平井和正スレッド 第1巻[無断転載禁止]
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
SF作家、故・平井和正氏の作品、その人柄、そのエピソード等を、常識をわきまえて語り合いましょう。
類似の別スレは「平井和正の霊能・宗教関連の話題を主に語りましょう」とありますので、主旨がまったく違います。
宗教家・宗教団体のネタはスレ違いだけでなく、板違いでもあります。その手の人種は巣にお帰りください。
また、かつての「糾弾スレ」の精神もここでは引き継ぎません。
過疎スレになっても構いません。
早川書房から新版「狼の紋章」「狼の怨歌」発売中。
2月6日には、「日本SF傑作選4 平井和正 虎は目覚める/サイボーグ・ブルース」(ハヤカワ文庫JA)1620円、発売予定! 年譜をみてみると、虎ばかり書いた時期のあと狼が登場している
このあたりを気にとめ、考察してみるとなかなか面白い
紋章では鹿(善良)、兎(凶悪)が出てきて、
その後、真幻魔に鹿(凶悪)、兎(善良)がでてくる つづけてみよう
初め、虎は邪悪さや暴力性の象徴だったが、
怨歌では共同戦線を組む親愛な仲間となり、
初め、狼は崇高性の象徴だったが、
真幻魔では犬と堕ち、サタニストになる いったいどこまで自覚があったのか…
ともあれ、ここにその作家性が垣間見える
光と闇の逆転とでも表現できるだろうか(対立ではない
平井が堕天使物語に執着したのは、そのあたりと無関係ではなさそうだ
救世主と目された東丈が逆転しつづけたわけだ この言葉は、作品ではアダルトウルフガイで登場し、
その後も富野監督との対談で、平井自身が口にしている
そして、真幻魔にまで登場した
かなり気に入っていたことがわかる 富野監督との対談ではこの言葉を持ち出す直前に語っている、
「闇がなければ、星は光らない」
というフレーズも決して見落としてはならない
大魔王即…とともに、幻魔シリーズの中枢に位置するものと思われる
おそらく、最重要フレーズだ いや、もしかすると、これこそ平井全作品を通じて、核に或るものかもしれない
このロジックに内包する逆転、
それこそが平井和正ではないのか もともと、「人類ダメ小説」と自称するネガティブな作品を
多く書いていた頃にも、その人類に一抹の期待・希望を捨てきれずにいるような
視点を一貫して持っていたのだしね 対談の中でそれを言い出したことは軽いことではないと思う
「幻魔大戦4巻/闇の波動」のあとがきにまで、そのフレーズがでてくる
大魔王即…もそうだが、このように繰り返し現われることは見逃すべきではない
この時期、彼は本当に「それ」を気にしていたはずなのだ
それも少なからずだ >>11
違うと思う。
平井和正作品の中核を貫いているものは唯一、今風に言えば『萌え』なんじゃないか? 萌えww
逆転の例をあげようか
初期の「メガロポリスの虎」なんかはどうかねえ
虎が跋扈している時代にあって、
虎を狩る、やっつける、滅ぼすという発想ではなく、
「虎になる」を平井は選んだわけだ
「悪徳学園」はどうだろう
人間を襲う狼男が、ここでは救出する側になる
まあ、これを萌えと言われれば一言もない 1月31日、youtubeにてライブ配信
山田玲司のヤングサンデー♯151
『デルトロとせつなさと小室哲哉と!?〜話題騒然☆ポプテピピック分析と最近見た映画の話etc』中2ナイトニッポンvol.36
ここで平井和正の話題が少しだが出ている
ライブ配信は終わったが、のちに通常動画で見られるはず
「当時、平井和正はスーパースターだった!」 それにしても目録をみていて
本当におどろくのが、この1965年からの3年ほどで
虎、エリート、幻魔、そうそうたる面々が揃っていることだ
そのあとで狼が現われるのである 虎とは人間の内部から溢れる怪物、悪霊である
それに対抗するのが、エリート(超人)だ
一方、幻魔は外部から襲来する怪物、悪霊だ
対抗するのは超能力者(超人)だ
…1979年から再開された幻魔が、
内部の闇にさりげなくスライドしたことには留意すべきか… ebunko8 (ウルフガイ・ドットコム)
本日、日本SF作家クラブ様主催により、「平井和正氏を偲ぶ会」を開催していただきました。
開催にご尽力いただいたSF作家クラブの皆様、ご来場いただいた諸先生、および出版社様ほかご関係の皆様、
そしてファンの皆様、本当にありがとうございました。
2月3日 0時15分 Twitter Web Clientから
https://twitter.com/ebunko8/status/959445160949047296 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています