【失われた】光瀬龍【スレの記録】
立ててみた。
このスレも木星のプランクトン・シティみたいな運命をたどるのだろうか・・・ 宇宙年代記が現実の歴史とズレてしまった理由は人命の尊重だろうね
命知らずを集めてはポンポンと宇宙に打ち上げてどれだけ犠牲が出ても気にしないというやり方だったら
人類はとっくに火星に着陸していただろうし木星すら到達できていたかもしれない
光瀬先生本人は人権を大切に考えるリベラリストだったからこれは良い意味の誤算なのだろう >>5
おっと3があったか! こりゃ失礼
>>3
まあね
「なんでわざわざ人間が行くの? ロボット送り込めばいいじゃん」って俺だって思うからね。 『喪われた都市の記録』だったっけ?
過酷な異星の自然に人間が翻弄され滅んでいく展開が繰り返しまくって鬱になる 例の「50億年後にデカクなった太陽が地球を……」を持ち出せば虚無感をカモシダセル系SF
ダガキョウジャナイ(立ω立)キリッ←コレカウンターノサイテキカイダトオモウ >>7
「たそがれに還る」は虚無の力にエネルギー探知装置を破壊されて絶望の淵に立たされたソウレが
それでもなお人類を守るための新しい別の方法を考えようと決意するところで終わるのですが
「喪われた都市の記録」ではその「新しい別の方法」らしきものが描写されていますね
人類は名状しがたい宇宙のパワーに叩きのめされてばかりなのですが、その都度立ち上がっては
へこたれずに別の方法を考え出して戦い続けるというのが年代記イズムなのです 司政官シリーズと並んで好きだったな
巨大な力の前の小さな人間の戦い、みたいなところが 光瀬キャラは異能持ちは少ないね
トジもシロウズも猫柳ヨウレも普通の人間 サイボーグにそこは割り当てられてるな、いろいろな意味の悲哀込めて。
戦時傷痍者(「この世界の片隅に」のすずさんとか、軍人とは限らない)がガチどこにでもいた世相の反映だろうけど 哀愁のサイボーグばかり出てくるのは戦争の被害者のイメージが込められているからなのか
作者の生きた時代を感じるね
「この俺様が人間ごときに」みたいな発言をするイキリサイボーグは全然出てこなかった そもそも光瀬作品では
サイボーグの敵は人間や宇宙人じゃなくて
過酷な環境だからな
「カナン5100年」は名作だった・・・ 百億のサイボーグはもはや人間の形してるのか不安になる機能満載。
ミサイルとか004かよ。 >>16
そんなこと言われたら、百億後半のサイボーグたちの描写で
ちゃんと頭と胴体と両手両足がある生身の人間と同じ姿として記述されていたかどうか不安になってくるじゃないか。 「あしゅらおう」は普通に腕が六本と顔が三つあるんだろうな
https://serai.jp/hobby/242889 シッタータは放電葉まである
漫画の方は完全版というのが最近出てますね >>13-14
納得。
勲章つけようとしたらアレだった上社会のお荷物扱いっていうのも哀愁あって印象的だったわ アマゾンドットコムの英訳版百億に付いたレビューのうちの一つ、☆5個中の3個と微妙な評価で、たった一行、
>Three words: Cyborg Assassin Jesus
とだけあるのが笑った。サイボーグ・アサシン・ジーザス、まぁそうなんだけどさあw >>21
英訳されていたのか…>百億
アマゾン見てきたがなかなか評判いいね
ナザレのイエスは最凶サイボーグ3体に包囲されてもなんとか逃げおおせたのは立派 >>21
やっぱりイエスが悪役になるのはあっちの人にとってはインパクトでかいっすかね~?
でもふと思ったけど、あまり東洋文化に関心も知識もない西洋の人が百億を読んだとして、
作中に出てくる元々古代インドの王子でいろいろあって未来でサイボーグ戦士になるシッタータというのが
仏教の開祖であるシッダールタその人だというのは、作品読んだだけで分かるようになってましたかね? ヒッピームーブメント通過インテリ層はブッキョー知識ダイスキヨ? 世のため人のために道を説いていたら悪の組織や正義の組織に捕まってサイボーグに改造されてしまうのだから哲学者や宗教家は大変だ プラトンが去った後に誰が彼になりすましたかというと、最後の講義を受けた御用哲学者エイモス氏が怪しいと俺はにらんでいる
転輪王機関の仕事に抜かりはないのだ 転輪王だけに歴史の人材も自転車操業ッテカ。ガハハ >>19
漫画版だと摩尼宝殿周辺は完全に廃墟だったけど原作では人の気配があった。
機能ふぜんを起こして荒廃していく都市でも人が必死に生活しているのは光瀬作品によくある光景だと思う。
SFマガジン版派遣軍帰るとか まず同意した上で、それこそ「闇市の蜃気楼」あたりの話にならんか 「自転車操業を続けること1兆年の余という…」
「もうあきらめて破産しろよ」 萩尾望都「百億の昼と千億の夜 完全版」少々お値段は張るが実に良い
電書で読めるのもいいね 「百億の昼と千億の夜 完全版」、
尼の試し読みでカラーページのサンプルが見られるんだけど
いきなり「プラトン」を「フラトン」と誤植してるのには笑った 百億の昼と千億の夜は難解な小説なのだが漫画が絶妙な注釈書・解説書の役割をしてくれたおかげで後世に残ることができたという感じだ
光瀬小説の中で百億と千億だけは途切れることなくずっと書店で買えたと思う。 お盆というのも惑星開発委員会が不用意に残してしまった言葉なのかな
何で今頃台風が来るんだよ あしゅらおうがイエスに「ナザレの」と呼びかけるのが
任侠ものというか渡世人ぽい。