東京創元社 8 [無断転載禁止]©2ch.net
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
イルカの島と都市と星はクラークの性癖(少年趣味)がチラチラ垣間見えてちょっとモヤッとするよな >>551 日本語まともに読めないキチガイにかまうなよ 品切れと絶版の区別の出来ない奴が定期的に沸くよな 年刊SF傑作選も完訳版をハードカバーで出せば採算とれるかも ヴァーリイの「デーモン」やホーガンの短編集は永久に出ないのかね ドラマ化でワイルド・カードの続刊は望みもあるが 国内地上波ならともかく海外ドラマ映像化に過大な期待を寄せるやつとか 〇〇が売れたから連想で××も売れるって知ったかするやつ多いけど 書店勤めしてるやつに聞いたらどっちもほぼ効果ないってよ 帯変えて増刷とかするのは映画化か地上波かNHK BSのドラマ放送くらいだな CS放送で出版社がやる気になることはめったにない 「解放されたフランケンシュタイン」は映画化されたのに文庫化されなかった 文庫化は相当売れる見込みがないとねえ 帯を替えるのは最低限のやる気 CS放送だとせいぜいしおりに書くくらい この流れはもしかしてパンドラの少女のステマなんですか >>550-551 バラードが旧書の再販を全集でなければ許可しないと言ってたらしくて、 全集になったと聞いたような 年刊日本SF傑作選、今月予定だったのが来月末に延びてるな 行き先は特異点 (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫) 文庫 2017/7/28 https://www.amazon.co.jp/dp/4488734103 【2017年8月の近刊案内】 【単行本】 ◇『宝石鳥(仮)』鴇澤亜妃子 (四六判上製) 第二回創元ファンタジイ新人賞受賞 【創元推理文庫】(国内ファンタジイ) ◇『エディンヌの末裔』羽角曜 ◇『文豪妖怪名作選』東雅夫編 【創元SF文庫】(海外SF) ◇『わたしの本当の子どもたち』(仮)ジョー・ウォルトン/茂木健訳 My Real Children メルマガはサイトで見れなくなったのか 別に困るわけでもないけど 『ミツハの一族』おもしろかった こんな感じに1特殊な血筋で、2レトロで、3ヒロインが外の世界を知らない みたいな作品って他にあるかな? この3要素含まなくても似てるなら何でもいいんで教えてくれませんか 主人公が“女の”ヒロインに出会うものでお願いします >>573 漫画だけど人魚シリーズとか あとゲド二巻? >>574 >>576 おすすめありがとう ゴシックは別の意味で好きだ! ゲド戦記いつか読もうと思ってただけだったけどこの機会に揃えようと思います >>575 おおお! これはナイス情報ありがとうございます。それにしても何だったんでしょうね、これ…… iBooksでは買えたから出版社とAmazonの契約絡みかもな もっとも登録時に欧州北米以外の地域を一括してチェック入れ忘れてたとか わりとそういうしょうもない手違いだったりすることもよくある アジアパシフィックは市場が小さいから軽視されがち 今回は作者本人も知らなかったあたり人的ミスのにおいを感じるけどな 次回作予約注文してたらたまたま知ったっていう AmazonのPrime Dayセールが開催中ですね。 以前のセールでは電子書籍版のホーガンの「星を継ぐ者」が無償配布されたりしていましたが、今回は何かそういう目立つものがありませんかね? 自分でも探しているのですが、今回のセールでは特にこれといったものが見当たりません。 今やKindle Unlimitedがあるから、こういうセールではあまり値引かなくなるんですかね…… そういや先週の金曜日、日替わりセールで「盤上の夜」が\299だったので購入しました。