>>127
平井と石森のコンビは新幻魔大戦までであり、それ以降は別々に幻魔大戦を書くと「公式に」宣言している。
石森プロの関与する漫画を石森系とみなして何の問題もあるまい。

あなたは平井の書かれざる真・四部を読み解くと「傲然と」言い、漫画の原作者はそんなことは言っていないのも事実だろう。
平井に正式に許可をもらって、キャラを自分の商業作品に使わせてもらってるだけの話だ。

あなたと何の関係ない漫画の話を持ってきて「あいつもやってるからいい」「いやあいつの方が悪い」とかいうのは屁のツッパリにもならん。

小松左京の「虚無回廊」みたいに、ピースがほぼ揃っていて、作者の死去で終盤が書かれなかったのなら、結末補作も玄人が本気でやれば可能だったかもしれない。実際は堀晃とかがやらんなら誰もやらんだろうが。
編集後記で、いつの日かAIに結末を書かせられればとか編者が言っていたが、そもそもAIが自己認識を得た世界のお話なのでそれも面白いかもしれない。

だが平井は人生の時間が無くて書けなかったのではなく、熟慮の末に書かなかった。
それに理詰めの小松作品ならAIが予想できても、情念の絵の具ををキャンパスにぶつけるような平井作品をAIだろうが他人だろうがうまく予想できるとは思えない。
そんなものの予想をやらかします、というのはファンにしては冒涜的だと本当に思ってるよ。

しかしずらっと並べた謎をみてると、昔はやった「エヴァンゲリオンの99の謎」とかのノリなのかもしれんね。
ファンじゃなくて謎マニアだと思えば腹も立たんかな。

ただしエヴァンゲリオンとかは視聴者の興味を引っ張るためにわざと答えるつもりもない謎をまき散らしてるふしがあるが、幻魔の場合は全力で多数の伏線を張って、全力で回収に失敗しているっぽい。素人に回収できるようなものではなさそうだが。