16歳紀平が鮮やかトリプルアクセル!シニアデビューへ「調子がいい」/フィギュア

フィギュアスケートの強化合宿が24日、長野県軽井沢町で公開され、今季がシニアデビューの16歳の紀平梨花(関大KFSC)は3回転半を着氷し、
平昌五輪6位の坂本花織(シスメックス)や本田真凜(JAL)らも入念に滑り込んだ。

紀平は新たにフリーに用いる「ビューティフル・ストーム」の曲をかけた練習でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)−3回転トーループ、
単発の3回転半を鮮やかに決めた。精度の高いジャンプを披露し「最近はずっと調子がいい感じできている」とうなずいた。

大技の成功にはブレードの研磨の具合が重要といい、細部にまでこだわる。「技術的なことも調子を保つ方法も結構分かってきた」
と自信がみなぎり、今季の躍進を予感させた。

ttps://www.sanspo.com/sports/news/20180724/fgr18072419350004-n1.html

宮原知子ら強化合宿 日本のトップ選手参加

フィギュアスケートの全日本シニア強化合宿が24日、長野県軽井沢町内で公開された。平昌冬季五輪女子4位の宮原知子(関大)らをはじめ、日本のトップ選手が参加。
2018〜19年シーズンのプログラムを滑ったり、06年トリノ五輪男子銅メダルのジェフリー・バトル氏(カナダ)からスケーティングや演技の指導を受けたりした。

五輪ポストシーズンとなる今季はルールが改正され、技の質が今まで以上に問われる。ジャンプに回転不足の課題がある宮原は「うまい人のジャンプは顔が残って回っている。
顔を回す(癖がある)ので変えるようにしている」と話した。

昨季の世界選手権2位の樋口新葉(東京・開智日本橋学園高)は、トリプルアクセル(3回転半)の練習に精力的に取り組んだ。「踏み切りやカーブを中心に練習している。
それがうまくはまれば跳べる」といい、今季中の投入を目指す。今季シニアデビューの紀平梨花(関大KFSC)は曲をかけての練習などで、トリプルアクセルを何度も成功させた。

ttps://mainichi.jp/articles/20180725/k00/00m/050/090000c