新人職人がSSを書いてみる 35ページ目
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新人職人さん及び投下先に困っている職人さんがSS・ネタを投下するスレです。
好きな内容で、短編・長編問わず投下できます。
分割投下中の割込み、雑談は控えてください。
面白いものには素直にGJ! を。
投下作品には「つまらん」と言わず一行でも良いのでアドバイスや感想レスを付けて下さい。
現在当板の常駐荒らし「モリーゾ」の粘着被害に遭っております。
テンプレ無視や偽スレ立て、自演による自賛行為、職人さんのなりすまし、投下作を恣意的に改ざん、
外部作のコピペ、無関係なレスなど、更なる迷惑行為が続いております。
よって職人氏には荒らしのなりすまし回避のため、コテ及びトリップをつけることをお勧めします。
(成りすました場合 本物は コテ◆トリップ であるのが コテ◇トリップとなり一目瞭然です)
SS作者には敬意を忘れずに、煽り荒らしはスルー。
本編および外伝、SS作者の叩きは厳禁。
スレ違いの話はほどほどに。
容量が450KBを越えたのに気付いたら、告知の上スレ立てをお願いします。
本編と外伝、両方のファンが楽しめるより良い作品、スレ作りに取り組みましょう。
前スレ
新人職人がSSを書いてみる 34ページ目
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/shar/1499781545/l50
まとめサイト
ガンダムクロスオーバーSS倉庫 Wiki
http://arte.wikiwiki.jp/
新人スレアップローダー
http://ux.getuploader.com/shinjin/ 👀
VIPQ2_EXTDAT: default:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:669e095291445c5e5f700f06dfd84fd2) >>570
住人さん、今まで読んで頂いて光栄です。
ホントにありがとうございます!
リョナ……意識はしていませんでしたが、言われてみればそのタイプに入りますねw
真剣に戦う女戦士とそのピンチと勝利を描きたい目的で書きましたが、
それはリョナに通じるものがありますよねw
何て言うかな、書いてる時の自分を客観視したら、女子プロレスを見て興奮してる客と似たような感じだったかもw
住人さんのお陰で新しい発見がありましたw
後、これは書き忘れてたんですが元々一連の作品は自分がpixivに書いたのを新たに載せたものなんですよ。
予め書いておけば良かったですよね……失礼しました。
纏めて投下するより、反応を見て時間を空けて……という判断でしたが、(決して格好つけて勿体つけてたわけではないんですよw)
こうして読んで下さる方がいて嬉しいです。
ここに載せるに当たって足りない部分を付け加えるのができたのも個人的に良かったです。
長くなっちゃいましたが、ラストスパートをそちらのペースでごゆっくり読んで頂けたら嬉しいです。
それではノ 今まで保守して下さった皆さん、ありがとうございました❗
お陰でスレが流れずに済みました。
&お礼書くの遅れちゃってごめんなさい💧 ども。
今度AGEのレイナを主役にした短編or中編を書こうと思ってます。
本編の彼女は殺伐としたハードな感じでしたが、今回は悲しいトラウマ要素を除いたライトな話です。 件の小説、頭の方だけできました。
短編になりそうですね。
原作では地球連邦の卑劣な保身に嫌気が差して敵のヴェイガンに寝返ったレイナでしたが、この話ではダークな要素は無くしました。
『とにかく明るいレイナ』
A.G.150年代……ヴェイガンとの戦いを制する為に地球連邦軍は最新鋭の機体を開発し、その実用化に励んでいた。
ここで描くのはその直前のステップ、つまり試験に力を傾けたテストパイロットの物語。
「はい!お疲れ様ー!」
高機動型の機体、Gバウンサーの発展型から降りてきたのは筋骨隆々の歴戦パイロットではなく、20代の女性パイロット。
