X



刹那が種・種死に介入するようです17 [転載禁止]©2ch.net

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/03/16(月) 00:26:50.15ID:0SPvBZDh0
「もしも刹那がコズミック・イラに現れたら」について語り合い、
SSを投稿し、職人をGJ!するスレです。

荒らし煽りは徹底スルー、職人さんへの敬意を忘れずに。
次スレは>>950を踏んだ方か480KBからお願いします。
スレは、基本的にsage進行です。

前スレ
刹那が種・種死に介入するようです16
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/shar/1397393574/

まとめページ:
ガンダムクロスオーバーSS倉庫
http://arte.wikiwiki.jp/
避難所
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/10411/1297454125/

刹那以外の00キャラの来訪等違う形の00・SEEDクロスSS、
新規職人さんも随時大歓迎です
0147通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/04/29(水) 23:44:40.79ID:96l24D9t0
いきなり語録を使いだすホモガキほんときらい

フラッグにはリ・ガズィのBWSや黒グリントのVOBモドキみたいな
パージ可能な武装増槽の方が合うしかっこいいと思う
0148通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/04/30(木) 00:57:05.12ID:/AnCaacb0
>>146
それを付ける事のメリットが無いから微妙じゃね?
一応シェルフラッグでggrと良い、限りなく武装やその口径なども
>>146の要望を見た目以外は答えた機体だ
0150通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/03(日) 19:52:48.07ID:G1bzFz1e0
世界を滅ぼしたいクルーゼと戦争大好きサーシェスって利害一致してるよな。
ザフト側ででてきてくれないかな機体はジャスティスで
0151901 ◆GbvohmL8bU
垢版 |
2015/05/03(日) 20:39:52.68ID:q0U78rRx0
お待たせしました
それではどうぞー
0152901 ◆GbvohmL8bU
垢版 |
2015/05/03(日) 20:41:09.71ID:q0U78rRx0
「アントニー!」
爆散したパイロットの名を叫ぶフラッグ編隊のリーダー、他のパイロット達も一瞬思考を止めてしまった。
そしてその一瞬があればアカデミーて2位の実力を持つイザークには十分だった。
「もらった!」掛け声と同時にビームライフルを2連射、狙われたフラッグは、防御することも無く胴体部にビームの直撃を受け、まっぷたつ

になり、落下していった。
我に返ったリーダーが『全機!友軍のところまで下がるぞ!』と、通信をするが、一番遠くにいた1機には、通信が届かなかったらしくジャス

ティスに突撃していく。
『戻れ!ブライアン!ちっ、あの野郎・・・全機撤退だ!』
この時点で通常の10倍近くのNジャマー濃度になっており、無線で通信できる距離はおよそ50mほどだった。
「隊長ならわかってくれる・・・んで、赤いのにはせめて一糸報いる!」
人型のフラッグの両手にプラズマソードを持たせ、ジャスティスに接近する。対するイザークは水を得た魚のように喜んでしまった。
「やっときたか!やはり接近戦てなくては!」
ジャスティスも両手にビームサーベルを装備し、フラッグに接近戦を仕掛ける。この時点で二人の頭の中は切り結ぶことしか考えてないよう

だ。
フラッグとジャスティスがスピードに乗った状態で切り結び、速度を維持したまま後方に駆け抜けていく。
「旋回性能は赤い奴の方がが上か!」
その言葉通り、ジャスティスのが先に旋回を終え、フラッグに向かっていく。
『ディアッカ!』『オーライ』
ジャスティスがフラッグに向け一閃、なんとか鍔迫り合いからの体さばきで捌くものの、完全に体勢を崩してしまった。
「ぐう!ロックオン警報!?」
そこにフリーダムからの砲撃が直撃、爆散したのだった。
『よくやった!ディアッカ!』『あんだけ無防備なら余裕だぜ』
初めからか、2機の連携を狙っていたようだ。
『他は撤退したか、アスランはどうだ?』『そろそろ終わると思うぜ』
その言葉通り、アスランのジャスティスが最後のティエレンを切り裂いている所だった。
0153901 ◆GbvohmL8bU
垢版 |
2015/05/03(日) 20:41:43.11ID:q0U78rRx0
少し巻き戻り、アスランサイド
『ニコル!援護を頼む』
『了解しました!』
ティエレン部隊に接近をするアスランを、翼を広げ高機動モードで縦横無尽に機動し、ビームライフルで援護をするニコルの駆るフリーダム

。だがビームライフルがいくら命中しても気にする様子はない。と、いうかダメージがない。
『なんて装甲・・・それなら!』
高機動モードを止めバラエーナ4機のティエレン向け発射をする。
これにはティエレンも反応し、防御か回避を選択、この結果弾幕が薄くなりアスランが接近する余裕が生まれた。
『助かる!いくぞ!』
アスランは薄くなった弾幕を盾で防ぎ、一気に距離を詰め、アグニ発射直後の一瞬硬直しているティエレンに接近し、袈裟斬り
『なっ!なんて装甲だ!連合のモビルスーツは化け物か!?』
装甲に傷がついただけで致命傷には至っていない。攻撃されたティエレンは、アグニを投棄し、動揺しているジャスティス対して抱きつきか

らのアイアンクローを決めてしまった。
『その首!もらった!』
「接触回線!?アラートも!」
アスランはふと、宇宙で対峙し、ナイフでイージスの腕を切り裂いた1機のフラッグを思い出した。
「させるか!」
アイアンクローを決めている右腕の肩関節部分、装甲がない稼働部にビームサーベルを使用、見事切り裂いた。
バランスを崩し、たたらを踏むティエレンに追撃を掛け関節部を切り裂き、達磨にしていく。
『よし!これなら!ニコルは牽制を!』『了解しました!』
接近さえしてしまえば、長物のアグニでは取り回しに難があり役に立たない。ガンランチャーで反撃をするが、PS装甲持ちのジャスティスに

は有効打にならない。
このままニコルの援護を受けつつ、接近戦でティエレンを達磨にしていった。

『そっちも終わったか』
『(*´Д`)ハァハァ・・・イザークか』
『キモ(ぼそっと)・・・意外と苦戦したな、俺のジャスティスの残りエネルギー50%ほどだ、アスラン貴様はどうだ』
『俺のは・・・60%ほどだ、実弾を結構食らってしまったみたいだ』
ニコルとディアッカのフリーダムは70%ほどエネルギーがあるようだ。ただし、少しずつ回復している。
アスランが意見を言う『少し待機して回復したいが、友軍の支援をしないといけない、すぐに移動しよう』
それに対してディアッカは『支援は必要だが、エネルギーが切れたら何もできないぜ』
ニコルは折衝案を提示『では、1番エネルギーを消耗しているイザークのエネルギーが60%を超えたら移動しませんか?それまでは索敵してま

しょう』
イザークは何も言えないようだ
『そうだな、そうしようか』と、アスランがまとめる。
4人は機体を屈ませ、木々に隠れるようにして、軽く休憩を行っているところに友軍から通信が届いた。
『地下施設の入口を発見!場所は・・・だ!脚付きもいるぞ!』
『脚付きだと!?休憩は終わりだ!行くぞ!』イザークが脚付きに反応したようだ。
だがそこへ、奇妙な音が響いた。
ズゥン、ズゥン・・・
ニコルが疑問を示さ『何の音でしょうか?』
通信系を強化しているアスランのジャスティスがレーダーが答えを捉えた。
『こ、これは・・・なん・・・だと・・・』
ジャスティスのレーダーには少なくとも数十を超える光点が映し出されていた。
0154901 ◆GbvohmL8bU
垢版 |
2015/05/03(日) 20:43:19.22ID:q0U78rRx0
以上です。
最後のレーダーに映ったのはなんでしょうね
ビルゴ(友人)とかステキー
0155通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/03(日) 20:56:34.74ID:i5fdpxpz0

ふむ、アスランたちがちゃんとエリートとしての腕を発揮してる
能力の違う機体を連携させればその効果は倍増しますね
しかしやられっぱなしでは終わらないのが今の連合
次はアスランたちがガクブルするのか
0157通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/04(月) 09:31:46.93ID:XGDvlfmSO
乙です
アスランのジャスティスが首掴まれるのOO1st第3話のオマージュですね
0159通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/05(火) 15:39:50.27ID:DESj3oUO0
足音ってことは地上MSなんだよな、切り札のことかな
施設の入り口は一番危険だというのにコラッ、イザーク
0160通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/06(水) 01:02:24.48ID:L4/5IlNw0
足音でなく、地下←→地上へのエレベーターの稼働音かもしれない
どれか一体でも鹵獲された日にはザフト終わるな
0161通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/06(水) 21:39:20.33ID:vUjwu1+N0
これはまだパック換装型の試作機だから
あとで本物の自由と正義が出てくるよ
0162通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/06(水) 23:11:20.33ID:t0eIH5iQ0
パック換装だろうが一体型だろうが、NJCという僅かなアドバンテージまで失えば
完全にザフトの勝ち目は無くなるんじゃあなかろうか

そもそもジャスティスってパック換装機能持ちだからこっちの方が完成度高いし
自由も自由で核機なんだから一体かどうかで性能に差は殆ど出ないだろうし
現時点での核機が破られるなら回収したフラッグから数足飛びで
擬似太陽炉搭載機でも作り出すレベルの技術発展でも無いと五十歩百歩だろうし
0164通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/10(日) 17:23:05.49ID:PwWNVH7a0
>>163
瞬殺はないと思う。いくら二人が強すぎても
フラッグの性能的に、ノーマルフラッグでアスラン種割れ状態と互角ってとこだろ
0165901 ◆GbvohmL8bU
垢版 |
2015/05/10(日) 17:30:46.17ID:dcQNyXdb0
お待たせしました
中途半端ですが出来たところまで投稿します
0166901 ◆GbvohmL8bU
垢版 |
2015/05/10(日) 17:31:43.35ID:dcQNyXdb0
アラスカ基地の地上にある地下施設入口は、防衛部隊の発進を終えシャッター並びに装甲板の展開を行っている。
入口の真後ろにアークエンジェルを固定砲台変わりに設置し、その周囲をぐるりと約100機のランチャーティエレンを配備。高濃度Nジャマーに対抗するため、各機体を10m以内に居るように指示し、常にリンクを行い、目標の情報共有をしている。
1機のティエレンをピックアップしてみる
コックピットのモニター上に攻撃目標、並びに攻撃開始までの時間が表示された。
「攻撃目標確認、アグニ照準、焦点拡散・・・発射まで2.1.ファイア!」
1つの目標に対して約5機のティエレンが同時発射、焦点を拡散しているため多少回避されようがダメージを与えられる。空戦モビルスーツ、ディンなら装甲が薄いため致命傷だ。
「次の目標は、前方に向け水平発射、焦点は通常、6.5...2.1.ファイア!」
今度は数十のアグニの火線が一方向に隙間なく照射され、ザフトの地上部隊を破壊していく。
大火力をよるアウトレンジからの一方的な砲撃だ。
『戦いは数だよ兄貴や、フハハ、怖かろう。一方的ではないか!我軍は!』という通信が流れたとか流れないとか。
地下の司令部でこの様子を見ているアズラエルは周りの空気を読まず二ニッコニコしている。
「秘密兵器その1、総合防衛システムは良好ですね。もっとも、キラ君がいなかったらまだ使い物にならないですし、Nジャマーのおかげで空軍との連携が出来ませんがね」
そのキラは指示された攻撃目標等のデータを入力、必要とする機体に割り振っている。
「ティエレン76から80は座標・・・に向け3秒後に攻撃、4から12は座標・・・に向け5秒後薙ぎ払い、上上下下左右左右BA、これが終わったらパインサラダを食べんるだブツブツ」と、高速データ入力の能力をフルに使い指示された目標を担当する各機に割り振っている。

連合に見つからないよう、木々の間に潜みながら、モニターに映る場所まで接近したザラ隊の4人。
一番初めに声を出すのはディアッカだった。
『おいおい・・・どうしろってんだよ・・・俺達が出て行ってもすぐに消し炭にされるぜ?なんだよ、あのモビルスーツの数は・・・』
ザフト陣営に絶望感が生まれた頃、ザフト側にある通信が入った。
『ガガガ・・・突破口は我々が開く!しばらく耐えてくれ!』
『この通信は・・・サトーさん!?上空から?・・・イザーク、俺たちが囮になり味方の消耗を抑えるぞ!』
『どうするのだ!?』
『こうする!いくぞニコル!』『はい!』
『お、おい!アスラン!ええい!ディアッカ!いくぞ!』『オーライ』
4機が潜んでいた森から上空に飛び出し、姿を晒す。
「30から70のティエレン5秒後座標・・・から・・・を薙ぎ払い焦点拡散」司令部の指示を、ティエレン部隊にデータとして伝えるキラ。それに対してアスラン達は
『くるぞ!散開!』
40機のティエレンにより一星、いや時間差をつけた砲撃を散開した4機が 時間稼ぎと囮として回避を行う。
(まだか!まだ!)体感時間では数十分、実際は1分立ったかどうかで上空にそれは現れた。
大気圏突入カプセルを減速なしで落下させるジンが数体。
危険と感じ取ったのか、アスラン達に向かっていた砲撃の一部も上空のカプセルの迎撃に回した。
『プラントの未来への水先案内人は、このサトーが引き受けた!これは、死ではない!我々コーディネーターが生きるための・・・!!」
落下場所の調整はしたものの、大気圏突入からほぼ減速なしで落ちてきた大質量が1つ、防衛しているティエレン部隊に直撃、ほかの数個は何もない所、もしくは地上施設に落下した。
『サトーさん・・・ザフト全部隊に告げる!我々ザラ隊が空いた穴をこじ開ける!俺に続け!』『オオオオオ!!』
ティエレン部隊の空いた穴に向かい接近するザフト。
連合は無事なティエレンを迎撃に回し、侵入口の防衛兼予備兵力の量産型ストライク、通称ダガーを投入し、防衛部隊への接近を妨げる。
ランチャーティエレンは、というよりもモビルスーツの慣熟運転に時間を掛けられなかった連合は、近距離戦闘を捨て中、遠距離戦闘の訓練を行っていた。1部の変態、ともい隊長クラスは例外だが。

おまけ
サトーさん。SEEDdestinyでユニウスセブン落としをした主犯と思わしき人。SEEDdestinyまで(今の所)行く予定がない為出演
0167901 ◆GbvohmL8bU
垢版 |
2015/05/10(日) 17:32:45.10ID:dcQNyXdb0
以上です
キラは今回は戦闘に出しません。
次回はザフトのターン(予定は未定)
0168通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/10(日) 17:41:21.12ID:BIlge+7xO
乙です
>これが終わったらパインサラダを食べんるだブツブツ


これ普通の人なら死亡フラグだしコナミコマンドやらなにやらどっかで聞いた台詞ちらほら出てきてたな
0169通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/10(日) 18:03:57.56ID:pswnHXMb0
こういう場面でネタ台詞をねじ込むのは正直サムいぞ
ノリのままに筆を走らせると後々悶絶するハメになる
0172通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/11(月) 16:00:42.82ID:OJs74y6g0
90度の攻撃が出来るのってバリアント、イーゲルシュテルンと
後は各種ミサイルが距離次第、って感じだろうし
100機もランチャーティエレンが入れば空気か背景程度の火力しかないと思う

100門もアグニが有って墜ちないなら
レールガン2門と機銃&ミサイル発射管数門でどうにかなるものでもないだろう
0173通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/11(月) 18:32:27.83ID:gAggXBW20
それで撃沈なんかされた日には敵の士気↑、味方の士気↓になるしな
囮か何かにするなら出しても良いじゃね?
0175通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/14(木) 05:54:32.11ID:c4xmYFIY0
まぁ、GN機な時点で疑似太陽炉かどうか関係なく
慣性制御&プラズマ(フラッグ剣やバラエーナ)より高次元のビーム兵器
標準装備だから、直線番長でもない限り機動性・運動性で負けはないし
純正になると核機以上に永久機動(ビームも推進剤もGN粒子で賄う)だし

タイマンだと、よほど機体の相性が悪いか
疑似の場合逃げに徹されるかしない限り負けはないでしょうな

最強議論っぽくなるからあんまり深くは突っ込まないけど
慣性制御持ちの時点で大抵のガンダム世界の機体よりは運動性は高い筈
0176901 ◆GbvohmL8bU
垢版 |
2015/05/17(日) 14:37:18.77ID:LQGzbXGo0
お待たせしました
今回はほとんどがアスランの思考で埋まった気がします。
それではどうぞ
0177901 ◆GbvohmL8bU
垢版 |
2015/05/17(日) 14:38:08.50ID:LQGzbXGo0
接近させまいと、弾幕を厚くしようとする連合。
対してザフトは、基地内部に侵入するため、この場にいる全戦力を投入し、一点突破という賭けに出た。
最前列にいるジャスティス、一歩後ろからそれを援護するフリーダムに砲火が集中し、他のザフトのモビルスーツへの弾幕が薄なったのでジンやバクゥといったザフトのモビルスーツも攻撃を行っている。
だが、それでもティエレンの壁は崩せない。
(遠距離ではダメです!アスランをビームサーベルの間合いにまで行かせないと・・・よし!)
『アスラン!』『ニコルか、どうした?』
『僕が道を切り開きます!アスランはその隙に前へ!』
『まて!ニコル!何をする気だ!?』
アスランの反論に聞く耳を持たないニコルは、一瞬自分への弾幕が薄くなった時に『行きます!アスランは行って!』
と、バラエーナを展開し発射体制に、発射直前の動きが止まるタイミングでアグニがニコルのフリーダムに撃ち込まれる。
「当たって!」とバラエーナを発射、そのビームは一発はティエレンのシールドに、もう一発は偶然にもティエレンの頭部をもぎ取り行動不能にさせた。
その代償として、フリーダムにアグニが殺到し、直撃は避けたものの両足、右腕、右翼を消し炭にされてしまう。
『アスラン!あとは頼・・・』
(ニコルが作ってくれたこのチャンス無駄にしてなるものか!)
ジャスティスをバラエーナが直撃したティエレンに向け加速させるアスラン。「ウオオオオオアアアーーーッ!」頭がクリアになり、時間の流れがゆっくりに感じられる。
(俺を狙っているのは4機、敵の指が動いた、発射に若干のタイムラグを確認、初めに来るビームは左腕に命中、させない。機体を右に向けファトゥム-00の下にビームが来るように調整、回避成功、

2撃目はこの位置で慣性でティエレンに向け進み回避、3.4撃目は左右から挟み込みか、スラスター全開で後方に置き去り、行ける!)
この間、約1秒。通常ではありえないほどの超高速思考により、時間の流れが遅く感じられ、相手の動きが手に取るようにわかる。(いける!)と、確信した。
対してキラは(まずい!このままじゃアレを止められない!)
「アークエンジェル被弾!予備兵力が穴を埋めるまで約30秒!」と、オペレーターが司令部に伝える。
(トールたち、マリューさん、マードックさん、みんな・・・守るために相手を倒す!)
決意を決めたキラは頭がクリアになり、他の人の言葉にする前に何となくわかる気がした。
(ティエレン50から53と70から73、赤い奴の進路を塞ぐように?)
「ティエレン50から53、70から73、赤い奴の進路を塞げ!十字砲火!」
(当たった!?よく分からないけど、これなら!)
キラは発射指示が出る前からデータの入力を開始し、指示を出し終わった時には送信を押すだけだ。
これにより、より早くティエレンに指示が出せるので結果、弾幕の効果がより発揮されている。
(行かせない!みんな、守ってみせる!)
(ここで勝てばプラントの独立が見えてくる!ニコルの意思を無駄にはしない!)
そんなキラをじっと観察している人が1人、アズラエルだ。
(キラ君から脳量子波を感じますね。胎児か受精卵の段階で強化を受けたと見るのが妥当でしょうか?
どっちにしろ、切り札を1つ晒さなくてすみそうです)
0178901 ◆GbvohmL8bU
垢版 |
2015/05/17(日) 14:38:48.62ID:LQGzbXGo0
アスランは、急に厳しくなった弾幕に顔をしかめながらも、挽回するタイミングを伺っている。
(回避はできる、だが接近が出来ない。もう一手、もう一手あれば!)
そこへ後方からバクゥが2体飛び出してくる。『ミサイル!全弾持って行け!』と、アスランを援護するが、発射後に回避が間に合わず、アグニの直撃を受け爆散してします。
(友軍が!だがミサイルは発射された、ここで勝負をかける!)
ミサイルにアグニを破壊されないように防御体制を取るティエレンとジャスティスを牽制するティエレンに別れたが、ミサイルの着弾がある程度まとまっていたのと、爆煙で視界を遮ったので牽制に穴が空いてしまった。
そこへジャスティスがスラスター全開で突っ込む(ここだ!左右から2発、さらに加速で回避、ビームは来ない!よし!サーベル起動)「ウオオオオオアアアーーーッ!」
爆煙を突っ切り、ティエレンに接近出来たジャスティスは防衛網の内側に入り込みまさに無双と言っていい活躍をする。
接近したジャスティスに対し、胸部の機銃とガンランチャーで応戦するが、PS装甲のジャスティスには効果がない。
PS装甲に頼り、防御をせずビームサーベルでティエレンの関節を狙い、解体をしていく。
(これで6体、左にいるやつに回り込んで・・・切る!これで7!ん?接近警報?)
一旦ティエレンの解体を辞め、接近してきた機体に向き直る。ストライク?いやもどきが4体か!
量産型ストライク、通称ダガーはビームサーベルを手にジャスティスに攻撃を仕掛けてく。
(2体が接近、2体がライフル、1体を壁にし射線を塞ぎ接近、袈裟斬りを鍔迫り合いで防御、スラスターの出力を上げて体当たり、体勢が崩れた!右薙で止めともう1体のサーベル持ちに向かう!
ファトゥムのビームでライフル持ちを牽制、左切上でサーベル持ちを攻撃、シールドで防ぐか!ならばバク転で蹴って体勢を崩させる、よしファトゥムのビームで止め!)
周りから見れば、一瞬と言っていい時間で2体のダガーを破壊したジャスティスは、そのままライフル持ちのダガーに接近しようとするが、新たな接近警報と射撃により進撃を止められてしまう。
(ちっ!誰だ?あれはストライク?だがカラーリングが青と白、大型の実体剣を装備している。キラではない。このプレッシャーは?・・・宇宙にいた手ごわいフラッグか!?)
対ティエレン、ダガーの時とは違い、油断なく青いストライクに対峙した。
0179901 ◆GbvohmL8bU
垢版 |
2015/05/17(日) 14:39:33.22ID:LQGzbXGo0
以上です。
戦闘って難しい(・ω・`)
0181通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/17(日) 16:28:51.79ID:tWH8KQcN0
刹那久々登場キタ―――ヽ(゚(∀)゚)ノ―――
0183864 ◆sv7db6V7N.
垢版 |
2015/05/17(日) 19:35:44.44ID:7zudftqm0
クリスティナ「もー、刹那!私のかわいいフェルトを泣かせたら承知しないんだからね!」
0184864 ◆sv7db6V7N.
垢版 |
2015/05/17(日) 19:36:46.59ID:7zudftqm0
「どう、して…………刹那」

刹那の告白に対し、フェルトは小さく震えながら問いかけた。
彼女には、理解できなかった。フェルトにとって、家族とは手に入れられないもの。
取り戻すことのできない、大切なもの。
だからこそ、彼女は仲間を大切に思ってきた。家族のように、大切に……。
どうして、刹那はそんなことをしてしまったのだろうか。実の両親を手にかけた理由。
知りたかった、刹那のことを分かりたかった。
心の底から湧き上がってくる恐怖心をとどめ、彼の語る言葉に耳を傾ける。

「もう、10年……いや、15年近く前のことか」

刹那は僅かに天井を見上げ、淡々と語りだした。
彼の鼻腔に、懐かしい香りが漂った。
舞い上がる土煙。乾いた血の匂い。あたりを漂う硝煙と焼け焦げた肉の……。

中東諸国の一国、クルジス共和国。
ソラン・イブラヒムが生を受け、育った国。
当時中東諸国は疲弊していた。
化石燃料の枯渇。国連が行った太陽光発電計画に伴う石油輸出規制。
経済の基盤を化石燃料の生産に頼っていた中東は、未曽有の貧困と混乱に襲われた。
中東諸国の争乱。後に、太陽光発電紛争と呼ばれる争いの始まりであった。

ソランの暮らしていた地域もまた、争いに巻き込まれていく。
彼らは神を愛し、神の教えに従い、貧しくとも慎ましく穏やかに暮らしていた。

すべての国民がそうではなかった。
立ち行かぬ経済への苛立ち。内戦と略奪に明け暮れる者たち。
隣国のアザディスタン王国の脅威に対し、武力をもって立ち向かうべきと考える大人たち。
愛しい子供たちが寝静まった後、大人たちはどうすべきなのかよく話し合っていた。
国を捨てるべきだと考えたもの。戦うべきだと考えたもの。降伏すべきだと考えたもの。
神の教えに従い、静かに暮らすべきと考えたもの。様々な考えや思惑が交錯した。