ちょっと嬉しい。 電子書籍はこれぐらいが適価だと思うのですが、これは別の話になっていってしまいますね。余談でした。 電子書籍だから安いのが当然、とかなるとそれはそれで創作者が生活できないけどな 固定費回収できないから電子書籍はむしろ高くなってもおかしくない 英語圏では電子書籍を安く自費出版して食べていける人が増えているらしい 本の価格を安くできるのは、出版社、製本、流通を中抜きし印税率を高く設定できるため 実際、米英のアマゾンをのぞいてみると、SF、ミステリ、ヤングアダルトなどのジャンルでは ベストセラーリストにそうしたインディー系の本がかなりランク入りしているのが分かる ある調査データによると、米アマゾンのKindle本ベストセラーの40%がそうしたインディー系の 本で占められ、最も売れたのは、2〜3.99ドル(222〜432円)の価格帯とのこと 日本にもこうした流れがやってくるのか、電子書籍ユーザーとして注目している 不景気ばかり叫ばれている日本の出版市場で、個人出版した電子書籍からベストセラーが 誕生したら、色々と雰囲気が変わるんじゃないかな そんなん昔から言われてるけどそれは生活のことを考えずに小説書ける人しか小説書かなくなって終わりだってば 出版社が果たしてる利益の再分配の役目はじゃあ今後は誰がやるの?アマゾン? 電子書籍のスレって無いの? ときどき湧く人を誘導したい。 >>589 電子書籍板があるからそっちでいいんじゃね SF関係ない話題だし 漫画家の佐藤秀峰さんがネット上で無料公開している 『漫画貧乏』 を読むと、出版社の ブラックな顔が見えてくる ・電話での仕事の打ち合わせ中、クチャクチャものを食べながら話をする編集者 ・編集部担当の取材に誤りがあり抗議を受けると漫画家に責任転嫁してくる編集部 ・会社がある限り雑誌が廃刊になろうが仕事には困らないと啖呵を切る漫画雑誌編集長 大手出版社では入社5年目で年収1000万円を超えるというのに、平均的漫画家の場合は 過酷な長時間労働のためコンビニのバイト以下の時給で、10万部ヒット作の単行本を連発 できる頂点10%の漫画家で(諸経費を引き)やっと1000万円の収入に手が届くのだという 『漫画貧乏』 には、そうした利益の不平等な分配から抜け出すため、ネット上で自身による 漫画販売に踏み切るまでの事情が描かれている 無政府論者も困るが、力関係が変わってきてるのに 流通を俺が牛耳ってるつもりの出版社(編集者)は少し 足の裏を火で炙られたほうがいいのではないかとは思う。 >>595 漫画家と編集者の比率ってどのくらいなの? 編集者の方が少なくて1編集者が何人もの漫画家を見てる状態だったら、 何人もの部下を持った管理職と同じで、マネージメント能力が要求される分 高給でないとやってられないんじゃない >>595 よくそういうの見るけど出版社によって千差万別だよね あと基本的に 編集者が生きている作家の悪口を公の場で言うことは決してないので ネットに出回るのは漫画家・創作者側の意見ばかりになるというバイアスも 無能な編集者は確実にいるだろうな。 スクウェアエニックスの編集部なんかは、レトロゲームを取り扱う漫画で版権取り忘れた挙句に版元との交渉にも大失敗して刑事事件にまで発展させてたぞ。 作者も大迷惑を被った。 人の口に戸は立てられぬの諺どおり、編集者も人の子、けっこう作家の悪口は聞こえてくる 古くはSFマガジン編集者の福島正実が企画した覆面座談会事件があるし、匿名座談会で 編集者が作家の裏話を暴露する企画は現在も存在している 2014お騒がせ小説家No.1は誰だ!? 文芸編集者匿名座談会 http://news.livedoor.com/article/detail/9630976/ そんなことよりくらりの可愛さについてでも話さないか ぬいぐるみ欲しいんだけどなかなか当たらないわ …SF関係ないか >>601 そんな特殊例を持ち出されても…… SNSで名前出して担当作家の悪口を言っている編集者を見つけてきてください 9月刊行予定 【単行本】 ◇『J・G・バラード短編全集4』J・G・バラード/柳下毅一郎監修 本邦初訳作「Dead Time」収録 【創元推理文庫】(海外ファンタジイ) ◇『銀の鷲獅子〈上下〉』ラッキー&ディクスン/細美遙子・佐藤美穂子訳 THE SILVER GRYPHON 〈魔法戦争〉三部作完結。 【創元推理文庫】(国内ファンタジイ) ◇『ぬばたまおろち、しらたまおろち』白鷺あおい 第二回創元ファンタジイ新人賞優秀賞受賞作。 【創元SF文庫】(海外SF) ◇『月の部屋で会いましょう』レイ・ヴクサヴィッチ/岸本佐知子、市田泉訳 Meet Me in The Moon Room 岸本佐知子訳し下ろしの短編一編を追加し、待望の文庫化。 【創元SF文庫】(国内SF) ◇『海王星市(ポセイドニア)から来た男/縹渺譚(へをべをたむ)』今日泊亜蘭/日下三蔵編 ◇『緑の草原に…… 田中芳樹初期短篇集成1』田中芳樹 ◇『炎の記憶 田中芳樹初期短篇集成2』田中芳樹 今年の8月はループを繰り返して、決して9月になることはないだろう なぜかって? あれが出るわけがないのだから やーーーっと今日泊亜蘭でるのか 追悼作品集だったはずのもんが亡くなって十年近く経ってでるって色々凄いな >>608 最近くらりにしか力入れてないから仕方ないね 早川にやられまくりと言うよりも 星雲賞に投票するようなおっさんオタクにやられまくりということで いいのか悪いのか >戦後最初の長編SF作家として知られ、一昨年に没した著者 今が2010年なのか、実は生きてて2015年に死んでいたのか >>612 しっかりしろ、今は2010年に決まっているじゃないか Amazonの発売予定日を確認したまえ https://www.amazon.co.jp/dp/4488732011 海王星市から来た男 縹渺譚 (創元SF文庫 ) 文庫 ? 2010/7/11 >>610 SF担当編集者がアル中で小説が読めないらしい。だから銀英伝とか年間SFとか古い企画の焼き直しばかりなんだって。 そもそも3年くらい前から新作いっぱい出てるじゃねーか 新しい編集者も二人入ったしな まあ創元は去年に関しては星雲賞の候補になりそうな新刊が極端に少なかったのは確かだな 一昨年と今年は結構出ているが しかし国内長編の星雲賞候補の顔ぶれは20年前みたいに見えるな 乙野四文字や野崎まどのハヤカワJAのやつは相当売れてるのに候補にさえならなかった ハヤカワコンテスト出身者の新作が候補にならなかったのは単純に下手だからかもしれないが 星雲賞に投票するような年食ったSFオタクが現役読者じゃなくなってきてる感じ ケアリーの「穢れの町」 まさか切り裂きジャックの正義ver.が出てくるとは。 >>622 エドワード・ケアリー「アイアマンガー」シリーズ第3作は前作より怒涛の展開の様だ >>622-625 ルーシー「アタシのオイルが沸騰するぜ!」 クロッド「」 著者のHP見る限り登場人物がほぼ全員凄いことになってそう 穢れの町2800円とか高すぎつらい ファンタジーもの訳してくれなくならないようお布施してる感ある 東京創元社2017年復刊フェア http://www.fukkan.com/list/isearch/?tagid=9235& ;tr=s 何かが微妙におかしい。まあ、おかしいのは復刊ドットコムのせいだけど。 >>628 100年前の「時間に忘れられた国」にそんな新しいテーマが! 