凛とした高らか声で他のテストパイロットとスタッフ達に呼び掛ける。
ヘルメットを脱いで露になったのは、柔らかい植物をイメージさせる薄いグリーンのサラサラヘアー。
爽やかなブルーの瞳。
疲れを微塵も感じさせない健康的な表情。
連邦の中でも期待の星、レイナ・スプリガン。
パイロットとしてだけでなく、Xラウンダーとしても一際鋭い感覚を持っていた。 何人かの男性スタッフは涼しげな綺麗さに表情を綻ばせている。
「いやー、凄かったね。今日も。あんなに素早い機体を乗りこなせるなんて。」
スタッフの一人が誉めると彼女は自分の頭に手を当てて
「いえ、皆がいい機体を作ってくれたからよ。
それにチューンナップもバッチリだったし。」
他のスタッフやテストパイロット達にも挨拶して帰ろうとするが、こんな声が聞こえてきた。
「腕は凄いし美人だけどさ、何かデカいじゃん?男並みだし。」
「しっ!聞こえるぞ!」
「…………」
それは彼女が気にしていることだった。
何しろ身長182センチ。
体型は女性らしいスレンダーさがあるが、彼女にメロメロな男でも気後れしてしまうかもしれない。
これでも男装の麗人的なムードがあるらしく、女性からの告白も何度かあったが全て丁寧に断っている。
麗人よろしく澄まし顔で格納庫を後にする。
(あいつ……なんてことを……)
「…………あー、私だってもっと普通の背丈になりたかったよ!」
「おいおい、どうしたんだい?」
「…………え?」 清涼な声を珍しく荒げていると、反対に落ち着いた男性の声が聞こえたので振り返ると……
そこにいたのは茶髪の同年代の男性だった。
普段は余裕のある凛とした顔を赤らめて、蒼い目を左右にキョロキョロするレイナ。
薄い唇は微妙な三日月型を作って引きっている。
「え、あの……私ついついおっきな声だしちゃって……
あの……確かあなたは……」
「最近赴任したジラード・フォーネル。因みに少佐だよ。
君は確か……レイナ・スプリガン少尉だっけ?」
「しょ、少佐です……」
(あ、いけないまたキツい言い方になっちゃった……)
軍隊なので階級は重要だが、今の訂正の仕方はどこか子供っぽい不機嫌さがあるのに気付いて恥ずかしくなるレイナ。
「ああ、これは失礼。同格だね。
さっきの奴の言葉は気にすることないさ。
それじゃあ。」
爽やかに笑って去って行くジラードを私はポツンと見ているだけだった。 支援サンキューです。
続き書きました。
「しかし、今日もレイナ凄かったな。」
「ケッ、あいつのこと誉めるなよ。コーヒーが不味くならぁ。」
同僚の言葉に不機嫌になる連邦のテストパイロット。彼の名はマイケル・バリス。
ギザギザした青空のような色の髪。鋭い金色の目。
前にレイナをデカ女扱いした男だ。
腕は確かだが態度は悪く、僻みが強い。それは勿論レイナにも向けられていた。
機体や装備の特徴を理解し活かすスキル、これが彼以上であるのが嫉妬の理由だった。
事故が起きない限りテスト操作は命の危険はないが、前述したスキルは前線にいるパイロットが実戦を難なく潜り抜けるには必要不可欠なものだった。
謂わば実戦の為の土台だった。
同僚は『やっちまったなー』と思いつつ苦笑いして。
「でもお前も凄いじゃん。かなりの高成績だし。」
「ああ……ありがとよ。でもレイナが来てから俺の影は薄くなっちまった……
しかも、しかもだぜ?最近来たジラードって奴も相当強いし。
ああ〜どうすりゃいんだ……」
「ああ、あの人か。割とフランクだしリラックスした感じだけど強いよな……
肩の力抜いた感じが強さの秘密なのかな……
でもそもそもXラウンダーだからな……」
「肩の力……どう抜きゃいんだか……」
「ま、俺らはあくまでもテスター。裏方さんだ。あんま競い合っても仕方ねえさ。」 一時間後、テスト用の宙域で新装備を施したGバウンサーが2体並んでいる。
乗っているのは各々レイナとジラード。
最強クラスのテスター同士の模擬戦にスタッフ達は心を踊らせた。
今回の装備は両機共黒いアーマーを被せた防御モード。
