東京創元社 10
アマプラの「エクスパンス」ね S5で打ち切りとか言われてた気もするけどS6まで配信中 ネトフリ「オルタードカーボン」みたいに巨額の制作費をかけないかわりに 打ち切りのハードルも低かったのかも ピンポイントで銃撃戦とかアクションもがんばってると思う ダレ場も多いけど なんじゃこりゃ? >愛媛県の山間部にある赤虫村には、特異な妖怪譚が存在する。 >黄色い雨合羽を着て嵐を呼ぶ「蓮太(はすた)」、火災を招く「九頭火(くとうか)」、 >廃寺に現われる無貌の「無有(ないある)」、 >そして村の有力者一族が信奉する「苦取大明神(くとるだいみようじん)」 しかしあれやね 創元SF文庫は8月は一冊しか新刊がないんやね 『黄金の人工太陽』読んだけど思ってたのと違った 「巨大宇宙SF傑作選」とか銘打ってるけど全部スぺオペなんだったら最初から「スペースオペラ傑作選」にしておいてほしいわ Sキングの痩せゆく男で口でヤんのをオスペって書いてたヨ。 >>398 こいつの脳みそをスライスしてスキャンして解読してみたい。 スペルマオペレーションとか? そんな連想する人1%もいないんじゃないか オスペのスペはスペシャルの略らしいがとっくに死語じゃないか、言われてやっと思い出すレベル ぺにスと言う文字が視界に入ると 側頭葉がこれやろ?と即答してしまうんです スペースオペラ → ソープオペラ → ソープランド たぶん若い読者はスペースオペラの意味が分からないから巨大宇宙SFにしたんじゃないかな 関わるのが恒星レベルだったら巨大天体でエエンチャウw 太陽の方がデカサもエネルギーも比較するのもナンセンスなハズなのに 木星の方がブキミでガスの中に何か居そうな底知れなさがアルノヨナw スぺオペで思い出したけどキャプテンフューチャー最近読み返したけどさすがに馬鹿馬鹿し過ぎた オットーとかグラッグとか今更だもんな でも何とかいう脳みそが箱に入って宙に浮いてる人は今でもかっこええと思う いくらスペオペだとはいえ太陽系内の各惑星衛星に土着の異星人がいるなんて設定が素で許されたのは キャプテン・フューチャーあたりが最後ですかね。 キャプテン・フューチャーといえばラヴクラフトはハミルトンのことを ヘクトグラフ・エディ(蒟蒻版のエディ)と呼んでいたそうだぜ 同じような話ばかり書いてるからで今風に言えばコピペ野郎だな それも一種の才能だけどな、しかも金はその方が儲かる 普通は1作目の途中で飽きて書くのをやめるから ラヴクラフトはハミルトンの人気に嫉妬してそんな発言をしたんじゃないかな。 ハミルトンには「時果つるところ」といったシリアスな作品もあるし、「フェッセンデンの宇宙」など短編の名手でもある。 たとえば、以下に短編の冒頭をいくつか引用してみるけど、どれも魅力に富んだ書き出しとなっている。 いまさらいってもしかたないが、フェッセンデンの忌まわしい実験など目にしなければよかったのだ! 呪われた好奇心に誘われて、あの夜彼の実験室を訪ね、あんなものを見なければ、心の平和を永遠に乱され、死ぬまで陰気な変わり者として過ごすことなどなかったはずなのだ。 強烈な黄金の魔力に誘われて、ブレントはその伝説の卓状台地へと赴いた。トルキスタンは最奥の地にあるその高地は、人呼んで風の高原。 根強い噂によれば、世に比類なき豊かな金脈が、その人跡未踏も同然の高原に眠っているという。 退院するとき制服を着たくはなかったが、ほかに服はなかったし、出ていけるのがうれしくて、あれこれいう気も起きなかった。 しかし、ロサンジェルス行きの地方便に乗ったとたん、制服を着てきたことを後悔した。 意識をとりもどしてしばらくのあいだ、ジョン・ウッドフォードは、自分の横たわっているのが棺のなかだとは気づかなかった。 ぼんやりとわかったのは、あたりが漆黒の闇で、吸いこむ空気がむっと淀んでいるということだけ。 ひどく体が弱っている感じで、ここがどこで、どうしてここへ来たのかには、かすかな好奇心しか湧かなかった。 ハリマン医師は産婦人科病棟の廊下で足を止め、 「二十七号室の患者の容態は?」とたずねた。 ぱりっと糊のきいた制服をまとった、ぽっちゃりした看護婦長が、目に哀れみの色をたたえて答えた。 