だがこの時、大人たちは一つ見落としていた。
子供たちに、自分たちの抱えている不安が伝播していることを。
0185864 ◆sv7db6V7N.
垢版 |
2015/05/17(日) 19:38:46.49ID:7zudftqm0
子供たちは集まった……小さな広場に。
遊びに行くと言っては広場に集まり、話をした。子供たちは小さな頭で必死に考えた。
国がなくなると、どうなってしまうのだろうか。自分たちに出来ることは、なんなのか。
友達と遊べなくなるのか。もっと貧しい食事になってしまうのだろうか。
怖い兵隊がやってくるのだろうか。

世界の理もわからぬ子供たちが考えたところで、答など出るはずもなかった。
その時だ、あの男が現れたのは。

アリー・アル・サーシェス。
神の御使いを騙り、子供たちを唆した悪魔のような男。
子供たちが必死に話し合っているのに興味を持ち、彼は穏やかに問いかけた。
国を守るためにはどうすればいいのか考えているのを知ると、サーシェスは一瞬獰猛な笑みを浮かべた。

沈みゆく夕日を背に、サーシェスは説いた。
『私は神の代弁者だ』
『君たちは神の戦士として選ばれ、この戦いに参加することを許された』
『そのためには、為さなければならないことがある』
子供たちは知らなかった。この世界には悪意があるということを。

神を騙り、自分たちの前に現れることを。
沈みゆく夕日の赤い光を背にした神々しい姿と、彼の語る神のための聖戦。
子供たちは打ち震えた。この国を守るのだと、神の教えを護るのだと。
自分たちは選ばれたのだと。胸が高鳴った、神の戦士として戦うことへの誇りで胸が張り裂けそうだった。

無垢であるがゆえに染まりやすく、答えを与えてくれたサーシェスを神の御使いと信じた。
子供たちは信じてしまった。サーシェスの語る神のための聖戦を。
そして、子供たちは小さな手に不釣り合いな拳銃を握りしめ、帰っていく。
子供たちの家々から、パンパンと小さく乾いた音が響いた。

ソランの家でも同じであった。夜遅くに帰ってきたソランを見るなり、彼の父は怒鳴った。
「ソラン、今まで何処にいたんだ!!」
0186864 ◆sv7db6V7N.
垢版 |
2015/05/17(日) 19:39:32.56ID:7zudftqm0
ソランのことを愛し心配していたがゆえに、父親は目じりを吊り上げ叫んだ。
その隣で、母が顔をゆがませていた。そんなに怒ることはないだろうと言いたげに。
だが、ソランの瞳には母の表情は映らなかった。父の言葉が耳に入ってこなかった。
手にしている拳銃をゆっくりと父親に向ける。

「何をする、ソラン!?」
突然のことに、父親が困惑した。何故、我が子がこんな危ないものを持っているのだ。
気が付かなかった。ソランの瞳が虚ろでおかしいことに。
銃口をしっかりと父の胸元に定め、トリガーにかけた指に力を込める。
拳銃からパンと音が鳴り、父が倒れた。銃弾を受け、ゆっくりと倒れていく。

母が信じられないような顔で、ソランを見つめていた。
涙で頬を濡らし、動かなくなった父の亡骸を抱きながら、どうしてと縋りつく。
「なぜなの、ソラン……ソラン!」

母の悲しげな声を銃声でかき消す。パンと小さな乾いた音が響くと、母の額に穴を穿つ。
おびただしい血と僅かな硝煙のにおいが、小さな家を満たす。
折り重なるように倒れた両親。ソランは、二人の死に対して何も感じなかった。
胸にこみ上げるのは、神の戦士として戦うことへの高揚感。
神の代弁者から褒められると、より一層彼の心はサーシェスに傾倒していく。

それからは、子供たちが想像しえない日々であった。
訓練に次ぐ訓練。訓練中に亡くなったものもいた、逃げ出し姿を消したものもいた。
穏健派、交戦派どちらもが憎み合うよう攻撃をした。

標的は国内だけに留まらなかった。
太陽光発電計画を推進していたAEU領内の先進国も標的となった。
子供であることを利用し、様々なことをさせられた。誘拐、暗殺…………そして、自爆テロ。
仲間がいなくなると、何処からともなく新しい仲間がやってきた。

ソランには、ひどく違和感があった。
何故、自分はここでこうしているのだろうか。
神のための戦いと言いながら、神の存在を感じることはなかった。
それどころか、何か取り返しのつかないことをしたのではないだろうか。
そんな思いが日に日に高まっていった。
0187864 ◆sv7db6V7N.
垢版 |
2015/05/17(日) 19:40:25.39ID:7zudftqm0
ソランの心に、変化が現れる。
自爆テロを指示された仲間を、ソランは引き止めようとした。
以前の彼なら、サーシェスに心酔していた頃には考えられない行動であった。

「行っちゃうのか?」
「当たり前だ。俺は神の代わりに勤めを果たしに行くんだ」
「ダメだよ。死んじゃうよ」
「何だお前、死ぬのが怖いのか。それは神を冒涜する行為だぞ」

引き止めるソランの言葉に耳を傾けることなく、彼は行ってしまった。
心が乖離してくのを感じる。ソランは、死が恐ろしくなった。
あれほど頼もしく思っていた大人が、共に戦ってきた仲間が、ひどく遠くに感じられる。
神の存在を感じられなくなり、大人たちの言葉が信じられなくなった。


そして、あの日が訪れた。
神への信仰が終焉を迎え、新たな神を見出したあの日が。

大人たちはMSER-04アンフを投入した正規軍に恐れをなし、子供たちを人身御供とし逃げた。
ゲリラの少年兵に向け、抑揚のない声で無線放送が流れる。

『この戦いは、神に捧げられる聖戦である。伝統を軽んじ、神の土地を荒らす不信仰者どもに、神の代弁者である我々が鉄槌を下すのだ』
『不信仰者どもに屈服してはならない。我々は戦いで死すことによって、神の御許へと導かれるであろう』

ソランは抑揚のない声に反発した。何が神だ、何が戦いで死すことが崇高なことだ!
必死に逃げ惑う。死にたくないから。こんなところで死にたくなどないから。
仲間たちが必死にMSに向け、マシンガンが攻撃をしている。
分厚いMSの装甲の前では、マシンガンなど意味をなさなかった。
それどころか、MSからの反撃を受け死んだ。脳髄と内臓を飛散させ死んでいく。
0188避難所より転載
垢版 |
2015/05/17(日) 21:03:08.05ID:YHFVr7it0
避難所にて、転載依頼があったので転載いたします




死と隣り合わせの戦場の最中、ソランの耳に柔らかな声が響いた。

『もう、また泥だらけになって……』
『ただいま。今日のごはんなに、お母さん』
『豆のスープと、パンよ』
『えー、昨日も同じだったじゃん』
『我がまま言わないの。お父さんが一生懸命働いてくれるから、食べられるですからね』
『うー、分かってるよ』

いつだって母は優しかった。
空き地で日が沈みゆくまで遊んで帰ったソランを暖かく迎えてくれた。
泥だらけになのに、嫌な顔一つすることなく水で濡らした手ぬぐいで頬を拭ってくれた。

『ただいま』
『お帰りなさい、お父さん』
『おーソラン。今日も泥だらけになって。まあ、子供は遊ぶのが仕事だからな』
『もう、あなた。余りソランを甘やかさないでください』
『ん、そうだな。ソラン、後で勉強を見てやるぞ』
『えー、嫌だよ』
『そういうな。しっかり勉強しないと将来立派な大人になれないぞ』

いつだって父は明るかった。
仕事で疲れ果てているはずなのに、そんな様子を見せることなく家族のもとへ帰ってきた。
0189通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/17(日) 21:03:43.54ID:YHFVr7it0
守りたかったのは何だ?本当に守りたかったものは何なんだ?
神の教えを護り、国を守ることか?
違う……違う――――――違う!!
本当に守りたかったのは、大切だったのは、家族ではないのか!
愛してくれていた。厳しくも優しく、常に自分のことを思ってくれていた。

