>>605
> TTPと新訳出すのは関係ないだろう

もちろん、TTPと新訳は関係ない。
むしろ、出版社は(TTPで改正される前の)著作権50年を前提に動いていたということ。

>>604
原作の著作権が早く切れることには、従来の翻訳とはちがう別の翻訳が出てくる可能性があるというメリットがある。
たとえば、2014年に著作権の切れたC・S・ルイスの「ナルニア物語」では、瀬田訳とは別に(児童書の「です・ます」文体ではない)土屋京子訳や河合祥一郎訳が出た。

自分の場合は、(なんでも児童書の文体にしてしまう)瀬田貞二の訳が好きじゃなくて、トールキン「指輪物語」も著作権切れで別の翻訳が出てくるのを期待して待っていたのだけど、TPP締結で著作権が70年に延ばされてしまったため、残念ながらその可能性は潰えてしまった。
あと20年も新訳を待たないで、トールキンの英語で読むからいいけど。