機体本来の持ち味であるスピードを多少犠牲にしてはいるが、そのアーマー内に収納した多数のミサイル及び小型シグルブレイドを射出する機能を有している。
謂わば防御と射撃に重きを置いた拠点防衛型である。
レイナは初めてのことに柄にもなくドキドキしていた。
普段は余裕で臨んでいるが、今回は自分とあのジラードとの戦い。
彼のテスト中の光景を何度か見たが、流石流石Xラウンダーと言うべきか、機体を活かす能力は自分と互角と思える。
模擬とはいえ緊張するのが自然だった。
そしてスキル云々以前に彼の存在が頭から離れないのだ。
コクピット内でレバーを握り締めて唇を固く結んでいるが、喉は僅かに震えている。
(ジラード、あなたの力を身を持って体験することになるのね……)
「レイナ、ねえレイナ!?」
「……ハッ……」
物思いに耽っていたので呼び掛ける声に気付かなかったようだ。
慌ててモニターに映る彼に作り笑いをして見せる。
「アハ、ごめんなさい、聞き逃したみたいで……」
「はは、模擬戦よろしくね。」
「ええ、こちらこそ……」 「テストスタート!」
監督の声と共に飛行し出す両者。
順調に操作して互いに距離を少しずつ詰める二人。
「…………」
(やはりいつもよりは機体が重いわね……
でも操作はしやすいわ。
それに、以外と私の手が軽くなったような気がする……
ジラードが声をかけてくれたから……?)
そう思うと気が軽くなりいつもの調子が瞬時に戻ってきた。
意識を集中すればいつも通り、Xラウンダーとしてのクリアでシャープな感覚が心を包む。
「ハッ……!(ジラード、避けられる?)」
凛とした掛け声で小型シグルブレイドを打ち出すレイナ。
それを紙一重で回避するジラード。
刃は背後の隕石を砕いていく。
「凄い威力だな。それじゃ俺も。」
余裕の態度でミサイルを3発連射するジラード。
「…………」
敢えて避けずに突き進むレイナ。
防御に徹したモードなので自信があったのだろう。
予想通りミサイルの爆発を受けても、傷一つ付かないアーマーにその場にいた誰もが感心する。
「ハッ……!」 更にブレイドを発射するレイナ。
武器の発射スピードと飛行スピードは軽量なブレイドの方に分がある。
しかし、スピードだけで決まらないのが戦いであり……
ジラードの方はミサイルを更に打ち出す。
「そんな大きなミサイルじゃ……いえ、違う!」
レイナは自分の誤解と油断を瞬時に悟った。
大振りなミサイルだが、ジラードの射撃は正に正確無比そのもの。
鋭い感覚を持ったレイナの打ち出す小型刃……一見回避は難しそうだが、その弾道をクリティカルに瞬時に見極め打ったジラード。
「これは……」
Xラウンダー特有の繊細なセンスと操作で放ったミサイルはストレートにブレイドを破壊していく。
「凄い……こんな人がいたなんて……」
今まで卓越した操縦能力とXラウンダー能力で他の追随を許さなかったレイナ。
しかし、自分の発射弾道に沿った射撃ができるジラードに驚きを隠せない……
「よし、次は接近戦に移ってくれ!」
監督の指示で近付いていく二機。
機体の仕様通りスピードは多少犠牲になってはいるが、両者共美しいラインを描くかの如く互いに組付く。
「ハア!」
レイナが相手の肩を掴むと同時にジラードも肩を掴む。
機体のマニュピレーターと両脚を互いに素早くぶつけ合う格闘戦。
その後、(接触は避けているが)ビームサーベルの斬り合いを果たすが甲乙付けがたい戦い。 「よし、テストは終了!ありがとう!皆のお陰でいいデータが取れた!」
監督の一声でテストは終了。
格納庫に戻ると二人のパイロットは機体から降りてくる。
「レイナ!凄いな。流石君もXラウンダーだな。」
当の彼女はまだ驚きと興奮で声が出なかった。
……それにある種の気恥ずかしさがある。
顔は前を向いているが伏し目がちで。
「……ええ、あなたみたいな人初めて見たわ。
…………その、何て言うか、アリガトウ。
……いい、模擬戦ができて……」
「ハハッ。それは俺も同じだよ。ありがとう。」
屈託なく笑うジラードを見て高揚が高まるのを誤魔化せない…… キ
ャ
ル
ち
ゃ
ん
・
・
・
!