三人で食事をすることは楽しくなかったか?
たとえ貧しくとも、父がいて、母がいるあの食卓。
温かかった。不味いと思ったことなど一度もなかった。

三人でいることは嬉しくなかった?
父が読み書きや算数を教えてくれた。上手にできると頭をなで褒めてくれた。
少し離れたところで、母が洗い物をしながら嬉しそうに見守ってくれていた。

大切な父母を殺めたのは誰だ?
小さな自分の手を、誰の血で濡らした?
死の恐怖により、ソランは真実にたどり着いた。
理解した瞬間、泣くことも許されなかった。

「この世界に、神なんていない……」

死の果てに、神などいないと知ってしまった。
本当に守りたかったものを、知ってしまった。
もう二度と取り戻すことができないと知ってしまった。
0190通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/17(日) 21:04:24.80ID:YHFVr7it0
すべてに絶望したソランの前に、アンフがそびえ立っている。
MSの赤いモノアイが少年を捉えていた。無情にも、機銃を少年の小さな体に向ける。
死ぬ。
確定事項であった。あの機銃がソランに向けて放たれた瞬間、肉塊になって死に絶える。

生きたい!
少年が生を渇望した瞬間、赤い光がアンフを貫いていた。
鋼鉄の塊が地面に崩れ落ち、動かなくなる。
ソランは頭上から降り注いだ光の槍を放ったほうを見上げた。
そこには光があった。ただ、神々しい光を散りばめながらゆっくりと降りてくる。
近づくにつれ、光の正体がわかる。
人の姿を模したもの、モビルスーツ。鈍重なアンフより、更に人間に近しいフォルム。
洗礼されたスタイリッシュなシルエットをしている。
額についたV字のアンテナに、切れ長な瞳を思わせる双眼のモノアイ。
両の手に銃器と盾を持ち、背中には大きな排気部と思われる円錐形のコーンがある。
コーンから光の粒子を排出し鳥のような大きな翼を形成している。

文字通り人ならざる存在であった。
ソランはただ茫然と見上げ続けていた。
神を否定し、絶望していた少年の瞳に、新たな希望が宿る。
歪みを正すもの、歪みを破壊するもの。
神々しく、雄々しい、神聖なもの。人型をした機械に、新たな神を見出した。
気が付けば、瞳から涙が溢れ出ていた。
とめどなく溢れる涙が、少年の頬を濡らす。
少年の心に淀み濁ったくすみを洗い流してくれる。清らかな涙であった。
0191通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/17(日) 21:12:02.76ID:YHFVr7it0
「そのあとはフェルトも知っている通りだ。ヴェーダによってガンダムマイスターに選ばれ、ソレスタルビーイングに拾われた」

一息つけるように、刹那は小さく深呼吸する。
前を見据えて、刹那は最後の言葉をつげようとする。

「フェルト、俺は君に……」

刹那が、その先の言葉をフェルトに告げることはなかった。
何故ならば彼は、柔らかな何かで包まれたから。


「……刹那」

フェルトは、刹那のことを抱きしめていた。
ギュッと力強く、それでいて彼が苦しくないよう優しく包み込む。
彼の頭に細い腕をまわし、心の命じるままにフェルトは刹那を癒そうとした。
彼女の頬をつたう涙が、滴になって刹那に零れ落ちた。

フェルトはただ悲しかった。
罪を背負い、傷ついて。それでも戦い続けてきた刹那のことが、ただ悲しく思った。
どんな言葉をかけても、彼の悲しみと痛みは消えたりしない。それでも、フェルトは刹那に語り掛けた。
大好きな人が、少しでも心が癒えることを願って。

「私も、ソレスタルビーイング参加した。パパとママの目指した世界を見たい。
そんな気持ちで、参加した」

直接でないにしろ、ソレスタルビーイングに参加したことにより、数多の命を奪った。
不幸になった人が、不幸にした人がたくさんいる。
それでも、フェルトはソレスタルビーイングに参加したことを後悔していなかった。
たくさんの大切なものと出会えた。同じくらいたくさんの別れがあった。
ロックオンが、クリスティナが、リヒティが、Dr.モレモが、アニューが。
0192通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/17(日) 21:17:26.16ID:YHFVr7it0
たくさん悲しい思いをした。苦しい思いもした。
それでも、それらすべてをひっくるめて、今自分はこうして彼の隣にいる。
大切な彼の、刹那・F・セイエイの隣に。

「償い切れない罪があるかもしれない。それでも、刹那だって幸せになっていいと思う」

フェルトの胸元に抱きしめられながら、刹那は思った。
『何故、フェルトは俺にこんなに?』
刹那の想いが通じたのか、フェルトはそっと囁くように自分の想いを言葉にする。

「大切な家族だから、大切な人だから……幸せになってほしい。そう願うのはおかしいかな?」

温かな、まっすぐで温かな想いが刹那の胸に届いた。
柔らかく抱きしめられながら、彼は思う。

(傍にいてほしい。ただフェルトに、傍にいて欲しい)

ガンダムマイスターになってから――――いや、父母を殺めてから初めて抱いた想い。
誰かのためではない、自分のためだけの願い。
それは願いというにはあまりに小さく、欲というには余りに儚い想い。
刹那は体から力を抜き、フェルトに身を委ねた。薄い衣服を通して伝わる彼女の鼓動が心地いい。
いつの間にか、刹那は穏やかな眠りについていた。
誰かが傍にいて眠ることなど久しくしていない。それでも、今は。

「刹那?」
不意に、フェルトは刹那を胸元で抱きしめていることを意識してしまった。
そうなると気恥ずかしい思いが、グルグルとめぐる。
刹那はどう思ってるのかな?抱きしめているのを緩めて、彼の顔を覗き見る。
モヤモヤした彼女の想いとは裏腹に、刹那は穏やかな寝顔をしていた。
とても安らかに、心地よさそうに。
そっとベッドに刹那を横たえ、フェルトは柔らかく告げた。

「おやすみなさい、刹那」
0193通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/17(日) 21:41:54.63ID:YHFVr7it0
ども、864です。
こうして書くと、なんだかフェルトがむっつりだな。
では、ご意見ご感想いただけましたら幸いです。
0196通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/18(月) 00:43:41.70ID:k8bR6nrv0
アスラン「お前がなぜ連合にいる?!」
キラ「ハッキングがばれたからだよ……(泣)」

刹那専用セブンソードストライクええな
改造してみようかな
0199901 ◆GbvohmL8bU
垢版 |
2015/05/24(日) 00:55:30.01ID:c1+SyEYM0
864氏読ませていただきました。
フェルトきゃわいい
0200901 ◆GbvohmL8bU
垢版 |
2015/05/24(日) 00:56:37.45ID:c1+SyEYM0
『くそぉ!アスランはまだか!?』
『グゥレイト!こうも弾幕が酷いと狙えないぜ!』
ザフトのモビルスーツのなかでも特にイザークとディアッカの乗るジャスティスとフリーダムに弾幕が集中、他の機体は接近が出来ない程度に抑えられている。
『ええい!ディアッカ、援護しろ!』
『無理だぜ!消し炭にされる!』
『無理は承知、ん?砲撃が止んだ?』
急に連合からの砲撃が止み、ティエレン部隊が防衛網に穴を開け、そこから1体のモビルスーツが歩いてくる。
その腕には胴体と右肩、そして頭部しかない赤いモビルスーツらしきものを抱え・・・
『まさか!?識別信号は・・・ジャスティス!?アスランは!?』
『ザフト軍全機!攻撃中止!まて!』
ディアッカのとっさの判断で攻撃を止めたザフト軍は、連合と睨み合いをし、連合からの通達を待つのだった。

少し巻き戻り、青と白のストライクと対峙するジャスティス。
サーベルではギリギリ届かない、ライフルの間合いで2機は相対している。
アスランとしては、迂闊に攻めれば負けるビジョンしか思い浮かばない。いつのまにか頬に一筋の汗が垂れていた。アスランはこの相対している間も超高速思考により打開策を考えるが思いつかず

、焦りが募る。
(くそ!ただ武器も構えずに立っているだけじゃないか!ライフルを撃てば当たるはずなんだが、躱されるイメージしか出てこない。接近はもっとダメだ・・・だが、ニコルのため!プラントのため

に、前にでろ!アスラン!)
「ウオオオオオアアアーーーッ!」と、自分を鼓舞しストライクに接近戦を挑む。

ペダルを踏み込み、地上スレスレを飛び、右手にビームサーベルを装備し袈裟斬りをしようと腕を振り上げる。
時間の流れが遅く感じられるほどの超高速思考で相手の動き出しを見てから攻撃を変化させようとするアスラン。(どうくる?どんな動きでも対応してみせる!)
対するストライクは、ビームサーベルの進路上に左手に持っているシールドを構える、それだけだった。
その対応にアスランは(チャンスだ!このまま切りつけて体当たり、そして奴の体勢を崩す!立っているだけではこの速度、バランスを維持はできまい!)
ストライクを切りつけるジャスティスだが、ビームサーベルとシールドが接触する刹那、ビームサーベルを受け止めるように置かれていたシールドが斜めにずらされ、さらにはストライクが体捌き

で左側に半歩移動した。
(なに!?シールド表面をサーベルが滑っ!奴が右側向かって動いているだと、いつ?そうか!シールドで足の動きを隠していたのか!やばい!わかってはいるんだが体の反応が間に合わない、ジャ

スティスの体勢がくずれる!)
体当たりをしようとしていたジャスティスは、目標が無くなったため、前につんのめる形に、そこへジャスティスの右手側に移動したストライクが足払いをかける。
その衝撃と自身のスラスター、体勢より、頭から地面に突っ込むジャスティス、数m地面を削り止まった。
激突の衝撃からか、頭を振り意識を覚醒させる(まずい!撃たれる・・・距離を、回避運動を)
うつ伏せに倒れるジャスティスは追撃が来る前に腕の力で反転し、スラスターで無理やり立ち上がった。
(やはり追撃があったか!だか、何とか間に合った!左薙ぎ、迎撃は間に合わない!シールドで防御)
ソードストライクのシュベルトゲベールと、同等クラスの大きさを誇る実体剣を防御、吹き飛ばされるかと思ったが衝撃が一切来ない。
『撤退しろ、悪いようにはしない』
(接触回線!?声に余裕が感じられる・・・悪いようにはしない?ここで基地を落とさなければプラントは、父は!)
『それは出来ない。プラント国防委員長の息子として、なにより俺を信じて付いてきてくれた友のためにも!』
『・・・そうか、残念だ』
0201901 ◆GbvohmL8bU
垢版 |
2015/05/24(日) 00:57:02.31ID:c1+SyEYM0
そう言い、シールドで防いでいる大型剣の切っ先を、ジャスティスに向けながら距離を取ろうとするストライクに対して、一瞬だが息を整えるため気を抜いた瞬間、ストライクの実体剣、刃がある

方のナックルガードからビームが発射され、ジャスティスの右膝を打ち抜いた。
(んな!?あんな所からビームだと・・・聞いてない!)
と、アスランは言っているが、いままでGNソードを扱ってきた刹那からすれば普通の武器だ。
「くそ!お返しだ!」
ペダルを踏み込み、ジャスティスを接近させる。今度はシールドで防御しつつ、ファトゥムから実体弾による牽制付きだ。
同じく接近してくるストライクに、左切り上げで攻撃を仕掛けるジャスティス。
(動き出しが早い、相手も切り上げか!だがこの距離ならギリギリジャスティスには当たらないが、仕掛けるのを遅らした俺の攻撃なら当たる!目測を誤ったか!)
お互いの攻撃、結果は

ストライクの剣がジャスティスの右肘を切り裂いた。

(な、なんで・・・そうか、元からカウンターで肘を狙って)「ぐぅ!くそ!」
混乱しているアスランのジャスティスに対して、切り上げ後の実体剣を振り下ろし、胴体と左腕の稼働部を切り裂き。
一回のやり取りで両腕を失い、茫然自失のジャスティスにストライクは追撃の手を緩めない。
そのまま左足を斜め前方に出し、それをを軸に一回転しファトゥムを破壊、爆発の衝撃で前のめりに倒れていくジャスティス、トドメとばかりに左足にビームを発射し破壊した。

冒頭に戻り、
人質にとられたジャスティス。その事がザフト軍に広まりどうしていいのか困惑が広がっていく中、ストライクからザフトに向けて光通信が行われた。
その内容は
『このパイロットを捕虜とした。このまま撤退すれば、後日引き渡すことを確約する』というものだ。
この通達にすぐさま反応したのはイザークだ
『このキョシヌケが!俺はもう知らん!帰るぞ!』と言っているツンデレだ。
他の隊長クラスの人も、プラント国防委員長の息子を見殺しにしたら覚えが悪い、ということでこのまま撤退の流れになっていったが、ディアッカだけは違った。
(ったく、世話が焼けるんだからなぁ、もう)
フリーダムの手持ちの武装を投棄し、両手を挙げてゆっくりと降下させる
『ディアッカ!なにをしている!』
(やっべ、ロックオンアラートだ、何機から銃を向けられているんだよ・・・やんなきゃよかった。はぁ)
地面に着地したフリーダムは、ストライクに向け光通信を行った。その内容は
『プラント最高評議会議員、タッド・エルスマンの息子、ディアッカ・エルスマンだ。オレも捕虜になるから代わりに機体は回収させてくれ』というものだった。
0202901 ◆GbvohmL8bU
垢版 |
2015/05/24(日) 00:58:01.94ID:c1+SyEYM0
以上です。
刹那を出すと無双になるのは仕様でしょうか
0206通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/24(日) 14:37:37.98ID:GhxQeP9+0
ストライクでジャスティス撃破ってw
刹那やっぱり強すぎw
0207通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/24(日) 14:49:22.56ID:AJj7ubJP0
いくら火事場のバカ力こと種割れしても
思考が読める歴戦50年以上の戦士用に最適化されたストライクじゃあなぁ

多分機体が隠者でも勝てんだろ
0208通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/24(日) 16:01:08.19ID:zzypcbi30
原子炉機とバッテリー機の差は無尽蔵に使えるエネルギーに
任せての武装の強化や本体へのパワー供給だの位だしな
機動力や反応辺りは新技術でも使わない限り、差は少ないと思う

バッテリー機&シャブ中な三馬鹿相手とのオーブ戦やメンデル戦
子安vs関辺りもドラグーン無しなら結構良い戦いになったと思う
0209通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/24(日) 21:12:47.82ID:/C5i0BGR0

まあフラッグでジンクスV三機撃破できる刹那相手じゃ分が悪すぎ
この手のSSではエリートの名に恥じない才能と力を持つアスランたち全員でも
接近戦ではかなわないだろうな
刹那が戦ってきた強敵たちはほとんどが性能の差を腕と作戦と気迫(約二名は愛、対象は違うが)
で埋めてくる強敵ぞろい
経験の数も質も違いすぎる
0210通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/25(月) 23:54:50.76ID:2dTY0s/i0
そういえば種の機体って明確に機体の反応速度や運動性能が上がる技術革新はないな
0212通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/26(火) 23:50:40.62ID:vSUbW45M0
>>211
フレームPS装甲、ヴォワチュール・リュミエール

どちらもどこが革新的な技術か未だにわからないんだが…
いや、スタゲのヴォワチュールは太陽風を受け続ける限り加速し続けるのは理解るんだが、同じものを搭載したストフリの機動力が上がる理由がさっぱりわからん
フレームPS装甲にしても強度か上がっただけで重量は増し、剛性が良くなったわけでも反応性を上げる訳わけでもないからむしろマイナスかと
0213通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/27(水) 00:28:23.41ID:XAQzQR6WO
PSは塗料が付着出来ないほど良く滑るから摩擦係数の軽減になるんだろう
ナンチャッテ光の翼は太陽風が吹く方向には加速し放題って事か
0214通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/27(水) 04:22:42.68ID:nrr8cz3N0
>>213

そもそもPS装甲は表面に電気流して強度を高めるってもんだから塗装しても塗料が電圧で吹っ飛ぶんで塗装出来ないって話じゃなかったか?
0215通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/27(水) 10:36:56.42ID:BnOpszBO0
UC系技術と照らし合わせるなら、マグネットコーティングくらいか
ムーバブル事態は中途半端ならアストレイ、遅くてもムラサメでクリアしてるし
剛性を上げた事、ストフリなら装甲事態を稼働させるフラップ的な役割

ヴォワチュール・リュミエールの方は思いつかないな、搭載してるらしい運命が
ストフリならともかく、剛性高めて推進強くした隠者と同程度の機動だし
せめて機動力で圧倒してる所を精神攻撃&格闘でやられて欲しかった
0216通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/27(水) 16:57:15.82ID:Pd62BWHK0
フレームPS装甲ってのが意味わからん。
PSフレームって言い方なら分かるんだが
0217通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/27(水) 18:56:36.18ID:r2wz0lCN0
VLっていうかスタゲのアレはソーラセイルの一種で
太陽光による加速でも、惑星間探査を現実的にする速度を出す技術だから

