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平成最終正当防衛・これが俺様の結論だ2019
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0001通常の名無しさんの3倍
垢版 |
2019/04/29(月) 15:14:40.05ID:wF8GbZnv0
俺様のオ※ニーのおかずアニメ・特撮(近年限定)
2015年
終わりのセラフ、クラスルームクライシス、Charlotte、コメットルシファー、
サイコパス劇場版、蒼穹のファフナーEXODUS、東京喰種√A
2016年
クオリディアコード、亜人、シュヴァルツェスマーケン、灰と幻想のグリムガル、
僕だけがいない街、ダンガンロンパ3、ViVidStrike!、魔法少女育成計画、終末のイゼッタ、くまみこ
2017年
カオスチャイルド、王様ゲーム、DYNAMIC:CHORD、いぬやしき、
異世界はスマートフォンとともに、遊戯王ARC-V最終クール、機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ(#40〜#50)、Dies Irae(〜2018年)

2018年
覇穹封神演義、百錬の覇王と聖約の戦乙女、ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士(俺様の昨年の戦闘ヒロイン最高峰)、
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない、奴隷区 The Animation、甘い懲罰〜私は看守専用ペット、
ハッピーシュガーライフ、魔法少女サイト、されど罪人は竜と踊る、Caligula -カリギュラ-、
俺が好きなのは妹だけど妹じゃない、殺戮の天使、BANANA FISH、ダーリン・イン・ザ・フランキス
音楽少女、ロードオブヴァーミリオン紅蓮の王、 魔法少女 俺、LOST SONG、新イナズマイレブン
2019年(平成31年)1〜4月
エガオノダイカ(俺様の平成リアルロボット系ベスト作)、けものフレンズ2
令和元年以降の予定
(まだ作品決まらない)
0052ダーバン亡命政府 ◆uR8dsBxKL.
垢版 |
2021/03/20(土) 14:34:59.28ID:8nafRTnQ0
機動戦士ガンダムU.C.100 ズム・シティの落日
第12話 大脱走マッドゲリラ'79

 ゆっくりと、あちこち軋みながら、エレベーターが上昇していく。
「山南、あんた戦闘車両なんて扱えるのか?」
「俺だって普通免許くらい持ってらぁ。銃座を頼んだぞ」
「へっ?」
やがてエレベーターが停まり、ゲートが開き、光に包まれた煙が入ってきた。Holy Smoke!
「さぁ行くか」
「おい、ちょ...うわぁぁぁーーーっ!!!」
プチ秘境探検部は伝説の龍ユランの如く蛇行し、炎立つ廃市の荒れ路を行く...

 大口径バルカン砲重装甲車(以下、バルカン・カー)の座席と山南の運転にどうにか慣れたところで
僕たちは市バス車両基地のゲートに突撃していた。
「白バスじゃーっ!!」
それが合図になった。
「おぉーーーーっ!!!」
手はずは整っていた。山南の雄叫びと共に、バス(何台かは既に避難民を積んでる)たちがバルカン・カーを先頭に発進。
殿(しんがり)はリジーナを載せた特製タチャンカが1台、市街地ではこれで手一杯だ。

ーーーーー

「うぉぉぉーーーっ!!!」
バルカン・カーが、白バスの群れが、特製タチャンカが、進む、進む。
戦闘ヘリを落とし、M1戦車を撃ち、倒れた敵国の歩兵を容赦なく磨り潰す。
「おーい、待ってくれーっ!」
ガレキを盾に歩兵相手にカラシニコフをぶっ放していたネストルが合流した。
「丁度弾切れで、特攻しようかと思ってたんだ」
「リジーナは使えるか? 殿(しんがり)を頼む」
「了解!」
爆音、豪炎。
ひび割れた石畳を、砕けた玉ねぎ屋根の脇を、一団は行く...
0053ダーバン亡命政府 ◆uR8dsBxKL.
垢版 |
2021/03/21(日) 16:59:53.84ID:crNdcWCe0
機動戦士ガンダムU.C.100 ズム・シティの落日
第13話 炎上のペテロブルク

 難民を拾い集め、ジオンには迎撃し、指定避難所のサウナで停めるも、ペペは既にいなかった。
「兄ちゃん、あんたを探すってんですぐ出て行っちまったよ」
何てことだ...一体何処に?!
「心当たりはねぇのか!?」と山南。
よく散歩した公園とか、マリインスキー劇場とか、未だに残ってるレーニン像とか、あちこち巡るも手がかりがない。
ネストル「これじゃ、スルタンガリエフはもう...」
ジオンの砲火は段々と激しくなる、せめて、せめて......最後に、最初に俺たちの出会った地下バーの道を巡った。

 もはや地上階の建築物は焼き尽くされ、そこには数百年来の古都という説得力を持たない。
黒煙の向こう、ガスマスクの歩兵師団が銃剣付の機関銃や火炎放射器で、残された人々の命を根こそぎ平らげんとする。
そこへ1発、手榴弾が小さな弧を描いて投げ込まれ、先頭でいきり立っていた隊長と取り巻きは見事に爆散した。
すかさずそちらへ銃口を向ける野郎共、僕は容赦なく対MS用のバルカン砲を見舞った。
極右組織ウスタシャもびっくりのハンバーグ責め、もはやグレービーソースの大理石和えと行った方が正しいだろう。
僕はバルカン・カーの砲座から飛び降りて、手榴弾が投げられた方に突っ込んでいった。
辺りは煙に覆われ、鉄の臭いが目に染みる...
「どこ行ってんの! こっちよ!!」
ペペ!
彼女は身の丈に合わないリュックサックを背負い、RPGを構えて残存戦力が出てこないか身構えてるところだった。
「お前...お前なぁ!!」
気持ちの堰が決壊するように感情が溢れ出るも...言葉が続かない。
「あなただって!!」
どうもお互い様らしい、これまでになく睨み合う。
と、明後日の方向に着弾、土埃が立ち上る。喧嘩どころじゃない。
「...引っ越しだ」
「..はいっ!」
ペペのリュックサックを貰って砲座にタンデム、狭くてキツい...
「うへぇ(ペペ)」「出してくれ(カロル)」「おうよ!(山南)」
バルカン砲の残弾は少ない。
僕たちは当たりにくい方に山南が突撃し、殿(しんがり)のネストルがリジーナで屠っていく戦術に変えた。
それで火力不足のところだけ僕のバルカン砲が粉砕する、見事なコンビネーション。
敵を蹴散らし、白バスも何台か減らして......命からがら、僕たちは市外の平原へ飛び出した!
0054ダーバン亡命政府 ◆uR8dsBxKL.
垢版 |
2021/03/21(日) 17:02:00.42ID:crNdcWCe0
 見張り塔の遺構が焼け崩れ、水路に盛大な水柱を立てる。
僕らの後ろに道はない。ガラスと炎のカーテンが在りし街を永遠に閉ざしてしまった...
「街が遠くなるわ」
「生きてれば復興できる、きっと再会も出来る、生きていれば...」
俺たち(カロル・ペペ・山南・ネストル)は廃車確定のバルカン・カーから4輪エレカに乗り換え、ペテロブルクを去った。
後ろに続く白バスの群れ、煤や血を浴びて無傷の車両など1台もない。
無言で街を見やっていた山南は、やがて前方の地平線に目先を戻した。
「しかしカロル、よくこんな上物のエレカを調達できたな」
ネストルが尋ねてきた。
「常連のカーディーラーがくれたんだ。
 どうせジオン人は宇宙的スーパーカーを持ち込むだろうから売れないってさ」
「はたして、宇宙人の浅知恵(センス)で地上車が作れるのやら...」
この辺り一帯は凍土だ、特に夏季などコロニー用のエレカには酷だろう。
「しかしまぁ、ドップはないだろう、ドップは」
ネストルの言い草にスペースノイドのペペも同調し、満場一致で爆笑した。
私的にマゼラアタックは嫌いじゃないが、
ドップで墜落した日にはどんなに寛容な神様でも天国の門を閉ざすだろう。

ペテロブルク編 完
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