ん
っ
・
・
・
あ
あ
っ
♡
で
ブ 出
\ ま
ッ す
ブ っ
ビ !
ビ
ビ
ビ
ビ
ッ
!!!
ブ
チ
チ
!!!
モ
リ
ッ
!! まーたハゲデブかよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
どんだけ発狂すれば気が済むんだよwwwwwwwwwwwwwwwwww 『とにかく明るいレイナ』 ラストです。
「そんなこといわれても〜」
「レイナの涼しげな顔が落ち込むのを見てえんだよ。礼は弾むぜ、な?」
マイケルに頼まれたメカニックの男は少しにやけると頷いた。
時と場所は変わってここは地球……アメリカのとある広大な山岳地帯。
テストチームの戦艦は平たい場所に置かれ、多くのメンバーが出てきた。
夥しい山と森がこれでもかと広がり彼らを歓迎している。
その自然に目を輝かせるメンバー達。
「いやー、こういう場所に来るのも久し振りだな……!」
「ホントホント。私は家族からのビデオレターに映ってる地球の色んな環境見たりしてるけど、やっぱりホンモノは一味違うよね。」
「ほら、鳥も飛んでるし。あれは……鷹だな。」
「いや、隼でしょ。」
「宇宙じゃ味わえなかったものばかりだからな……
ずっと真っ黒なのが広がってるのって今思うと異常だよなー」
「おいおい、軍人がそれ言う?宇宙で戦うなんて常識だし。」
皆久々に見る自然に心の羽を伸ばしているという風情だ。
それは彼女も同じ。
「んーー気持ちいいわね……空気は美味しいし。空は青いし。
ここならいい成果出せそう。」
レイナは両腕を伸ばして辺りを見回すと、いつの間にか隣にいたのはジラード? 「ああ……どうも……」
はにかむレイナとは対照的にフランクに手を軽く上げて
「やあ。いやー、こういう場所でテストするのも新鮮だね。
久々に来たよ。無重力の戦艦での生活だけだと人間として寂しいからね。
それに君とまた一戦交えるかもと思うとテンション上がるし。」
「ええ、そうよね……
私は今の状態が寂しいけど……?」
「ん?何か言った?」
「いえ、何も!」
(そりゃ寂しいわよ。まだ全然気持ち伝えてないし……)
「……所でほら、何だか懐かしい田舎に帰ってきたみたいよね!
この緑とか!」
ジラードの不思議がる視線を察知して声を上げるレイナ。
「ああ、確かに。でもそんなに子供みたいにはしゃがなくても……」
困った笑い方をされて苦笑いするレイナ。
「所で君の田舎ってどんな場所なんだい?
ああ、僕の場所はカリフォルニアでね、豊かな緑が広がってるんだ。
実家は農園でね。」
「私はロンドンでね。所謂資産家。」
「凄いな、道理で気品があるわけだ。隠しようにも隠せない気品が……」
じーっとからかうように見つめるジラードに赤面するしかないレイナ。 「ちょっと止めてよ!またお世辞言って……」
「ハハッ、お世辞じゃないさ。」
一方レイナに嫉妬するマイケルはチーフメカニックにお札を渡していた。
「頼んだぜ?」
「ああ、わかった。しかしレイナの機体だけでいいのか?」
「ああ、ジラードのまでおかしくなったら流石に怪しまれるからな。」
それから一時間後、山岳地帯でのテストが始まった。
地上用に改修されたGバウンサーで山や平地を走り回るジラード。
Xラウンダーへの対応機能も強化されている。
「凄い、久々の地球で上手い操作できるかと不安だったけどかなりいいな。これ。
動かしやすいよ。
それに俺のセンスにもキッチリ対応してくれるし。」
メカニック達も誇らしげにそれを見ている。
「じゃあ、次は私との一戦ね。ジラード」
レイナが同じ機体に乗って対戦テストを始める。
それをニヤニヤと見つめるマイケル。
「見てろよレイナ。」
感覚を集中させ山での走り込みをするが、何故か上手くレスポンスが悪くレイナの操縦よりも機体の動作が遅れてしまう。
