>>151

全集37のインタビューではこうも語っている

「つまり平井和正に真幻魔大戦を書かせるための布石はちゃんと考えて、
そちらの方向に誘導するというところまであるわけです」
「(略)やっている最中は気がつかないんですけれど、後から振り返ると
ちゃんと布石が打ってあって、なるほどこういう流れになっているんだ
ということがわかるような仕掛けになっているんですね」
(中略)
「もし漫画の幻魔大戦のあと僕がすぐに小説の幻魔大戦を書いたとしても、
僕自身がまだ神であるとかあるいは宗教であるとかについて
考えを深めていないから書けないんですね」
「(略)後から振り返れば、即座に小説の幻魔大戦を書かせるというのは
言霊からすると本意ではないということがはっきりとわかるんです」

高橋父娘から得たものがあって、幻魔大戦シリーズがリスタートしたわけである
背後のものがGoサインを出したものがそこにあったのだ

彼らから得たものとは、主に欧米の精神世界思想の世界観である
それが、傑作「真幻魔大戦」の世界観となる