ゴーバスはキャラクターは面白かったが、設定や背景に関する描写があまりに杜撰すぎるのは非常に不満だった
ただそれは、作品のコンセプトとして説得力のある設定やリアリティを感じさせる描写が重要な意味を持つシリーズだったからだ

同じ小林脚本でも例えば電王やトッキュウなどは設定や背景など様々な部分がゴーバス以上にデタラメだったが、設定面でのリアリティや緻密さは作品において別に重要な要素ではないのでさして気にはならなかった

結局、作品のコンセプトに応じて要求されるリアリティのレベルとか、重点を置くべき部分とか、そういうものは変わってくるわけで、作品の評価をする場合もそういう目線の変化は必要だと思う