「え、何!今までこんなことなかったのに!きゃあっ!」
次に視界を襲ったのはビームではなくペイント弾。
とことんジラードに対し劣性を強いられる形になってしまう。 そして休憩中、涼しい森の下で横になるレイナ。
だが清涼な天気とは裏腹にその顔は冴えない。
「うーん、なんでこんなことに……」
無理もない、今までずっとパイロットとしてもXラウンダーとしてもトップの成績を取ってきたのだから。
「ひゃっ!何!?」
突然頬に冷たく固いものが当たり唖然とすれば、そこにはスポーツドリンクの缶を持ったジラードがいた。
「ジ、ジラード!何、いきなり。」
「ビックリした?まあ飲めよ。酒じゃないから問題ないだろ?」
「え、ええ。ありがとう……」
受け取ってゆっくり飲むレイナ。
少しすると、ジラードが長方形の機器……つまりレコーダーを差し出した。
「これは?」
「録音だよ。さっきの犯人達のね。
機体の不調は仕組まれていたんだ。
君のせいじゃない。」
「……そうなの? 一体誰が!」
彼がスイッチを押すと会話が流れてくる。
『いやー、さっきは助かったぜ。あのデカ女に恥をかかせてくれたからな。』
何度も聞いた声……
「マ、マイケル!?」 『いや、俺も謝礼受け取ったからね。給料分の働きをしたまでさ。』
『しかし、ああいう仕掛けをできるとは流石メカニック。俺が見込んだだけのことはあるぜ。』
『なあに、一流のメカニックは機体を強くすることも弱くすることもできるのさ。』
レイナの手は怒りで震えていた。
「どうする、チームリーダーに報告を……」
レイナはスッとレコーダーをポケットに仕舞うと首を横に振った。
「いいえ、それはまだ早いわ。
私のやり方でどうにかしたいと思うの。
他の人達にも協力してもらって……」
「何だ、いきなり俺が駆り出されるなんて……俺のテストはまだ先だろー」
ダルそうに頭をポリポリ掻きながらさっきの山岳地帯に戻ってくるマイケル。
テストのチームリーダーは神妙な顔で「予定が変わってな。お前とレイナのテスト対戦だ。どちらもGバウンサーを使う。」
「よろしく、マイケル。」
レイナはいつもと違い冷たい表情だ。
「(まさか、あのことがバレた?そういやあのメカニックチーフいねえな。)」
ジラードはレイナを見守っている。
「レイナ、君なら勝てる……」 「テストスタート!」
チームリーダーの一声で2体のGバウンサーがぶつかり合う。
マイケルのペイント弾を揚々と避けリーチを詰めるレイナ機。
「なんだ、さっきと違って調子がいいじゃねえか!?うわっ!」
そのままライフルを叩き落とされると肩を捕まれるマイケル機。
「再調整で機体を元に戻してもらったのよ。
……あんた、私をハメたでしょ。メカニックチーフと一緒に。」
「(やっぱりバレてる!)何のこった?知らねえなあ。」
「ちゃあんと証拠残ってんのよ。ジラードのお陰でね。」
レコーダーを再生すれば通信機越しに件の会話が流れてくる。
「いや、あれはその……」
いつもの強きはなりを潜め言葉煮詰まるマイケル。
「しかも私をデカ女だって……許さないよ……!」
「ひいぃっ!!」
凄まじい勢いで相手の機体を殴り蹴飛ばすレイナ機。
同じ頃あのメカニックチーフは他のテストメンバーから絞られて意気消沈していた。
復讐も終わり、今回の犯人二人は軍をクビになりレイナの評判は元に戻った。 そして、その日の夜レイナはジラードを夜の森に呼び出した。
少しモジモジしながら伏し目がちで
「ジラード……貴方のお陰で今回、とっても助かったわ。
……それから……」
「気にすることないよ。当然のことさ。それから……何?」
からかうように顔を覗くジラードに彼女は動揺を隠せない。
「も、もう!……それから……私、貴方のこと、ずっと好きだった!
出逢った時からずっと……!」
絞り出すように告げる声。彼は優しくレイナを抱き寄せ……
「俺もだよ、レイナ。君の力になれて良かった……」
「ジラード……ありがとう……!」
涙を浮かべて抱き締めるレイナ。
その後、二人はトップパイロットの夫婦として連邦で名を馳せていくのだった……
急いでたから最後いまいちになったw 九大出身でダイセルの久保田邦親博士はノーベル賞候補らしい。エンジンなどの摩擦
にかかわる重要な発見と理論化がパラダイムシフトを引き起こしているとのこと。 前にpixivに書いたマリナの後日談を載せます。
『シーリン 過激なる復讐』
マリナがエジプトのファイターに勝利してからファイトの決勝で優勝。それにより、アザディスタンは四年間世界で中心的な役割を果たした。
皇女マリナとシーリンの力で世界全体の貧困問題を少しずつ解決し、そのノウハウは他国にも受け継がれていったので世界は改善の方向に向かっていった。
そして今年、新たなガンダムファイトが開催された……
アザディスタンに来たエジプトの新たな代表はガンダムで暴れていた。
スフィンクスのようなライオン宛らの強靭さと俊敏さを併せ持つガンダムブルート。
マニュピレーターに装備された爪でアザディスタンの街を攻撃している。
「エジプト?まさか、報復に……!」
城内で書類整理をしていたマリナは久々にファイター時代の緊張に溢れた表情になる。
今の彼女はファイターは引退し皇女の仕事に専念している。
相変わらず一般人及び殆どの格闘家を圧倒する戦闘力を持ってはいるが、ブランクがあるので現役のガンダムファイターには敵わないだろう。
しかし、彼女は希望を失わなかった。
望みを託した誰よりも頼れる後継者がいるのだから。
部下に住民に対する地下シェルターへの避難と誘導を指示すると、自身もそこに行き、人々を慰め快適に過ごす処置を行っていた。
ふと上を見上げる。心に思うのは友のこと。
(信じているわ。貴女ならきっと……!)
場面変わりここは街の中。暴れるブルートの中にはエジプトの新たな代表ファイターがいた。
「再び来たぞ!アザディスタン!さあ、今年の代表は誰だ!
マリナか?まさかあの側近ではないよな?」
「そのまさかよ。」
「何?」 振り替えるとそこには一人の女性がいた。
茶色い癖毛。眼鏡の奥には相手を射抜くようなシャープな瞳。
スラリとした体。背はマリナより高い。
「お前、あの時の!ファイターになったのか?」
「ええ。マリナの意思を継いで闘うためにね。ガンダム!」
彼女の叫びと共に飛行船が表れ、中からあのガンダムファーラが地上に舞い降りた。
「皇女のお下がりか……いや、ただのお下がりじゃない。所々違う。」
マリナの機体フレームと装甲を少しマッシブに改造したものである。
背中にマウントした槍はマリナのものよりも太い。
「私のためにアザディスタンが手を加えてくれたのよ。
始めましょう。新しいファイトを。」
開いたハッチ。そこに飛び乗るシーリン。生来の気性故、物言い・立ち居振舞いはマリナよりも鋭く、スピーディーだった。
敵の男がコクピットの盗撮システムを作動させると、冷静かつ勇猛さを見せるシーリンが映る。
服を脱ぎ一糸纏わぬ姿になった時、男は絶句した。
「……あの時と違う……滅茶苦茶鍛えられてる……」
前に彼女を人質にした時は少し引き締まった一般女性的な体型だったが、今はスキなく鍛えられた筋肉質な体。
スマートさは相変わらずだが、筋肉の切れ込みと程よく割れた腹筋、巨乳を支える大胸筋。
強さと美しさを併せ持った女性ファイターの体。
シーリンは一瞬閉じた目をカット見開くと、両脚を内向きにしたまま開き両腕をスーっと広げて……
「モビルトレースシステム起動!」 「遂にあの男との戦いが始まるのね……」
上から降りてくる黒いスーツ。シーリンは体の力を一瞬抜く。
膣とアナルも脱力させる。
しかし再び全身に力を込めると、息を大きく吸ってスーツのもたらす、しなやかかつ強かなプレッシャーに耐えた。
「う、あっ、あああ……!この……マリナの痛みに比べれば……」
本格的なトレーニングの結果、マリナ以上の筋力=ファイターとして平均的な筋力をゲットした彼女は、マリナ程負担を感じずに装着できるようになった。
旧友の苦労を思えば苦しみにも耐えられる……
美しい重量感のある胸は、スーツの冷たい質感にデリケートな反応をする。
ゾクゾクしながら乳首はピンと主張する。
「キ、キツイ……相変わらず、締め付けてくるわね……!