10月の近刊 【創元推理文庫】(海外ファンタジイ) ◇『フェアリーテイル 女王のジレンマ』シャンナ・スウェンドソン/今泉敦子訳 To Catch a Queen 【創元SF文庫】(海外SF) ◇『Karen Memory(仮)』エリザベス・ベア/赤尾秀子訳 Karen Memory Karen Memoryの説明に出てくる主人公が身にまとう「蒸気駆動の甲冑型ミシン」が気になるな エーレンデュルシリーズって捜査自体は至って普通よね。 動機にしち面倒くさい理屈がつくけど、普通に捜査して短期間で犯人見つけてる。 メルマガより ◆9月29日刊◆ 海王星市から来た男/縹渺譚 今日泊亜蘭 日下三蔵 編 戦後最初の長編SF作家として知られた著者の、高名にして入手困難な短編集二冊を合冊し、単行本初収録の連作「浮間の桜」と短編「笑わぬ目」を加えた。巻末エッセイ=山田正紀 >>635 巻末エッセイって解説と違うの? 山田が今日泊先生との思い出を書くだけ? お人好しの放課後の最後の話で、ポスターにいたずら書きをしたのは誰? 「時間に忘れられた国(全)」のカバーは、 武部画伯のままか。 ベスターの短編集が目玉だな 東京創元社メールマガジンより11月文庫 『アルバトロスは羽ばたかない』七河迦南 『吟遊詩人の魔法〈上下〉』イローナ・C・メイヤー/鍛治靖子 『魔導の道標』佐藤さくら 『イヴのいないアダム ベスター傑作選』アルフレッド・ベスター/中村融編訳 新訳2編追加しただけだった 悪漢と密偵@BaddieBeagle ベスター傑作選は『願い星、叶い星』に収録の8編に新訳2編を増補とのこと 寡作で、一作読んだら全部読みたくなるベスターみたいな作家は 短篇集でも貴重 とくにご新規さんには ジョン・ブラックバーンあたりも復刊しないかね >>634 >>638 ミステリの話はミステリ板とかのほうが反応あると思うよ ちっ、銀英伝の新作のメカデザインは、 星野デザインになると思っていたのに・・・ 5つ星のうち3.0岡山の山村から筑波の魔女学園へ…時空を超える異種婚姻譚。良くも悪くも子供のおもちゃ箱をひっくり返した様なごった混ぜ系ファンタジー。 C ustomer Review https://www.amazon.co.jp/review/R2F5AG3SWHIT4U/ 第2回創元ファンタジィ新人賞「優秀賞」受賞作。 東京創元社ってミステリ系以外の新人賞とか開催してたんや…と意外に思いつつ拝 読。 物語は岡山県の県北、高梁市より更に奥まった場所にある川沿いの山村・角田村を舞台に幕を開ける。 主人公の中学二年生・深瀬綾乃は世話になっている叔父夫婦の家に東京からの珍しい客を迎える事に。 来訪者は叔父夫婦の息子で ある健介兄ちゃんの大学の先輩で民俗学の研究者・大原由希恵。 そんな珍しい来訪者を迎えた綾乃だったが、気分は今一つ浮かれない。 両親を交通事故で無くし、自分自身も左足に大怪我を負った綾乃は叔父夫婦の世話になる身であったが、 それ故に大学進学も躊躇われ、叔父が将来は良い婿さんを世話してあげる、なんなら離れも建ててあげるという 気遣いが逆に「自分はこの山村から離れる事無く一生を終えるのか」という重しとなっていた。 そんな綾乃が唯一本音を曝け出せるのは幼い頃に村を流れる川の傍にあった洞窟で出会った白い大蛇のアロウ。 人語を解するアロウはそんな綾乃に「綾乃には自分がいるじゃないか」とまるで綾乃が自分の嫁になる事が ごく当たり前の様な態度で接してくる。 由希恵が村に着いた翌日から綾乃は妖怪関連の話が数多く残る角田村の案内を自然と任される事になるが、 そんな綾乃に雨乞いの儀式として三年に一度催されてきた祭の舞姫の役目が当たったと叔父が知らせてくる。 夏休み中という事もあって舞の練習に追われる身となった綾乃だったが、 そんな忙しい綾乃を見た叔父が高梁の町に来ているサーカス見物に連れ出してくれる事に。 ショーが終わった帰り道に「南米の恐怖、アナコンダ」と看板を掲げた見世物小屋に寄った綾乃たちだったが、 青大将を見慣れている角田村の人間は「なんだ、こんなもんか」と大して驚かずに小屋を出る事に。 そんな綾乃にどこからともなく「見付けたぞ、見付けたぞ、見付けたぞ」という不気味な声が響いてくる。 祭の日が近づく中、川に向かった綾乃の前でアロウは人間の男の姿に化ける力を見せた上で、 綾乃が祭の終盤で寄る事になっている菊ヶ淵に主が戻っているから近付くなと警告を発する。 訳が分からない綾乃をアロウは突如抱きすくめ「他の奴に奪われるぐらいなら、いっそ」と水着を脱がせた上で唇を奪う。 唐突なアロウの変化に困惑し、逃げ出す綾乃。 高梁のサーカスからアナコンダが逃げ出したというニュースが伝わる中、祭の日を迎え無事に儀式の終わりを迎えた綾乃だったが、 村民に囲まれながらの帰り道で「川の中に何か大きい物がいる」という声が上がり混乱が起きる中、 誰かに突き飛ばされた綾乃は川に落ちてしまい、「あの時の恨みは忘れないよ」と言う何者かに襲われる。 必死の抵抗も虚しく絞殺されそうになった綾乃だったが、突如強烈な閃光が瞬き、隙が出来た襲撃者から助けられる。 綾乃を助けたのは竹箒の柄に跨り、ゴーグルを掛けた女民俗学者の由希恵だった… ……久しぶりに480ページもある分厚い文庫本を読んだけど、何というか良くも悪くも「子供のおもちゃ箱」みたいな作品。 おもちゃ箱ってのは子供が「僕の(私の)好きな物・大切な物」をごちゃっと大した整理も無しに詰め込めるだけ詰め込むものだけ ど、 本作はまさしく作者が「私が大好きな物を余さず詰め込んでみました」というある種のカオスさが特徴となっている。 物語の方 は上にまとめた冒頭の100ページぐらい、岡山の山村・角田村を舞台に繰り広げられる異種婚姻譚みたいな展開から 突如として舞台を茨城県は筑波山の麓にある人間・妖怪(あるいはハーフ)の少年少女が学ぶ魔女学校「ディアーヌ女学院」へ。 ディアーヌ女学院で様々な生徒や教師と交わりながら魔女として修行を積む事になった主人公・綾乃の学園生活を描いたうえで、 終盤の三分の一は再び舞台を角田村、ただし100年近く前の角田村へと舞台を移すタイムスリップものへと 大きく分けて三つのパートの間で激しく転調する。 帯の方には「横溝正史×ハリー・ポッター」とあるけど、横溝要素は登場人物が岡山の山奥の村を「横溝正史っぽい」と表現する程度で 魔女学園での学園生活もハリー・ポッターというよりは和製アニメの「リトルウィッチ・アカデミア」っぽいかなりライトな印象。 まあ、あまり出版社の売り文句に読む前から作品のイメージを固めない方が宜しい、と言う事で。 とにかくネタがハインラインの傑作SF「夏への扉」から引っ張ってきたり、「筑波山の首無しライダー」みたいな 都市伝説から引っ張ってきたりと作者の好きなネタを「これも使いたい、あれも描きたい」と詰め込めるだけ詰め込んで あるし。 ベースには女性解放論というか、女性の生き辛さからの解放と自立、みたいなテーマがあるっぽい。 冒頭で描かれる角田村の叔父の家で「良い婿さん見付けてあげるから」という「悪意なき束縛」に自分の将来が 角田村の中だけで終わってしまう事に暗然たる想いを抱いている綾乃の姿を描いたうえで、 利便性では自動車や飛行機に劣っても箒に跨って自由に空を飛び回る自由を手放せないという魔女の感覚を繰り返し強調する辺り、 やっぱり、作者が描きたかったのは女性の解放だったのかな、と。 終盤で大正時代に魔女学園を中途退学して嫁入りせざるを得なくなった女性の姿を描いている事もあるし。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.4 2024/05/19 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる