>>729
おおまかな印象としては新怪人の出ない回に「快盗の正体バレ回避」というお題でプロットを与えて書かせたっぽい感じではあるね

警察を変身させないというのはなかなか英断だと思うが、当初から意図したものなのか、それとも初期構想には変身もあったが尺に収まらないので切ったのかは気になる

まあ「バレ回避話」と「新怪人の能力描写やお宝の奪取」と「快盗vs警察の変身後バトル」と「怪人撃破と巨大戦」を全部やって戦隊一話の尺に収めて面白くまとめるのはベテランでもかなり厳しいだろうからねえ
無理に全部やろうとしないで、できる範囲で最大限面白くするというのは正解かも

視聴者の興味を引けるバレ回避部分に絞ってわかりやすく話を進め、ジムの言動やなぞなぞや騎馬戦など笑い要素で飽きさせないよう楽しませつつ、等身大アクションは幹部相手の激闘でたっぷりみせて、双眼鏡で後への引きも作る、というのはよく考えてあるな
バレ回避のトリックもアイデア自体は単純だが、見た目のインパクトが面白くて効果的だった
靴の小ネタも効いてるし

ただ、ゴーシュとのバトル部分、アクション演出やアクターの熱演が素晴らしくて非常に見応えあったので、これにかなり助けられてる部分はあると思うけれども
ここがしょっぱかったら、怪人撃破は無し、警察の変身も無し、快盗と警察の対決は頭脳戦のみ、警察の活躍も無し、という事で一歩間違えばかなり印象悪くなるところ

不安要素も一応あるが、次の担当回が楽しみだな