でも、マリナから受け継いだこのガンダムで……勝利してみせるわ……!」
クールな顔に熱い思いを秘めると、腰を少し落としスレンダーに引き締まった脚を広げる。
これが彼女が耐える時のポーズだ。
「はあぁぁぁ……!」
両腕を鷲のように広げて布を破り、アーム部分の装着を完了。
「はぁぁ……!」
剃らした胸と腹にもスーツを定着させると、
「…………んんん……!キ、キツイィィィ……!」
つま先立ちになり声を上げる。
センシティブな膣とアナルに遠慮なく侵入した布に快感と衝撃を禁じ得ない。
「はあ、はあ……でも、くせに、なりそう……」 フッと笑みを浮かべて腰を前後にスイングさせる。
その度にスムーズに二つの局所に入ってしまうのが彼女にはオツな快楽だった。
「はあっ!」
両脚をハイキックのように上げてスーツの装着はフィニッシュした。
スーツは夜のような漆黒に染まり、所々にある紅い網が、黒衣に包まれた胸や尻を引き立たせている。
全身にスーツを纏わせなければファイターの動きをガンダムに反映させられない。
しかしこのスーツの網部分は最新で、特殊な電磁波を纏わせることで露出している裸部分にも防御力を与えている。
世界初の皮膚が(部分的に)見えているスーツだ。
「…………ハッ、いかん!」
シーリンのコクピットを盗撮していたファイターは我に返る。
「始めるわよ。」「お、おう!」
「ガンダムファイト、レディーゴー!」
男の方の声は少し遅れて発されていた。 シーリン専用ファーラの槍がブルートの腹部を突く。
「ごはっ!こいつ、相当強くなってる……」
「当然よ。マリナの後だもの。成果を出さなければ格好が付かないわ。
……そしていつかあなたを倒す為にも鍛えていた。」
シーリンは国のためだけでなく、マリナにこれ以上の負担を掛けさせまいと志願した。
元々身体能力が高く、ファイターの才能にも恵まれていた彼女はメキメキと腕を上げていった。
四年前、エジプトの当時代表ファイターに雇われ、自分を熱砂の炎天下で張り付けにした敵がいたなら……
という淡い期待を抱いていた。それが当国の代表になり向こうから攻めてきた。
彼女にとってこれ以上のチャンスはない。
だからといってその国のファイターなら誰でも倒したい等という見境のない性格ではないのだが。
「このっ、どうだ!」
「させないわ!」
ブルートの長い爪が襲いかかるが隼のようにサッとかわし、左のパンチで爪を叩き折る。
「なっ、やはりパワーを上げてきたか。
それなら……」
ブルートの胸パーツがスライドし、熱風が吹き荒れる。
それはシーリンの肉体に疲労を、ファーラの機体に負担を、各々持たらしていく。
「こ、これは……!」
「どうだ。この暑さ。あの砂漠の時を思い出すだろう?」
苦し気に歪めた美顔はフッと笑みを浮かべ
「そう、そういう挑発……乗る価値もないわ……!」
槍をとんでもないスピードで投擲すれば胸にヒット。 「ぐ、ぐわあぁぁ!」
忽ちブルートのファイターは肩膝を着き、胸パーツはダメージにより閉じてしまう。
「ハッ、お前……」
男が見上げればそこにファーラが立っていた。
槍を拾うとそこについたボタンを押し、形を変えていく。
強靭で真っ直ぐなそれはしなやかに揺れる鞭に早変わり。
「お前、それは一体……」
「特殊金属で作った武器よ。ランスとウィップを使い分けるもの。」
勢い良く振り回し、敵の胸・腕・脚に叩きつける。
ブルートの機体は様々なパーツが削れ、時に陥没していく。
「ぐっ、おい、お前。聞いてないぞ、こんなやり方!」
「もっと味わいなさい、ハッ!」
鞭を腕に巻き付け、腕力と遠心力を利用して鞭ごと持ち上げるファーラ。