ストフリのが同種の技術なら核動力からの何らかの高出力エネルギー照射を
かなり効率よく推進力に転換できるっていうメリットは有る

セイルの形成に制限が少ないなら、多数スラスターを搭載するより自由度も高い
0218通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/27(水) 19:16:00.12ID:r2wz0lCN0
おっと、×太陽光 ○太陽風 だったな
まあ何らかの電磁波は出せるだろうし
スタゲはアポロンとかいうレーザー砲?で一気に加速されたりもしたから
ハードさえ持てば、高出力のエネルギーなら大体いけそうな感じではある
0219901 ◆GbvohmL8bU
垢版 |
2015/05/31(日) 09:06:08.02ID:j7HR/BTa0
お待たせしました。
ほぼ会話回になったのはなぜだ。
0220901 ◆GbvohmL8bU
垢版 |
2015/05/31(日) 09:06:42.35ID:j7HR/BTa0
アラスカ基地、地下格納庫にて
『捕虜が2人、手のひらに乗っている。うち1人は気絶している』
『了解しました。医療班を待機させてあります』
戦闘が終わり、ディアッカとアスランを連れて格納庫まで移動してきたストライク。医療班に気絶しているアスランを、SPにディアッカを預け、ストライクを所定の位置に戻しコックピットから降

りてきた刹那。その刹那にアズラエルが近づいてきている。
「お疲れ様です。刹那さん」
「ああ」
「あの赤い機体のパイロットはなかなか強かったですね。ダガーに乗っていたのは同じコーディネーターなのに、瞬殺とはなかなかどうして」
「パイロットの腕も機体のパワーも赤い機体の方が上だったな」
「刹那さん用にカスタマイズしたストライクよりも?ですか」
「そうだ。盾を見てくれ。対ビームコーティングしてあるのに1回表面を滑らせただけでボロボロだ」
刹那の言う通り、最小限の接触だというのに、対ビームコーティングが剥離し、さらに焼けただれていた。
「持ってもあと2回ほどだな」
(それにあのパイロット・・・超兵か?国防委員長の息子だからか?色々といじられたのかもしれないな。)
「パイロットが起きたら教えてくれ。直接話がしたい」
「わかりました。そう手配しておきましょう」
そして近くに待機していた整備兵に声をかける。
「すまない、機体に無理をさせた。駆動系を念入りに頼む」
「了解です。あの赤いのを一人で抑えたんですからしょうがないっす。機体はきちっと整備しときます」
その後、オーバーホールが必要なほど消耗しているのが判明したため、フラッグとティエレンの修理に追われる作業兵の死んだ目をしたお願いに押され、修理は後回しにされたのだった。
0221901 ◆GbvohmL8bU
垢版 |
2015/05/31(日) 09:07:19.72ID:j7HR/BTa0
翌日
「・・・うん・・・」
(ここは・・・ベッド?知らない天井だ)
「お、起きたかアスラン」
「ディアッカか、ここはどこだ?それに、俺は確か・・・あのストライクに・・・そうだ!ジャスティスは!?結果はどうなった!?」
「おいおい、今説明するから落ち着けって。ほれ炒飯とお茶だ」
「す、すまない」
「んじゃ食べながら聞いてくれ。質問は最後にまとめてな」
ディアッカはアスランにその後に起こった事を説明した。
戦闘は昨日行われ、アスランは1日寝ていたこと。
連合がアスランのジャスティスを人質に撤退を要求したこと。
ディアッカを捕虜に追加する代わりに機体を持ち帰ることが許可されたこと。
「ま、簡単に言ってこんなもんかね。俺のフリーダムとお前のジャスティスはイザークに任せたから問題ない。ああ、交渉事が終わればプラントに帰してくれるって約束もあったわ」
「イザークか、口では文句を言いながらも作業をする姿が見える気がする」
「ハハッ、違いないな。あ、いっけね。お前が起きたら連絡するように言われていたんだった」
部屋の入口にいる兵士にそのことを伝え、しばらくすると30分ほどしたら話をしにここに来る。ということみたいだ。
30分がたち、部屋には数名のSPとアズラエルと刹那、キラがやってきた。
「やあやあ初めまして、お互いに思う事があるはずですが、この時だけでも水に流して話し合いましょう。
あ、僕はムルタ・アズラエルと言います。僕の隣にいるのが刹那さん、さらに奥がキラ君です。
いやぁプラントの中核に近い人と話す機会がないので楽しみですね」
「あ、アスラン・ザラだ」
「俺はディアッカ・エルスマン。ムルタ・アズラエルってことは、ブルーコスモスの盟主かい?」
「僕のことご存知なのですね!でも、プラントの人には間違った情報が伝わっていて色々と大変なんですよ。ハァ」
「・・・ブルーコスモスはコーディネーターを虐殺していると聞いている」と、アスラン
「それは自称ブルーコスモスの連中です。ブルーコスモスの会員規約に『コーディネーターも同じ人として扱うこと、違反した場合は除籍』って書いてありますし、僕の職場って全体の三割がコーデ

ィネーターなんですよ?」
「な!?」ショックを受けるアスランとディアッカ。今までプラントで教わったことが根底から覆りそうだ。
「僕の話は長くなりそうなので、続きはまた明日にします。遅くなりましたが、刹那さんどうぞ」
「そうだな、昨日のストライクのパイロット。と言えばいいか」
「この人が・・・」
「率直に聞く。アスラン・ザラ、昨日の戦闘だが途中から動きが変わったな。それまで手を抜いていたのか?」
「昨日の・・・途中から時間の進みが遅く感じられた。
相手がどう動くか、どこを狙っているのか、それを見てから考えても時間が余るから、回避しながら反撃がしやすいように動いていた」
「はぁ!?アスラン、マジで言ってるの?」
「マジもマジ、大マジだぞ、ディアッカ」まじでありえない。などと独り言を言っているディアッカを無視し話を進める刹那。
「そうか、俺からは以上だ」(と、なると・・・アレルヤと同じ高速思考か、火事場の馬鹿力で目覚めたのかもしれないな)

「アスラン・・・」「キラ・・・か」
「直接会うのはヘリオポリス以来かな」
「そう・・・かもしれないな。なあキラ、この戦争終わったらプラントに来ないか?」
「ハハッ、ハァ。それが無理なんだ・・・アズラエルさんの所にハッキングしたのがバレちゃって、数年は働かないといけないんだ」と、遠い目
「そ、そうか」と、アスランはドン引き。ついでにディアッカもドン引きである。
「ねえ、アスラン。1つきいていい?」
「なんだ?なんでも聞いてくれ」
「なんでプラントのコーディネーターはナチュラルを嫌うの?」
0222901 ◆GbvohmL8bU
垢版 |
2015/05/31(日) 09:08:00.19ID:j7HR/BTa0
以上です。
自分にもっと文才があれば・・・(´・ω・`)
0223通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/31(日) 09:58:03.85ID:TS+gBwmp0


生まれた時から洗脳的に教育されてばそうもなろう
某国の北部分が自給自足を出来て戦争出来る様な状態に近いし
0226通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/31(日) 12:59:21.66ID:xrzmGgXD0
まぁキラは15歳なんだし働きたくない気持ちも分からんでもないがなw
0228通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/05/31(日) 19:20:40.26ID:vJf9oPIV0

ああ、真面目な話がキラのハッキング話でw
でも最後はしめて来ましたね
アスランの回答が楽しみ
0229通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/06/01(月) 09:54:38.56ID:TwV1+Fa90
乙乙!

あくまで、 「プラントのコーディネイター」はナチュラルを嫌うの?だもんな。

地球側は上手くやってるのだなー。
0230901 ◆GbvohmL8bU
垢版 |
2015/06/07(日) 16:58:58.54ID:m8RLlRTR0
お待たせしました。
自分なりの戦争が起こった理由付けをしてみました。
それではどうぞ
0231901 ◆GbvohmL8bU
垢版 |
2015/06/07(日) 17:00:13.40ID:m8RLlRTR0
「なんでプラントのコーディネーターはナチュラルを嫌うの?」と、キラは質問する
それに対してアスランは「ん?逆に聞くが、プラントのコーディネーターって言うが、地球に住んでいるコーディネーターは違うのか?」と返す。
キラは「そうだね。僕の知っている、ニュースになっている範囲では協力的だよ。そこにいるアズラエルさんのSPだってコーディネーターだからね」と発言しアスランたちを驚かす。
驚き、少し動揺したアスランは「そ、そうなのか・・・プラントのコーディネーターがナチュラルを嫌うのは・・・やはりユニウスセブンの破壊が原因だろう。それまでの独立運動の弾圧などがつもりに積もってってのもあると思うが」と、自論を展開。
そしてキラにしては珍しく自分の意見を言う。
「うーん・・・それだけじゃあ無いと思うんだ。あれを連合がやったって言うのなら連合だけを憎めばいいのに、ナチュラル、というか地球にいるナチュラルとコーディネーター全部に喧嘩売ったよね?Nジャマー撃ち込んで」
「それは・・・たしかにそうだな」
「アスランよ、なに言い負かされてるんだ」
「ディアッカ?」
そのディアッカがプラント内の教育について少し話す。
「近代史の授業で習っただろ?プラントはコーディネーターの手で作られたコーディネーターのための大地だって」
「え?」「え?」「はぁ?」と、キラ、アスラン、アズラエルの3人が反応する。
「だーがーらー、コーディネーターの手で作られたモノを、当時の連合が武力で奪おうとした。当初コーディネーターは、非武装の話し合いで済ませようとしてたけど、聞く耳持たない連合が武力行使をしたから、仕方なくモビルスーツを開発、現在に至る。って感じだろ」
それにすぐさま反応したのはアズラエルだ。
「ディアッカさんでしたっけ?それはどこで習ったのでしょうか?」
「学校の近代史の授業だな。プラントでは共通の教科書だから、どこでも同じ内容を教えてるぜ」
「じ、情報統制に嘘の情報を学校で教えるなんて・・・」と、独り言をいい始めたアズラエルと、フリーズしたキラとアスランを尻目に刹那が話を進める。
「この後、端末を持ってくる。それで、自分の目で、地球の情報を調べてみるといい。アズラエル、キラ、戻るぞ。午後から世界に向けての発表をするのだろう?」
「はっ!?そうでした!アスランさん、ディアッカさんまた来ます」
「アスラン、また来るって、ちょっとアズラエルさん、押さないで下さいよぉぉぉ」と、慌ただしく帰っていった。
しばし無言で思考に没頭するアスランとディアッカの2人、その後すぐさま端末が届けられた。
「なぁ、アスラン。」「なんだ?」
「キラって奴はコーディネーターなんだよな」「そうだ」
「・・・ほぼ全てのコーディネーターがナチュラルを嫌っているって教わったんだが・・・さっきのを見ているとどうもな」
「アズラエルとキラ、そしてSPたちか。そうだな・・・俺はコペルニクスで学生をやっていたから少しはわかるが、実際に調べてみるといい」
0232901 ◆GbvohmL8bU
垢版 |
2015/06/07(日) 17:01:17.84ID:m8RLlRTR0
ディアッカは少し迷った後、意を決して情報を調べ始めた。プラントの作られた背景、人員、金の出処、プラント完成後のイザコザ、地球側とプラントの主張の違い、ユニウスセブンの破壊、地球に住むコーディネーターへの対応、Nジャマー投下後の死亡者数、弊害、地球のコーデ

ィネーターへの対応箇条書きにしただけでも、これだけのものをインターネット上から断片的な情報を収集、繋ぎ合わせ、見やすいようにまとめていく。
これだけの事を数十分で終わらせたのは流石エリートと言えるだろう。
そして今、そのレポートをアスランと読みふけっている。
「なんなんだよこれは・・・俺が教わったのはなんなんだ・・・」
「ディアッカ・・・」
「プラント理事国はコーディネーターへの迫害から守るために新型コロニー『P.L.A.N.T.』を作る。その作業員としてコーディネーターを雇い、収入を安定させ、プラント完成後は工業コロニーとし、そのまま従業員として住み込みで働く。
俺が教わったのが、『P.L.A.N.T.』はコーディネイターが企画、作成した新型コロニーである。コロニー完成後、プラント理事国(現在の連合)は防衛力を持たないプラントに対して、防衛力の提供するとして作物の育成を認めず、地球から高額で買わせ、植民地にした。
冒頭だけで内容が全然違うじゃねえかよ」
ディアッカが珍しく真面目に簡易レポートを何回も間違いがないか確認するように読んだ。そして
「住み込みの従業員がいつからか、自治だ独立だといい始めた。しかもコペルニクスの悲劇ってどう見てもプラント側からけしかけてるし、なんなんだよ、まったく」
「俺もだよ。連合からの迫害に対抗しての武力行使だと思っていたんだが、父さんたちはなにを考えて戦争をしたんだ?」
地球側の情報を、しかも動画で知り、いかに地球の情報がプラントに入らないようにしていたかがわかる。
盛大に溜息を吐いたディアッカは「ダッセーな、俺」と嘆いていたとかいないとか。

余談だが、プラント地上軍の人員は、こういった情報を調べようと思えば調べられるが、軍事施設のニュースなどはプラント国営放送(仮)

が運営を行っている為、自分で興味を持ち、検閲のない軍事施設の外で情報を調べないといけない。そのため、違和感を感じる人がいなかったのだ。
情報規制、統制、操作を行い、さらには物理的な理由で地球の新鮮な情報がプラントには入ってこないのも原因の一つでもあるが。

3行まとめ
「パパたちが(財源や物資、何から何まで用意して)プラントをつくったんだって!?学校で言ってたよ」
「ああ、そうだ。パパたちが(プラント理事国に作業員として雇われて)プラントを作ったんだ!凄いだろう」
「そんなプラントを奪おうとするナチュラル許すまじ」
0233901 ◆GbvohmL8bU
垢版 |
2015/06/07(日) 17:02:39.75ID:m8RLlRTR0
以上です
次回はアズラエル側の発表会
0234通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/06/07(日) 17:15:55.89ID:BhPP5IvQ0
更新乙です。
アズラエルの発表会・・・これからの対応とイノベータ―の事かな?
0235通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/06/07(日) 17:33:03.07ID:6EXOX+p7O
乙です
まぁ開戦のきっかけが“血のバレンタイン”ってのは地球、プラント双方共通しているだろうな
0236通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/06/07(日) 21:01:32.20ID:6p0jKWFq0
毎度思うんだけど本当に「コーディネーターw」だな
まあ自分たちのほうが優れた種族だと思い込まなきゃ心を保てないアホは
いつの世にもいるもんだが
0237通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/06/07(日) 21:24:19.24ID:ffw3OqGO0
乙です
ただまぁ、キラの言う事と‘連合の基地でアクセスできる’ネットや文献を
即座に信用して今までの教育を否定する2人には若干違和感ですかね?
0238通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/06/07(日) 21:48:58.93ID:WLzGBWtp0
乙です

>>237
それはあるね
即座に信用するのもチョロすぎるってのは同意

今回の場合、キラとかアズラエルSPなんかの実例がいるから、
その点で判断材料は増えているんで、あとは情報のバランスだね
0239通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/06/07(日) 23:46:55.96ID:2S4EC58v0
>>227
MDと聞くとメガドラが先に思い浮かぶw
キラは開発テク凄そうだからゲーム業界に行っても食っていけるだろうな
ゲーセンの筐体でロボゲープレイしてたら、実は遠隔操作でMSの演習・実戦テストだったとか、、、、
0240通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/06/08(月) 00:05:53.80ID:rWJm4gkP0


>>237
逆に優良人種としてのプライド()で自分が調べた事が
ナチュラルの作った偽装情報か本物か判断してるじゃね
本国との情報量の違い、出てきた内容の否定する為の
矛盾点など荒探しする程に信憑性が増してしまうて所じゃないか?

後はアデランは月に居て、炒飯との情報の違いもある
>「近代史の授業で習っただろ?プラントはコーディネーターの手で作られたコーディネーターのための大地だって」
>「え?」「え?」「はぁ?」と、キラ、アスラン、アズラエルの3人が反応する。
0242通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2015/06/08(月) 11:39:25.87ID:6RCRoM9O0
まあ隷属?側が独立戦争をってのは史実でもいくらでもあった話だしそこは良いんだが、
人種云々絡んでくるとねえ?
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ニューススポーツなんでも実況