0862名無しは無慈悲な夜の女王
2021/04/12(月) 13:11:00.54ID:H/da9n+5そういう意味では、小説の評価というのは時代によっても様々に変化してくるもの、と言うしかない
時代を超えて長く読み継がれる小説には、古い価値観や常識に囚われないものも多いし、また作品自体に
魅力や底力があれば、いくら批判を受けても社会の変化を乗り越えることができる
南極基地で人類の子孫を残すという発想には、当時の流行みたいなものに流されたような違和感を覚えた
映画「地球最後の日」、手塚治虫「火の鳥」など、破滅を逃れ子孫を未来に託すという展開は、一種当時の
流行みたいなところがあったように思う
いずれにしても、小説を読む楽しさには、そうしたもろもろを考えたり想像したりすることも含まれている