうかは知らんがね。