【韓国】泊まり込んだのに、グッズを買えなかったファンも…
30・40代が熱狂する、韓国の『スラムダンク』人気のリアル

1月26日、ソウル・汝矣島にある百貨店「ザ ヒョンデ ソウル」で始まった
「THE FIRST SLAM DUNK POP-UP STORE」(2月7日まで)にはファンが殺到した。
ストアには、限定版のユニフォーム、フィギュア、パーカーなどファン垂涎の200種類のグッズが揃えられている。

『スラムダンク』原作を高校時代に読んで、それからファンだという40代女性が言う。

「昨日(25日)の夕方5時に来たのに、第一陣の入場者に入れなくて、ストアに入った時には買いたかった
チョン・デマン(三井寿)のユニフォームはすでに売り切れ。
1人5着まで購入が可能だったそうなのですが、もっと制限すべきだったのではないでしょうか。
ストア側に抗議しているところです」

今回の映画を観てファンになったという20代の男性は、ソウル郊外在住のため、アルバイトを雇い、
前日から泊まり込んでもらったと話していた。
本人は朝の7時に来たが、アルバイトのおかげで「買いたかったベッコ(桜木花道)のユニフォームも買えた」と満足げな様子だった。

韓国のレビューサイトでは、10点満点中の9.23点
観客の7割は30~40代といわれ(シネマコンプレックス「CGV」調査)、
この世代にとって漫画『スラムダンク』は「青春の一冊」であり、「人生の一冊」ともいわれる。
韓国大手ポータルサイト「NAVER」の観客による評点は10点満点中9.23点。
書き込み欄には、それぞれの思いが書き込まれた。

映画『THE FIRST SLAM DUNK』の観客数は、2021年に韓国で215万人の観客を動員した
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』をゆうに超えるだろうといわれている。
https://bunshun.jp/articles/-/60333