敵はパニックになるだけ。
「止めろ!これでは……うわぁぁぁ!」
凄まじい轟音を立てて地面に激突するブルート。
「まだよ。フッ!」
更に何度も同様の攻撃を食らい痛みを蓄積する敵。
やっとそれを解除して自由になったと思いきや、頭部に鞭の凄まじいトドメを食らい倒れるブルート。
「勝負あったわね……」 眼鏡の奥で妖しく笑う瞳。
敵は恐怖に駈られコクピットを脱出。
「もう沢山だ。こんなの……」
「逃がさないわ!」
シーリンもすぐに手持ちの鞭を片手にコクピットを出ると、それで相手を叩き始めた。
「ひぃ、ぎゃあ!」
胸、腹、尻を叩かれ痕が付く敵の男。
「これでトドメよ!」
最後の一撃で気絶する敵ファイター。
二度と暴れぬよう拘束され、エジプトに返された。
そして数日後にはエジプトは自国と他国の住民に一切手出ししないこと、真っ当な性格のファイターを選出することをアザディスタンに誓った。
そしてその調印式の帰り……マリナは苦笑いしながら今回の英雄と話していた。
「あ、ありがとう、シーリン。あなたのお蔭で解決したわ。
流石、ファイターね……」
引きてり笑いをするマリナにシーリンはいつもの冷然とした口調で。
「いえ、これくらいファイターとしての嗜みだもの……」
マリナはそんな旧友が頼もしくもあり怖くもあった。 以上です。
前に後で感想書くと言ってくれた人が中々レスしてくれないのが寂しいw
完全新作ではなくて、前にpixiv載せたのをアップしてると書いたんですがそれがまずかったかな?
(事前にpixiv作品だと書くのを忘れてた) どうもすんません、その人です
仕事上コロナの諸々の件でしばらく更新もご無沙汰になっており…
手続きが済んだんでそろそろと思っております///
完全新作じゃないのとは関係ないですよ!
リョナ以外にまともな感想書かなきゃって思ってたら(ガンダムのではない)プレッシャーが・・・! >>603
どうもお久し振りです!
確かに……今大変な時ですからね……
そちらの事情を知らずに失礼しました。m(__)m
そうでしたか、緊張しなくても大丈夫ですよw
感想を丁寧に書こうと考えてもらえて、寧ろ僕の頭が下がる思いですm(__)m
落ち着いたら気軽に書き込んで下さいね。
それでは ノ カイさんの作品、エロ同人脳みたいなの出されるの嫌だなあ >605
おやお供え窃盗犯スメハラデブやん
ヘイヘーイ、それでまーた岡本さんやら近藤君からボコられたんでイッライラこいてんでーちゅかぁー?
よっ施設の嫌われデブゾウブタエモン(ギャハハ >607
ワッチョイでバッレバレなアッタマ悪いなりすましでボコられた憂さは晴れるんスか、スメハラデブよー?
ヘイヘーイ、元手下にも完全に見捨てられてざっこーい(ギャハハ >>607
スメハラデブゾウブタエモン金山ちゃんバレバレだから止めておきなよ わっちょい出るスレで何バカさらしてんだなりすましブタエモン >610
ワッチョイを理解できないスメハラデブがまーたピリピリ涙目発狂こいてーら
よっ、今日も小学生にボコられた雑魚(ギャハハ >614
テメエからトリで偽物だからバッレバレなのに気付かずボコられてるスメハラデブまじあったま悪いよねー?
クスクス >>614
トップリって何スメハラデブゾウブタエモン金山ちゃん >>618
カイを騙るお前が荒らしているだけだが何かおかしいか? >618
そいつになりすまし失敗こいてフルボッコされたデブゾウブタエモンちーす
まっずそーなうまい棒のお味はいかがでちゅかー?ププ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています