早川ちゃんとやっている?29
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書籍を巡る激動の時代の中で、テコでも動かない早川の未来はどこへ。
早川書房に関する話題をまたーり語るスレです。
公式サイト
ハヤカワ・オンライン|早川書房のミステリ・SF・ノンフィクション
ttp://www.hayakawa-online.co.jp/
前スレ
早川書房 28
http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/sf/1503152740/ ファンタジー汚染論懐かしい
1980年ごろのベンフォードだっけ
そもそもSF自体がゴシックロマンスやユートピア小説の系譜を受け継いで登場した幻想文学の一形態で、
ある歴史的条件のもとでのみ成立したジャンルなんであって
名探偵が事件を解決する「普通のミステリ」が今や特殊な形式になったのと同様
1950年代アメリカあたりを黄金期としてイメージされる「普通のSF」も別に普遍的に存在するものでも存在すべきものでもないだろう >>212 ストロスとか。つか、The Laundry Filesってえらい数向こうじゃ出てんのな。こっちじゃ続かなかったが…(´・ω・`) チャンとイーガン以降だとやる気無くしたんじゃないかい
デッド・チャンなんちゃって 『折りたたみ北京』収録の「沈黙都市」、作中にヒロシ・ワタナベという日本人名が登場し
わざわざ「わたなべひろしは、日本の実在のアニメーターの名前でもある」という注が施されてたが
作者はミンキーモモあたりのファンなんだろうか 大体現実がもうSFを超えそうになってるからなあ
ハードSF以外はもう需要が薄いんじゃないかと きみはアポロが月着陸した時にSF作家に
「これでSF作家は書くことがなくなりますね!」って言った
新聞記者か。 人間と地球外生命体との結婚とか、従来の科学とはまったく異なる学問分野が出現して
今までの科学では解明されなかったことが次々と明らかになるとか、SFで描けることは
まだまだたくさんある 書きにくいのはハードSFのほうじゃね
きっちり勉強して最先端の知見をとりいれると最近のイーガンみたいになってSF野郎すらなかなかついていけないわけで
SFをつかっていまを描くのはむしろ簡単になったから、ハードSF以外は幾らでもやりようあると思うわ ニュートン力学でも、子供や、分かってない大人も多いから、
そんなに気張らずともいいんじゃないの?
>ハードSF 白熱光は物理の解明がフーコーの振り子から入るのに
まったくわからない人がいると尼のレビューでわかった。 バカにしないでくれる!? 知ってるわよそれくらい!!
ウンベルト・エーコでしょ!! ミステリの世界では、ノックスの十戒やヴァン・ダインの二十則など、ミステリを書くうえでの
約束事や縛りがかなり明確化されているけど、SFはそのあたりがけっこう不明瞭
いくらハードSFといえども、物語のキーポイントとなる科学知識に関しては本編の中で説明
する必要がある、というのが自分の意見
ノックスの十戒でいえば、以下が上の意見に相当する
・ 未発見の毒薬や難しい科学上の説明を要する装置を犯行に使ってはならない.
・ ワトスン役(物語の語り手)は自分の判断をすべて読者に知らせなければならない.
上の十戒をハードSFのジャンルで言い換えると、次のようになると思う
・ 実在しない科学装置や概念を,十分な説明無しで(常識のように)用いてはいけない.
・ 物語の語り手は,既存の科学知識であっても一通り読者に説明しなければならない.
そういう意味では、SFには恒星間飛行をどう説得力を持たせ描くのか? という大きな課題が
あるものの、この点に関してはミステリ作家がトリックに頭を絞るのと同様、SFの醍醐味でも
あるわけだから、もっと色々と奇抜なアイデアを考えてほしいと思う >>232
念を押しておくと、上の意見は、あくまでもハードSFに限定したものです ノックスの十戒は本人が破ってるというか破るために書かれたものだけどな
ロボット三原則と同じ >>232
わあ、>>232の戒めのせいでリングワールドが分解した!w > ・ 実在しない科学装置や概念を,十分な説明無しで(常識のように)用いてはいけない.
> ・ 物語の語り手は,既存の科学知識であっても一通り読者に説明しなければならない.
「重力の使命」の最後ら辺の大暴風が↑を守ってる例だと思うんだけど、
物凄いスペクタクルだった。>>232の言うことも正しいと思う >>221
1/3くらいまで何も起きないし語り手はクソヤローだし放り投げる寸前だった
ちゃんとその理由づけされてスッキリ いつまで続くのかわからんけど今は谷間の時代でしょ
あれもこれも出来ないか出来そうにないかだから
有人火星飛行か、核融合炉か、あるいはIPS細胞の実用化か…
なんかしらスゴいのが出来ちゃったとき、もう一度夢が広がる 第38回日本SF大賞受賞!!
小川哲さん『ゲームの王国(上・下)』 >>212
たまにでいいのでナンシー・クレスやキジ・ジョンスン、レイ・ヴクサヴィッチあたりのことも
スリップストリーム(死語)みたいなのは割りとでてるんだがな 小型哺乳類館、みたいなやつか
中国SFアンソロは、ケン・リュウのおかげっぽいな 四月のSF文庫の新刊に「われらはレギオン」てのがあるけど、ゼラズニィに「わが名はレジオン」
てのがあったね。 聖書でイエスが悪霊に憑かれた人に(悪霊を祓うために)尋ねると
悪霊が「我らはレギオン(軍団)。なぜなら多数だから」と答える。
イエスが「あっちの豚たちに乗り移れ」と命じると
悪霊に乗り移られた豚たちは海へ飛び込んでみんな死んでしまい。
後には悪霊を祓われた人が残された。
まぁ、安直にネタそのまんまにならないように海外作家なら捻るだろうけど。 「ネクサス」読了。
だめだ、俺には合わなかった。
脳につながっても、意識なんて見当たらない・・・
みたいな展開の方が個人的には好み。
理屈付けなら、サイコダイバーの方が好き。 >>244
夢十夜で漱石が豚の群れに追い詰められてついに舐められてしまう、って話があって
ワケワカランとしか教科書で読んだときは思わなかったけれど
年を取ると心境ご同情申し上げるのよ そりゃ夢を書いてるんだから書いた本人もわけわからんだろうよ >>247
教科書に載せるにはそれなりの意味があるねんな USJ続編出んのか
今度はパイロット主人公みたいだしロボの活躍増えるといいな レギオンって言う名称自体が某宗教のローマ軍に対する嫌がらせだからなあ 「折りたたみ北京」から、背表紙のデザインが変わっているような・・・
本作から「第4期」なのね。 今、ハヤカワから出てる光瀬龍作品は「百億の昼と千億の夜」だけなのか。
もうすぐ日本SF作家シリーズで1冊出るようだが。
銀背のSFシリーズで出した新刊を2年ぐらいで文庫化するくらいなら
古い名作とか再販しろよ。 百億の昼と千億の夜は現実のテクノロジーとかとはほとんど関係ない話なので今でもそんなに違和感なく読めるんだけど、
たそがれに還るとか宇宙年代記シリーズとかはかなり古き良きスペースオペラみたいなガジェットが頻出するので
そのあたりは心に棚を作って読まないとけっこうつらい。 レムの「砂漠の惑星」の冒頭、管制室の描写で
マジックアイ(同調指示管/蛍光表示器/真空管の一種)が出てくるけど
俺の世代でもすでに現物みたことなくなってたな。
ギブスンあたりのサイバーパンクの“輝くクロームと液晶“云々も
有機ELに切り替わったら「液晶?」とか言われるのかしら… メカサムライは、また銀背と文庫のダブルで出すのか。 スレチだが、ホース・ソルジャー文庫化か。アフガン出動となった時、とりあえずありったけの電池買ってこい!
(パトレイバー2のコンビニ食いもん買い切りシーン調で)ってのが印象に残ってるw >>255
若輩者なので知らないんですが、いったい何があったんですか >>263-264
太陽風交点事件のさらに十数年前にSFマガジン覆面座談会事件というものもあった。
その際にハヤカワと作家陣との間に生まれた亀裂が太陽風交点事件で完全に修復不可能な断絶に至ったという理解。 なんという悲しい事件
早川さんも好きだし当然日本のSFも好きなので仲良くやってほしい しかし、2011年に小松左京が死去した際に、
昨今は出す号の半分くらいが追悼特集号になってるような印象すらあるSFマガジンが
追悼特集を組まなかったのにはさすがに驚いた。
編集部の現場に80年代の太陽風交点事件当時を直接知る人間なんてもういないだろうに
ハヤカワの側にも遺恨が今でも残ってたんだなあ、って。
早川書房は同族経営で、トップの顔触れは昔も今も変わってないはずなので、
現場には遺恨は残ってなくても経営陣はまだ遺恨たっぷりなのかもしれないけど。 >>265
その間には森優の不可解な退社もあったね
平井はそれで早川書房を縁を切った 太陽風交点事件とほぼ同時に起こった
今岡編集長と栗本薫の不倫事件もあった。 まあ、編集者と作家の不倫とかはお好きに
読者としてはおもしろい小説読めたらそれでいい よくあんなブサイクババアと不倫できたなと思う。大原まり子とか新井素子なら兎も角 >>270
いやいや
今岡は太陽風の責任を取ってクビになるところを、それならグインを引き払うとか公私混同発言があったんですよ >>272
公私混同は酷い
しかし栗本薫の御夫君も出版関係者じゃなかったか? >>273
栗本薫は独身だった。
今岡編集長が離婚して栗本薫と結婚した。
で、>>272発言にいたるという流れ。 わざわざ離婚してまで栗本薫と結婚したのかよw
純愛といえば純愛だが… >>274
知らんかった
教えてくれてありがとう
いやあ、なかなか波瀾万丈なんだな しかし、それなら早川書房さんも編集長と栗本薫氏を切って
他の日本SF作家と仲良くする方向にしたらよかったのに
そうしたら会社としては遺恨も残さず済んだだろうに
それでもハヤカワに残る作家と海外翻訳とでやってけると見通してたのかな ホントw
むしろ翻訳SF好きにしたら日本のSFとどっぷりじゃなくて良かったかも知れんし。 日本SF界の衰退ぶりを見たら結果的には老害どもが悪だったという事だな。 日本SFが中心だったSFアドベンチャーの方が潰れちゃったからね
80年代ハヤカワも岬兄悟、水見稜、火浦功、中井紀夫、柾吾郎、村田基とか
デビューさせたが残っている人は少ないね 奇想天外SF新人賞でデビューした人たちには、新井素子、山本弘、谷甲州など
(3回だけで終わった賞にしては)息の長い作家が多いと思う >>281
>80年代ハヤカワも岬兄悟、水見稜、火浦功、中井紀夫、柾吾郎、村田基とか
>デビューさせたが残っている人は少ないね
文句なくビッグネームとして残っているのは神林長平くらい? 大原まり子は微妙ですかね?
これが90年代になると、そもそも早川から作家デビューしたのが森岡浩之しか思いつかない。他にもいたっけ?
ゼロ年代は小松左京賞落選組の円城塔と伊藤計劃をデビューさせてそこそこ上手く行ったけど、
10年代はどうだろう。2013年からSFコンテストを復活させて毎年入賞者は出てるけど、どれくらい生き残るものやら。 >>281,283
80年代のハヤカワSFコンテストデビュー組だと貴志祐介(当時は岸祐介名義)もいるね。
現在ではほぼミステリ・ホラー畑に移行しちゃってるけど、未来史・超能力テーマの大作「新世界より」があるので。 >>277 栗本氏のグイン・サーガが稼ぎ頭で、グインとローダンの上がりでSFMとその他早川作家を支えてるってのが当時の実情だ、ぶっちゃけ事実として。
(ちょっと後から稼ぎに稼ぎまくってた新井素子はコバルトが主な舞台で、早川との接点は85年まで長編上下1本に短編2本のみ。短編で星雲賞は取ったけど)
>>282 牧野修 「」
…は、置いといても、新井素子が書いてた通り、当時デビューする機会自体がなさ過ぎたんで人材が溜まりまくってたってのはあると思うよ。谷甲州なんかネパールから国際郵便で投稿だし、あの時代に。 >>285
>栗本氏のグイン・サーガが稼ぎ頭
ディック・フランシス、マイクル・クライトン、栗本薫(グイン・サーガ)が往年のハヤカワの三巨頭だと聞いたが。
フランシスもほぼ毎年のように新作が訳されていたし、
クライトンは刊行頻度こそそこまでではないが、一作ごとに都心の高級マンションが買えるくらいの権利料を支払っても十分ペイしたそうな。 285はSFに限定しているんでしょう
ミステリーは発表する媒体が色々あるし
ミステリーの早川デビューは原ォくらいしかいないんじゃないのかな
(14年ぶりに新作が出たよ) 山田正紀はSFマガジンデビューで太陽風交点事件以後もハヤカワで書いてるが
事件そのものに対しては、ハヤカワに対し一貫して否定的だった。
あとハヤカワデビューでそれなりなのは神林長平ぐらいか。
小松左京はなんとかハヤカワと堀晃を和解させようと骨を折っていたらしいが
ハヤカワは応じなかった。
結果、小松左京は全著作をハヤカワから引き上げたと聞いた。 グイン・サーガバカ売れの夢から覚めないから
早川FTは長編シリーズの翻訳権取っておきながら
1巻を5分冊して以後放置するんだろう説 なんで今更ニーヴンの短編集かと思ったら、無常の月が映画化されるからか。 ドラマと違って映画だと宣伝してくれるから本も出しやすい リングワールドシリーズ再販してくれ。
映画にならないと無理か?
そうするとドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のデューンができるころ
砂の惑星の再販がかかるのか。
オレはデビッド・リンチ版映画カバーの砂の惑星持ってるがw 「タイムマシンの理論と考察」が入ってるかと思ったら(´・ω・`) >>293
再販かかるのはどっちなんかね。
矢野訳か酒井訳か >>293
いいねえ
コンパニオンシリーズも訳して欲しい 作者の個性か、情景描写やキャラがどことなく漫画っぽくて、
ほんとみんな友達になりたくなる
> コンパニオンシリーズ 砂の惑星は、海外のリアル系表紙やイラストの方が好きだなぁ
https://www.google.co.jp/search?site=imghp&tbm=isch&q=Dune+Illustration デューンシリーズのカバー表紙って、石森章太郎バージョンで出てたのはどこまでだっけ、
映画化に合わせた重版で映画スチール版の表紙に変わって、その後の続刊は加藤直之か誰かに変わってた記憶があるけど・・・
と調べようとしたけど、最初「砂の惑星」でググったら、フランク・ハーバートもデビッド・リンチも一切出て来なくて、
最初のページの10件は全て「砂の惑星」というタイトルのボカロ曲に関するもので、まずそのことにびっくりして先に進んでない。 >>300
検索汚染てやつだな。
Going under groundで検索するとThe Jamの曲じゃなくて日本のバンドしか出て来ないのと同じ現象 >300
石森カバーは「砂丘の子供たち」までに決まってるじゃんか。 映画コンタクトの最後に「……に捧ぐ」って出るのをホーキングだと思ってたけどちがった
生きてたからな >>300
去年のマジカルミライ(初音ミクライブ)のテーマ曲として
現在では一般に行ったミュージシャンに作曲を依頼したら
”かつては緑溢れてた世界がいまじゃ砂の惑星だ〜“って
ボカロ界隈揶揄する歌作られて、プチ騒ぎになった奴だなw
ちなみに俺は「砂の惑星」と言われてもパッとデューンが出てこなくて
レムの「砂漠の惑星」の方を思い浮かべて
へー海外はそんな表紙なんだーってリンク踏んだw ル・グインに続いてケイト・ウィルへルムも亡くなったのか。昔のSFマガジンに載った「花の名前」と
いう中編が良かったな。長編ではやはり「鳥の声いまは絶え」が好きだね。早川からは本は出な
かったが。 こないだキット・リードも亡くなったしベテランの女作家がいなくなってくな
キャロル・エムシュウィラーぐらいか? アルマダおもすれー
前作弱小出版に取られたのはチョンボなのでは... ゲームウォーズ(レディプレイヤー1)はおもしろかったが、
SFって言うよりオタク小説なんで見送っちゃったんじゃないかな?
アルマダおもしろいのか?
買ってきてあるので、今読んでるアルテミス読み終わったら読むわ。 俺もアルテミスを読んでるけどなかなか読むペースが上がらない。
あの妙に若者向けっぽい文体が辛い……火星の人は読み易かったんだけどなあ。 >>311
アルテミス、自分も目が滑って感情移入できずじまいで
前作ほど楽しめなかった どうでもいいけど中国やケニアとかの途上国謎ageなんなんだろうな アルテミスは主人公のageのしかたとか科学知識の挿入のタイミングとかが松岡圭介感あった 神田古本市いってきたんだけどJAがほとんど見当たらないのが軽くショック
NVやSFはずいぶんたくさんあったのに…
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