小馬にまたがり、尾根に立ったカール・カンは、黄土色の砂が延々と連なる砂漠の一点を指さした。 砂漠は深紅の落日が放つギラギラした光を浴びていた。 「あそこだ、おまえたち!」と彼は満足げにいいはなった。 どっちかというとラヴクラフトのほうがマンネリな気がする 世界設定同じだしネクロノミコン、ショゴス、テケリ・リとかキーワード出せば一丁上がりやん >>422 「時果つるところ」は1950年の作品だし「フェッセンデンの宇宙」の初出はウィアードテイルズの1937年4月号 1937年3月15日に亡くなったラヴクラフトは読むことができなかったんだから仕方ない ラヴクラフトがハミルトンをコピペ野郎呼ばわりしたのは ウィアードテイルズの1935年7月号の感想をダーレス宛の手紙で述べたときなんだが その号に何が掲載されたのかと思って調べたら「ウリオスの復讐」だった なおハミルトンとは対照的にC.L.ムーアが褒められており、こちらは「魔法の国」 >>422 で引用した短編には、風の子供(1936.5)、帰ってきた男(1934.2)なども入っている。 いずれにしても、ラヴクラフトは(人種差別もふくめ)偏見や好みの偏りが多すぎて批評眼の方はあまりあてになりそうもない。 そりゃまああの人の作風見りゃそうでしょとしか SFに影響与えてはいるけどSFの人じゃないしね ホラー界の大山にそんな言い方をしなくても 一応SF・ファンタジー・ホラー板なんだから 世間的にはいっしょ ハミルトンには才能がある(ただしプロットの使い回しがひどい)とラヴクラフトは ロバート・バーロウ宛の手紙で述べているので全否定していたわけでもないようだが そのバーロウと合作した"Collapsing Cosmoses"はハミルトンのパロディとされており 良くも悪くも意識していたことが窺える なおハミルトンの作品でラヴクラフトのお気に入りだったのは「マムルスの邪神」 トンネルの向こうからMiG1.44で飛んでくるダケノヤツガ…… >>426 だが怪奇幻想なら褒めるのかというと ラヴクラフトはブラム・ストーカーのこともぼろくそに貶してたりするからな ちなみにラヴクラフトはベラ・ルゴシのファンだったので ドラキュラは糞映画だったという友人の感想に対して ルゴシは悪くないんです原作が糞なのがいけないんですと擁護している >>435 HPLの添削を経てマーケットに出た作品は多いんだけどね その幾つかは、何故か神話作品になってしまいました 作者に覚えの無い宇宙的恐怖が紛れ込んでいます....... マザコンで引きこもりなのに改竄までするのか とんでもないやつだな マザコンかどうかは主観だが、引きこもりでなかったことは間違いなさそうだが >>437 マザコンなのはむしろロバート・E・ハワードやろ ちなみにダーレスも自分の母親の美人ぶりを著作で吹聴していたりする 作者が添削してくれと頼んで、出来上がったものを受け取って公表してるんだから、改竄とは言わんしな 文句言えなさそうな立場の弱い女流作家ばっかり狙って改ざんしてたのが キモチワルイ&女性編集者ばかり狙ってトラブル起こしてた山本ピロシソックリw このたび60周年を迎えるにあたり、当〈Web東京創元社マガジン〉にて全6回の隔月連載企画『創元SF文庫総解説』として、創元SF文庫の刊行物についてその内容や読みどころ、SF的意義を作家や評論家の方々にレビューしていただきます。 第1回の掲載は9月末予定。連載終了後には書き下ろし記事を加えて書籍化いたしますので、そちらも楽しみにお待ちくださいませ。 エドモンド・ハミルトンを最初に読んだのは「マイ・ベストSF」で 「ウは宇宙船のウ」なら「スは宇宙のス」もウだろと思ったものです 創元SF文庫から文化出版局のアンソロジー復刊 悪漢と密偵@BaddieBeagle "名翻訳家が初めて編んだ伝説のアンソロジー『吸血鬼は夜恋をする』を増補し初文庫化。 アイデア性に富んだSFとファンタジーの宝庫": ヤング、マシスン 他/ 伊藤典夫 編訳『吸血鬼は夜恋をする SF&ファンタジイ・ショートショート傑作選』 「第五の季節」の完結編は間に合わなそうかな 年内予定だったんだけどな 本当は、『ロはロケットのロ』 (R is for Rocket) なんだよね。 