キラがセキエイコウゲンに向かっていると警備員に呼び止められる。
「グレーバッジは持っているか?」
警備員にバッジの提示を求められる。
キラ「バッジはないよ。でもここを通りたいんだけどダメかな?」
警備員「ダメだ」
キラ「戦いたくはないけど…しょうがない!出てこいミュウツー。」
僕がボールを投げると人工的に作られたポケモンミュウツーが姿をあらわす。
警備員「貴様何をする気だ!」
キラ「ミュウツー!サイコキネシスだ」
警備員はミュウツーの超能力で高さ20Mまで浮き、そこから地上に落下する。
キラ「戦いたくない…戦わせないで…」
瀕死の警備員を置き去りにし次のゲートへと向かう途中、サイレンの音が鳴り始める。
おそらく襲撃を知らせるものだ。すぐさま僕の周りには十数人の警備員と、五匹のウィンディ、シャワーズとサンダースが3匹ずつの計11体に囲まれる。
警備員「おとなしくしろ!従えば悪いようにはしない…。」
このくらいの数ならどうにでも…と思ったが後から後から警備員が合流して数が増えてくる。
少しの間に三十人近くに囲まれる。
これは流石に部が悪いか…。
「マルマイン、ゴローニャ大爆発だ!」
大きな爆音と共に僕を囲んでいたポケモンと警備員のうち6人と5匹くらいが吹き飛ばされる。
マルマインとゴローニャを扱うトレーナー。忘れるはずもない。
僕の幼馴染でだいぶ前に旅に出たアスランだ。
「キラ…助けに来たぞ。」
その後ろにはピンクの特徴的な髪色をした美少女が。僕のガールフレンドのラクスだ。
「キラ、今日マサラタウンを出たばかりだというのにもうポケモンリーグの前にいるなんてすごいですわ!」