R is for Rocket の翻訳を出す時点で、すでに S is for Space (ウは宇宙のウ)が出ていたのに、なぜロケットではなく宇宙船のウにしたのか良く分からない。 ロが3つならぶのは見た目が良くないということであれば、タイトルロゴのデザインを工夫するという方法でも良かったと思う。 ロは ロケットの ロ ジェイムズ・ブリッシュとかウォルター・ミラーとかイアン・ワトスンとかああいうのもっと出せよ ミラーって短編集くらいしか出せなくないかと思って調べたら自殺してたの知ってちょっと驚いた ウォルター・ミラー・ジュニアと言えば水鏡子のペンネームの元ネタ >>456 ブリッシュのDoctor Mirabilisの邦訳を出してほしい いっそ原書で読もうかと思ったこともあるんだが 英文が難しくて難儀したと殊能将之の読書日記にあったので びびってしまい未だに手が出せていない >>459 今ならdeeplに原書ぶちこめば少しは分かるかもよ? DeepLは造語とかあると「ぽにゃがどうした」と 急に気が触れたようになるから小説の翻訳は当てにならないかもよ 機械翻訳で概要は理解できるだろうけど読み物としての面白さは失われると思う 同時通訳とかできる人でも小説の翻訳には向かない場合があるのと同じ https://twitter.com/arakawasuiro/status/1249678108594073602 DeepLの翻訳が「完璧」などと褒められているが 実際は"ven y'u're on vatch"(当直だってのに)が抜けている (ちなみにシオドア・スタージョンの"Cargo"という短編にあるセリフです) DeepLは理解できなかった箇所をしれっと飛ばすんだよな なまじ訳文がきれいなので気づかれにくく始末が悪い https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) >>463 > DeepLは理解できなかった箇所をしれっと飛ばす ある意味人間っぽい対応ともいえる。 坂口安吾なども、翻訳を始めたばかりのころ、分からない部分を全部飛ばして訳したところ、小林秀雄から分かりやすい訳文だと褒められたという話をどこかで書いていた。 高橋良平が仁賀克雄の翻訳のことを「ちょっと面倒だとすっ飛ばす」と批判していた。 別スレで読んだけど逆に宇野利泰は原文に比べて文章を増加させちゃうとか。 KindleにdeepLが組み込まれてれば読みたいSF/ファンタジーは山ほどあるのに、いちいちPCでやるのはホント面倒くさい 試しに最新ヒューゴー賞の中編の一節をかけてみたら飛ばしだけじゃなく誤訳も結構混じった ちょっと複雑な構文だともうどれがどこにかかるか分からんくなるらしい やっぱまだ実用には耐えんね deepLは文章が簡単な構造なら、口語っぽい感じに上手く訳してくれる印象 あと翻訳家の人がいう、日本人は文章をひっくり返して訳し過ぎっていうのと似た印象もある Google翻訳の方が、どちらかと言えば原文の順序に沿って訳してくれるような まかせっきりじゃなくて適当に文節を切ってやれば 下訳に使えるとは思うけどね 日本語がこなれてるし Kindle組み込みの自動翻訳で事足りるのはしばらく先の話 でDeepLのサブスク月額が原書より高いかも >>464 『吸血鬼ドラキュラ』にはクロラールに言及した後にその化学式を付け加えている箇所があるが 創元から出ている平井呈一の訳では化学式を省いていたはず そう考えるとDeepLは平井呈一並なのかも 平井は文章の勢いや雰囲気にこだわり過ぎて、勝手に足したり引いたり、誤訳もあるタイプ。 原文 Harker evidently meant to try the matter, for he had ready his great Kukri knife and made a fierce and sudden cut at him. The blow was a powerful one; only the diabolical quickness of the Count's leap back saved him. A second less and the trenchant blade had shorn through his heart. As it was, the point just cut the cloth of his coat, 平井 ジョナサンは容赦なく、持ったる短剣を逆手にふりかざすと、突然激しく切ってかかった。太刀風すごく、あわやと見るより、伯爵は鬼神のごとくサッとうしろへ身を引く。その隙をすかさず打ちこむ二番太刀は、相手の心臓をグサリと突き刺したかと思われたが、惜しや手元が狂ったか、切り込んだは刃先は、魔人の衣装を胸先かけて、ビリビリと切り裂いたばかり。 DeepL ハーカーは明らかにこの問題を試すつもりだったようで、大きなククリナイフを構えて、激しく、突然、彼に切りかかったのだ。その一撃は強烈なものであったが、伯爵の跳躍が極悪非道なほど素早かったため、彼は助かった。あと一秒遅ければ、その刃は彼の心臓を切り裂いていただろう。しかし、その刃の先端はちょうど彼の上着の布を切り、 ふつーに誤訳やね まあ大量に訳してれば誤訳なんざ誰でもあろうが ベッキーチェンバースの中編を自動翻訳したらアラレイとかいう神の名がアラレちゃんと訳されて笑った くだけすぎやろうが >>471 "A second less"が二番太刀になるあたり、雰囲気だけで訳してんのかって感じだが 原文も"had shorn"は普通なら"would have shorn"になるのではという気がする 過去完了だけで仮定法と判断できるDeepLすごい 過去完了に本来 仮定のニュアンスがあるからじゃないかと このスレ原書読みの人がたくさんいるのね >>472 しかし少量でも平井呈一は誤訳するからな ラヴクラフトの「アウトサイダー」はあんなに短い話なのに 平井訳では真逆の意味に訳している箇所が三つある ドラキュラも同じ調子だとすると100箇所くらい意味が逆転していることになるが大丈夫だろうか 訳されてきた文章がおかしいかどうかぐらいのチェックはするだろうが 誤訳してるかどうかは原書スラスラ読めるようなレベルじゃないとわかんないだろそんなの 「アウトサイダー」の平井訳では"the moat was filled in"(堀が埋め立てられていた)が 「外壕が新しく掘られており」になっていたりして、明らかに辻褄が合っていないんだが そもそもが夢幻的な掌編なんで、整合性がとれていなくても訳文を読んだだけでは気づきにくいだろう 創元でずいぶん前に刊行予告があったまま消えた『サラゴサ手稿』だけど、 岩波のあとがきによれば、そもそも2002年に新しい草稿が発見されたり、 その研究者たちがその後に出したバージョン以前のものには、別のポーランド人が補完したオリジナルじゃない部分があったりしたそうだ しかもほぼ別の物語と言えるほど違いがある、1804年版と1810年版が存在しているという Amazonの世界幻想文学大系版「サラゴサ手稿」のレビューが異様に丁寧で笑った 岩波3冊版買ってみたくなった >>480 さんにも感謝 ピンスカー気になるけど紙魚の手帖ってやっぱミステリ寄りなんだよな もうちょいSFの紙幅が増えてくれるといいんだが 創元はブライアン・ラムレイのタイタス・クロウ・サーガを 11年がかりとはいえ、きっちり完結させたのが偉いと思った 青心社から出ているシリーズとか一体どうなることやら 創元は、ネクロスコープの続きも出してくれる気があるのかな? 海外ではタイタス・クロウよりネクロスコープのほうがずっと売れているそうだが タイタス・クロウが完結したのにネクロスコープがこけたりしたら 日本では本当にクトゥルーの知名度頼みってことになってしまうがな そんなのはとっくにわかりきったことだって? だってラムレイって設定だけ見ると面白そうだけど実際に読むといまいちだし >>477 チェックして直したところは当然ながら読者には気づかれない チェックをスルーしてしまったものがやり玉に挙げられる 創元SFかハヤカワさん、 そろそろヴィナ・ジエミン・プラサドの短編集出してくれないかな 表題作は「働く種族の手引き」か「ロボット・ファンダム」で全7、8編。良いボリュームでしょ read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる